ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

責任回避の幹部たち(東電裁判)

2018年10月20日 | 原発震災・原発問題

原発事故をめぐり東電旧経営幹部の裁判が東京地裁で行われています。

被告人は、勝俣恒久・元会長、武藤栄・元副社長、武黒一郎元副社長。

19日の公判では、事故の3年前に部下から津波対策の「先送り」の報告を受け、了承したのではないかと正したが、先の武藤栄氏と同様に武黒一郎氏も否定した。

「武黒一郎」・・・その人の名前に聞き覚えならず読み覚えがありました!!

2年前に読んだ本『吉田昌郎と福島フィフティ』(門田隆将著 PHP研究所)の中で登場していた。

3月12日事故2日目に吉田所長に「海水を中止しろ!」と命令した首相官邸に詰めていた武黒一郎フェロー(副社長待遇職)、その人だ。彼は「官邸がグジグジ言ってんだよ」と政府のせいにもしていたが、もし仮にそうだとしても東電側の重役、ここは武黒フェロー(副社長)が必死に官邸を説得する場面だろうと思う。あなたは東大(工)出身で原発畑一筋の専門家ではないですか。吉田所長はこのトンチンカンな命令には反発、しばらく激しいやりとりがあったものの「ハイ!」とカラ返事。現場指揮官としてすべてを知る吉田所長は海水注入をそのまま続行した。もし上からの指示を丸呑みし注入を止めていたら一体どうなっていたことでしょう。吉田所長の勇気ある判断でさらなる甚大な恐ろしい被害を防ぐことができたのです。

目下の東京地裁のやり取りを亡くなった吉田昌郎さんは今、草葉の陰でどのように、ごらんになっていらっしゃることでしょうか・・。

 

当ブログ2016/12/20ご参照⇒【回顧:吉田昌郎と69人衆】

 

吉田昌郎と福島フィフティ (心のノンフィクション)
門田隆将著
PHP研究所

2011年3月15日0時頃、「こら吉田、ベント小弁早く開けろ」

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有頂天ではいられないIoT商品

2018年10月19日 | IT関連

「サイバー攻撃があなたの暮らしを破壊する」の副題、『IoTクライシス』(NHK出版 2018年7月1刷)を読みました。

何度も言われていることですが、すべてインターネットにつなげて利便性を得ることは、それなりのリスクが伴うことは忘れてはなりません。ネットに接続した瞬間から、ある意味、個人情報の無料提供が始まっているとみるべきでしょう。


子どもの見守り用に買ったウェブカメラが、ある晩ひとりでに動き出し自分自身が家庭内が見られていたという怖い話。防犯カメラが逆に犯罪を誘発することに。

パソコンのようにウイルス対策がそれなりに備わっているものとは別に、安易なネット活用のIoT機器では外部からの攻撃対策はほとんどがまだ不備。ブロードバンドのルーターなども被害が多いらしい。常にアップデートをしてパスワードも変える必要がありますが、そこまで行っているユーザーは少ないのではないでしょうか。

第4次産業革命のIoTともてはやされても有頂天になってはいられません。新種のマルチウェアとのあらたな戦いが抱き合わせとなるIoT。となると手軽なIoT商品を利用するのもちょっと慎重になってしまいますね。

本書は新刊だけに最新のマルチウェアの解説も詳しい。参考になりました。

 

デビューから11年、北欧テイストな「バニラビーンズ」が今月解散しました。
女性アイドルグループは乱立状態。大手と地下ドルの2極化。テレビ、CDから脱してアイドル界も「IoT」化の波でしょうか・・

IoTクライシス―サイバー攻撃があなたの暮らしを破壊する
NHKスペシャル取材班
NHK出版(2018年)

 

バニラビーンズ / 有頂天ガール  

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国立大学は哲学人文系をリストラするな

2018年10月16日 | 教育・文化

国立大学が文科省に提出した計画書では、その8割が人文社会系の学部、大学院を縮小再編するという。私立ならともかく国立では安易に人文系をリストラするなと言いたい。

「日本社会では、目に見える成果が期待できる『実学』が重視される傾向がある。産業界は即戦力となる人材育成を大学に求めている・・よく、哲学は役に立たないと言われる筑波大学新聞2018/7/17コラム筑波おろし欄からの一節)

哲学は「実学」である

哲学主専攻だという同コラム子は「だが大学で1年学び、哲学は社会を変え、人生を豊かにするものだと気がついた・・すぐに物質的な豊かさを与えてくれるものではない。だが哲学は人生の苦悩や社会問題に答えてくれる・・哲学は『実学』である」と。

同感です。
しかし「哲学する学生」は使用者側からは使いにくいと映るのだろう。これは今も昔も変わらない。

「哲学徒」は昔から敬遠されて

高度成長期の頃の話ですが就職面接のときに「もし哲学は好きか?と問われたらNOと言え」と先輩から助言を受けた。今のような面接Q&Aマニュアルや対策本などは身近にはありませんでしたが経験者からの伝承だった。
とりわけ「哲学」についてだけ聞かれるということの先方の狙いはお判りいただけると思う。哲学ばかりではありませんが、学問の府としては人文社会系の科目、分野の軽視はあってはならないことと思う。

筑波大学に限らず学生の保守化=無抵抗化は残念ながら否定できない。就職協定も破棄され、有利子奨学金でローンを背負う学生も少ないない。現役時代はブラック・バイトに悲鳴を上げ、卒業後は不安定な雇用形態の中でブラック企業で苦しめられる者も多い。

学生の個人主義が深まり、無抵抗化=保守化しているのも無理はないと思う。しかし厳しい状況に負けないで、学生には社会の不正義には立ち向かう気概をもちつづけていただきたい。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

Flash Mob - Don't Stop Believin' @ The Ohio State University (米)オハイオ州立大学

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沖縄創価、平和への精神回帰か

2018年10月13日 | 政治

沖縄の知事選、まだ余韻が残っています。

異例の創価学会長、沖縄入り

デニー氏39万、佐喜眞氏31万、8万票の大差でした。
私は公明党が佐喜真氏支持に回った時点で、デニー氏は勝てないかもしれないと思っていました。公明党の支持母体、創価学会の原田稔現6代会長が知事選で沖縄入りしたと聞いたときは、これまでにない力の入れように驚きました。今思うと、学会中央が沖縄現地の会員の動向を十分に掌握しきれていない危機感があっての学会長自らの異例な“前線訪問”であったとも考えられます。

それでも沖縄県の創価学会員の3割が自主性を発揮した。はからずも公明党・創価学会中央の方針に全員が同意しなかったことには目を見張ります。
「3割」とはいえ、これまで創価学会員は100%忠実な公明党の集票団体と映っていただけにこの離反は意義深く重い。

創価学会の平和への精神は、牧口常三郎初代会長が非戦を貫き獄死したことをもってしても明らかなこと。当然その精神は、軍備拡大ではなく軍備縮小の方向につながるはず。民衆(県民)の意思をどこまでも無視しての辺野古移設には組しないのが初代会長の遺志でもあろう。沖縄の創価学会員の中から原点回帰の流れが起きたのはごく自然なこと。このことは「真理は常に少数から」の当ブログのスピリットにも通じるもの。沖縄の学会員の今回の判断は良識ある少数派の胎動と見て取れました。

那覇市長選でも自主性発揮できるか

今月21日投開票の那覇市長選では、又しても公明党は自民、維新、希望と歩調を合わせている。さて那覇市の創価学会員がどのような投票行動を採ることができるのか、政教分離に基づき知事選と同じように自主性を再び発揮することができるかどうか期待して見守りたいと思います。 

 

【写真】創価学会の三色旗(平和・栄光・勝利)がデニー候補応援に(TBS報道特集)

当ブログ「創価学会婦人部の存在」2016年9月4日ご参照ください↓↓

https://blog.goo.ne.jp/ikatsu2006/e/c2b20d52ec357efc1ac8d376fd0c46ed

 

 

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原発像 サン・チャイルド君は・・

2018年10月08日 | 原発震災・原発問題

福島駅近くの文化施設に設置されていた放射線量計の付いた黄色の防護服を服を着た子ども像「サン・チャイルド」(ヤノベケンジ作)がこのほど撤去されました。

右手に持つ太陽は希望を表し、福島の人たちを励ますことになるのではと思っての設置ということでしたが、その思いとはかけ離れた異論と批判がネット上でも高まり賛否の分かれる作品を置き続けることは困難との福島市長の苦渋の決断で姿を消しました。

「(前半略)人にはそれぞれ考えがある。撤去を求めることが正しいのは私にはわからない。しかし避難指示が出た私たちには、防護服を着せられた時期があったこと、防護服や線量計がなければ自宅にさえ戻れない事実があったことは事実だ。・・見えない放射能に対処する術として防護服や線量計は必須のアイテムであったそのことは伝えたいと思う」(朝日新聞2018/9/29声欄 新妻宏明さん 福島県「防護服が必須だったことは事実」という現地にお住いの方からの証言もあります。

雑誌『NO NUKES』最新号2018年10月増刊号(鹿砦社)の表紙は、サン・チャイルド君=写真
「NO NUKES」誌は脱原発の専門誌だけに、この問題についても詳しい。
ところで賛否の矢面に立たされてしまった福島市長、木幡浩さんは責任を取って自ら減給処分とまで言っていましたが、そこまでの必要はないと思いますね。市長を気の毒に思います。設置の動機は善意ですし声欄の新妻さんの言葉のように、すべてが事実に基づいたもので像もそのモチーフによるものだったのですから。。

 

 

復興の象徴として設置 防護服の子ども像、撤去へ

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アズナブール『イザベル』とコブラ君の思い出

2018年10月06日 | 音楽

フランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナブールさんが1日に亡くなりました。94歳。
私はこの人の曲では濃厚な恋人の名前をひたすらつぶやくラブソング『イザベル』が一番強く印象に残っています。

昔、新入社員の販売研修で秋葉原の電気店にいたときのことです。隣のお店に私と同じ歳くらいの若い大柄な店員さんがおりました。聞くところによりますとアズナブール来日公演での感激がさめやらないようで、アズナブールの『イザベル』をステレオで流しますと必ずむくむくと顔を出して近づいてくるのです。

前奏のヴィオリンの音が合図のように現れステレオの周りにいる私たちの前で体をくねらせて、切なくイザベル、イザベル、イザベル、モナムーン~♪と口走って去っていくのです。その姿がなんともユーモラス。西田敏行のような雰囲気の彼は『イザベル』を流しますと100%近く姿を見せます。まるで笛に合わせてツボから出てくるコブラのようだ、と他の店員たちとみんなで笑いました。
店にもなじんだ頃、なんだかそのうちに私もこの曲が気に入り、聴いていると自然にくねくねするような感じになり体がひとりでに動き出したのを思い出します・・。
アズナブールさん... Adieu.(アデュー)さよなら

 


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

Charles Aznavour Isabelle

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ハイ!壇蜜先生、教えてください

2018年10月03日 | 教育・文化

「みなさん、健やかな毎日をお過ごしでしょうか♪ NHK高校講座保健体育の時間です。今夜はあなたの先生壇蜜(だんみつ)です。壇蜜先生と呼んでくださいね💛・・」

入浴中は時々ラジオを聞いていますが、なにげなく合わせたNHK第二から艶めかしい声が・・
えっ、壇蜜が保健体育の先生!
NHK第二としては、思い切ったイキな人選じゃないですか(拍手

きょうのテーマは「安全な社会づくり」。内容よりも先生が壇蜜さんだったことに、終始たまげて聞きました。

すでに4月から始まっていたのですね。
保健体育に壇蜜先生、いいですね、しばらく聞いてみましょう。

NHK高校講座 保健体育
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_hoken/archive/chapter023.html

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

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沖縄県知事選、安室なしで玉城勝つ

2018年10月01日 | 政治

沖縄県知事選、よくここまでの大差で玉城デニー氏が当選したと思う。

今度の沖縄の選挙は、先の新潟県知事選で「野党共闘」が敗れたこともあり、共闘のもろさを痛感する中、当初「オール沖縄」から地元経済界の一部が離脱したこともあり、これはかなり厳しい選挙戦になると感じていました。

ケータイ代4割削減の怪

佐喜真淳氏の側には人気者、小泉進次郎氏がたびたび沖縄入りしての盛況な街頭演説。前回と変わり公明党が佐喜真氏推薦を表明。菅官房長官も街頭に出て「ケータイ電話料金の4割削減」を掲げるなど、なりふり構わぬすごい状況だと思いました。小池都知事も松井府知事も佐喜真陣営の応援に加わる。

遅かった佐藤優の態度

注目していた元外交官作家でお母さんが沖縄・久米島出身の佐藤優氏は、この一戦でなかなか態度を出さず投票前々日の28日に「沖縄の選挙は植民地の選挙。沖縄人を軽く見てはいけない」(東京新聞「本音のコラム」)と遅い遅いオール沖縄へのエールらしきものを。究極の切り札?として期待した安室奈美恵さんの「玉城ラブソング」も最後まで無かった(笑)

以上のように私が感じただけでもマイナス要因が多かったなかで、よくぞ沖縄県民は翁長氏の遺志を継ぐ玉城氏を選んだと感心しています。

民意を再度固め交渉を

「辺野古NO」の意思をどのように具体化していくか。市民団体が12月にも「県民投票」の実施の方向で動いている。県民投票の結果は、民意を重視する米国にはとても有効なアピールになる。
辺野古への移転には、地盤の改良工事や設計変更には新知事の承認が必要。移設工事は進まなくなることは確か。ただ普天間の基地も動かず、これからも睨み合いがつづくことになりそう。それでも辺野古の自然を依然守れることにはなる。たった一つの普天間基地の代替地を無理に用意しなくても十分行けるはず。自信を持って米国政府と交渉すれば、必ず埒は明くと思う。

玉城デニー新知事と沖縄県民の願いをこれからも応援したい。

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

沖縄県知事選 翁長氏後継の玉城デニー氏が初当選(18/10/01)

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放射能汚染水処理とイージスアショア

2018年09月29日 | 原発震災・原発問題

ポポロ君「こんにちは、ステラさん。福島原発のタンクにたまるトリチウムなどの汚染水を、海に流すかどうかの話だけれど政府や原子力規制委員会は海洋放出が唯一の選択肢だって言ってるね」

ステラさん「久しぶり、元気そうねポポロ君。その話知っている。汚染水を海に流すか、タンクに保存するか、ね。」

「トリチウムの放射能が約1000分の1になるには123年だって。規制委の更田豊志委員長はタンク保存に否定的だけど、後藤政志さん(元東芝原発設計技術者大型タンクに保存することは十分技術的に可能、まったく技術屋からしたらおかしいなこと、とこれまでの石油備蓄・設置運用の技術的実証例をもって言われているね」

「そうなの?もう何もかもダメかと思っていた。でもお金がかかるんでしょ」

「絶望的な状況でも可能性は追求しないとね。その費用は11.5万キロリットルのタンク10基と予備タンクを加えても凍土壁の建設コスト345億円と同じくらいだよ」

「345億円!!」

「それを高いとみるかどうかは別だけどね」

「私個人から見たらすごいお金だけど、オスプレイやイージス・アショア(陸上配備型迎撃ミサイルシステム)はかなりの高額と聞いているわ」

「そう、イージス・アショアは1基1340億円、維持費はなどで4664億円。このお金を節約して、立派な大型タンクをつくれば放射能汚染という現実に時間の問題で攻撃してくる“海洋放出問題”を迎撃できるのにな」

「そうよね。家庭でもみんなやりくりしているのだから、国家もそうしてほしいわよね」
「イージス・アショアだけど、ルーマニアやポーランドに配備されている経費は米軍が負担しているんだって。ロシアのミサイルから在欧米軍を防衛するからだとの理由」

「むずかしい防衛のことはよくわからないけど、変な感じよね」

「さっき言った4664億円には常備されるミサイル48発が入っていない。それを足すと7000億円弱だって」

「なにそれ。。。」

「話を戻そう。放射能汚染処理は、海洋放出でなくタンク保管の道を選ぼう」

「賛成~!!!」

 

 
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

(「社会新報」4998、5000号参照)

 

「黙っているとトリチウムを海に流される! 」

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伊方も、東海原発も行け、イケでいいのか

2018年09月26日 | 原発震災・原発問題

相撲界では、貴乃花が相撲協会相手にこれまで改革を挑んできたが、ついに自ら土俵を割って出てしまいそうな気配。とても残念だ!

さて、「土俵」を原発に移してみましょう。今週に入って原発関連では3つのニュースが出てきました。

経産山が環境乃花を押し出す

環境省が2050年度には原発依存1割未満(7~9%)にとどめるとしたごく良識のある、むしろそれでも控え目過ぎな試算を、原発再稼働を進める経産省に反対されて公表できない状態になっていた。経産省は、原発の増設を含め2030年の原発割合を30基(20%以上)に計画している。とんでもない計画だが貴乃花同様、経産省が力で環境省を寄り切ろうとしている。

行司差しちがいの伊方判決

次は、四国の伊方原発の運転容認の広島高裁判決だ。これにも驚いた。火山噴火が起きる可能性が小さいとして、地震の危険性について言及していない。今回の北海道地震では震度7でも泊原発の電源は喪失。それでも停止中であったから難を逃れることができた。これを教訓にするなら「停止」こそが正しく、「運転」を選択していたなら今も将来も一体どのような甚大な被害が及ぶかは明白です。

3つ目は、東海第2原発の新規制基準に適合との原子力規制委員会の結論。そんなに喜ばしいことですか?被災原発で初の合格ってことが。何を考えているのでしょう、原子力規制委員会のお歴々さんたちよ。

ここの原発は耐久年数40年に達している。しかしそれを規制委が認めれば最長20年間延長ができる。対策工事を済ませ来年春以降、再稼働をすると言うのだ。老朽化した原発をここまで酷使するのはなぜなのだろうか?

“原子力村”の息のかかった政権と司法(裁判官)が続く限り、寄り切り、突き落としの連敗土俵をこれからも見せつけられることでしょう。ほんとうに困ったものです。

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

大規模噴火「根拠ない」 広島高裁、伊方3号機の再稼働認める

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群馬は石破票が上回る(自民総裁選)

2018年09月21日 | 政治

どんなにモラールハザードを起こしても責任を取らずに一国の宰相に留まりつづけることができるのが政治家稼業であることを示してきたのが「安倍一強政治」。教育上も子ども孫世代に対し、示しがつかない政治状況が続いています。

そのような中での自民党総裁選。まずは野田聖子が立候補に必要な20名が確保できないところからがっかりさせられた。おまけにその野田聖子が安倍支持に回ったのにはあきれた。旗印がめちゃくちゃだ。
小泉進次郎の態度表明の遅さも情けなかった。なんとも若者らしくない老獪な対応で青年政治家に対してのわずかな期待値もすっとんでしまった。

マスコミは総じて「石破氏善戦」と報じているものの、その基準は事前の「予想」を上回っただけのこと。そもそもその「予想」のハードルの低さがふがいない。

都道府県地方票でも37対10で安倍票が石破票を圧倒した。ただ石破票が多かった10県の中で、わが群馬が入っていたのには慰められた。

しかし群馬県内の得票内容を見ると、今回の石破7847票対安倍6802票は、前回2012年の石破6774票対安倍2224票よりその差は縮まっている。(2015年は無投票、2012年は他に石原、町村、林らが立候補)

小渕優子に注目していきたい

それでも北毛を中心に竹下派の小渕優子の地盤が強い群馬。野田聖子には期待できなくなった今、これからは小渕優子にがんばってもらいたいと思う。小渕優子は原発震災後の2014年、経産大臣に就任した時に原発問題を真摯に取り組もうとしていた=動画。私はその姿勢を忘れない。初の女性宰相が群馬から出てもいいと思っています。

失望させられるばかりの自民党総裁選でしたが、群馬県内票が安倍票を上回ったことで、ちっとんべ(少し)よかったんな~でした(笑)


(文中敬称略)

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

小渕優子経産相、就任会見 原発問題など 2014.9.3

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今も活きるコルチャック先生の教え

2018年09月19日 | 研究・書籍

30ページの短い文の本、『子どものためのコルチャック先生』を読みました。

教育者として、子どもの物語作家として知られているコルチャック先生。

本書によると、コルチャック先生はいろいろなことを考え実行していました。
どの方法も今の時代にも十分に活用できることばかり。
その一つ、「いじめの解決方法」はすばらしい。
それは「新しく入ってきた子には、かならず世話役の子どもがつくようにする。世話役の子は、新しい子を見守り生活に慣れるまで助けてあげる。これによって『いじめ』はなくなりました」。。


私も中学の転校生のときにいじめられた経験があります。もしお世話役の友だちが付いてたならどんなに心強く、いじめの防波堤になってくれていただろうかと思います。

最近、新聞の教育欄で、転校生に親切にしていた生徒が、逆にいじめの対象になって、なんと当の転校生までがいじめ側の仲間になっていたという相談案件を見ました。世話役の子は先生が指名して公表するなど、クラス全員のまえで権威付け(公認)が必要です。

それにしてもコルチャック先生。さいごの最期まで子ともたちと寄り添い、同じ教育者出身であったドイツ将校からの助命も断り、子どもたちと一緒に「死の貨車」に乗り込んで行く・・

感動的な教育者コルチャック先生の生き方にリスペクト(敬意)です。

 

 

子どものためのコルチャック先生
井上文勝 著

ポプラ社

アンジェイ・ワイダ監督作『コルチャック先生』予告編

 

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安室奈美恵916運動

2018年09月17日 | 音楽

9月16日の4ページにわたる全面広告すごかったですね。

9条やヒロシマ・ナガサキの氏名入り広告を上回るほどの4846人のアムロファンと朝日新聞の広告コラボ=写真。

安室奈美恵さま

今日、引退の日を迎えました。
寂しいけれど、私たちは幸せでした。
あなたが同じ時代に生まれてきてくれたこと。
あなたと出逢えたこと。
あなたのファンでいられたこと。
(略)
25+1年間、たくさんの思い出と、
あふれるほどの愛を本当にありがとう。

ファン一同


今回の意見広告の活動名は「安室奈美恵916運動

当ブログでもちょうど10年前「安室奈美恵研究」(2008年9月24日)などをはじめ、彼女については何回か注目し取り上げました。今度の広告を見ても女性の支持が根強いですね。同性から愛されるアムロちゃん。子どもたちにも人気がありました。この歌姫さんは芸能2世3世ではなく、ひとり実力で上り詰めたところも魅力。出身が「沖縄」というのもいい。早婚・離婚、シングルマザー、引退劇も含めてすべてがユニークなアムロスタイル・・・

時代の先を行きマイペース、魅力にあふれていましたね、安室奈美恵さん。

arigatou!

 

安室奈美恵 『Don't wanna cry』

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興亜建国パンを食べる(邑楽町平和展)

2018年09月15日 | 地域・一般

きょうのお昼は興亜建国パン雑炊(ぞうすい)。
いずれも戦時中の食料です。

興亜建国パン(こうあけんこくパン)は、日本の戦時体制下の節米運動時(1940年昭和15年~)に、米に代る食料として大日本帝国陸軍が考案したパン。「興亜パン」とも呼ばれる。

小さなビスケットのようなパンです。。
味もビスケット風。一つや二つでは足りないな。


邑楽町(群馬)の平和展では、2年前に戦時食「すいとん」をいただきました(2016年9月3日ポポロ通信舎お昼は戦時食のすいとん)参照

「今年の内容としては紛争地や貧困国に暮らす地域の写真展、スタンプラリー、戦時中の食事再現、戦争に関するアニメ映画の上映、絵本の読み聞かせ、平和への願いを込めた風船飛ばしなど、親子ずれ、特に次世代を担う子ども達に平和について考えてもらえるよう意識しています」(実行委員会発行『あゆみ』の委員長挨拶から)


実に良い企画です。今年で35回目、1982年からの催しもの。たいしたものですね。


邑楽町職員労働組合の皆さんたちのご尽力に感謝します。

 

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頑張ろう!! OLDs(オールズ)

2018年09月13日 | 政治

OLDs (Otoshiyori for Liberal Democracy リベラル民主主義のお年寄り

安保法制に反対した若者のグループSEALDs(シールズ)が姿を消して久しくなります。その頃、シールズに誘発されて結集したのが60才以上の中高年OLDs(オールズ)=Facebook。こちらは今も東京都内で活動しています。

若者でオールズのチラシを受け取る人は一日で数人、署名に至っては1万人に1人くらいだと。若者の反応は「大丈夫です」と答える。不思議な言葉です「大丈夫です」・・。

昨年の衆院選挙は比例区で自民党に投票したした人が60代で29%20代で47%。若者たちの保守化は確実のように映ります。

1960年代から70年代は「若者=革新、年寄り=保守」が一般傾向、選挙権を18歳以上に引き下げよというのは革新政党の側の要求で、自民党などの保守勢力はそれを頑固に拒んできた。しかし今では若者たちが保守化し保守票田としては、若者は「お得意様」にさえなっている。

「人は勉強して知識を得ると社会矛盾に目覚めて革新になる」という古くからの見方も通用しなくなった。今の若者たち世代は、教育期間は長くなり修士、博士も増え高学歴化がかなり進んでいる。

しかしこの図式も長く続くとも思えません。いずれ今の若者たちが年を取り、その次の世代から厳しく批判されることになるかもしれない。

オールズ、がんばりましょう!

若者たちが保守化しようがしまいが、まっとうな政治を追求する姿は、年寄りグループとして次世代、次々世代に範を示していくことは意味のあることだと思います。
卒業したシールズの分までがんばりましょう。オールズには「卒業」はありませんからね。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔。 朝日新聞2018/9/6「平成とは」参照

2015/08/ OLDs(オールズ)が安保法制に反対

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