ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

晴れ晴れしない大晦日

2017年12月31日 | Weblog

やりたいことはたくさんあるのですが思うようにはかどらないままで・・。
とうとう大晦日になってしまった。すべてそれに気付き着手するのが遅いのです。

もっとも、急いで年内にしなければならないことなどは、そうありはしません。
たかが「年」が改まるだけの話ではありませんか。

2017(平成29)年大晦日。
危ういながらも平穏であったことを感謝して、新しいカレンダーを掲げます。

 

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

Neil Sedaka 【Calendar Girl】

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「老年を愉しめる」ことの意味

2017年12月26日 | 研究・書籍

ドイツの哲学者ヴィルヘルム・シュミット(Wilhelm Schmid)の新刊の老年論を読みました。
『老年を愉(たの)しむ10の発見』(三笠書房)

ドイツ流「穏やかに生き抜く」哲学。
「アート・オブ・エイジング(年をとる術)を身に付けることが大切。老化を拒否することなくまるごとすべて受け入れる・・。

9つ目の「そのとき」を迎える心構え、に注目しました。
価値あるものとは限りあるもの。「自殺」という選択肢もある。それは安楽死という形をとることで・・。

「死について語っても結論はない」とは、巻末解説の養老孟司氏の評。

文中で著者がドイツ・ミュンスター出身のバンド「アルファヴィル」の1984年リリースの『フォーエバー・ヤング』を紹介しています。いつまでも昔のままの自分。その人生が終わりに近づいている事実に個人が徐々に慣れていく・・なんとも哲学的ですね。
『フォーエバー・ヤング』のYouTubeの視聴回数は、2億8百万回。驚くべき数字です。アルファヴィルには、他にも『Big in Japan』というヒット曲があります。日本をテーマにした曲だった割には、なぜか日本国内ではそれほど話題にはならなかったように思います。

「仲の悪い人」「病気」「苦痛」「影」、これらのイヤな存在が刺激になって人生を形作る面は皮肉にも認められますね。
死を語っても結論はない・・究極の結論自体が判りかねるということでしょうか・・。9章以外はゆったりした自然体のトーンの著でした。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

老年を愉しむ10の発見: ドイツ流「穏やかに生き抜く」哲学 (単行本)
ヴィルヘルム・シュミット(ドイツ人哲学者)
三笠書房

 

アルファヴィル(Alphaville)  【Forever Young】

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年末、PCの迷惑メールも大掃除だ

2017年12月25日 | IT関連

毎日、毎日ゴミメール、スパムメール、迷惑メールがよくもまあ飽きもせず送りつけられて来るものです。
近頃では大手の実在する通販会社、銀行、運送会社、通信会社を装ったものが多くなり、内容も巧妙でうっかり引っ掛かってしまいそうなこともありました。

試しに誘導されるURLに行ってみると、そこはきれいなホームページで一瞬信用しそうになります。これを偽物と見抜ける人は少ないのではと心配になってしまいます。外国からの汚染ファイル付きのinvoiceメールも絶えません。これなどもうっかり添付ファイルを開いてしまったら毒を浴びてしまいます。ほんとうに気を付けないと。

 今年のヒヤリハットは通販でUSB型のレコーダーを購入したときのことです。商品は中華製。録音後、USBポートに差し込むとパソコンのセキュリティソフトが異常反応。なんと「トロイの木馬」(感染型マルチウェア)を検知して隔離してくれました。メールばかりでなく商品も油断がなりません。ちなみに、捕獲してくれたお利口さんのセキュリティソフトはソースネクストのZERO(Windows10用)でした。

ワルい奴が大手を振って歩いてる世の中です、右も左も、上も下も。

さあ年末です。せめて自分の周辺、パソコンの中だけでも大クリーニングです。年末大掃除は Sad Sam Blues Jam の『Going to happen anyway』を聞きながら~
とにかく、何が起こるかわかりません。シートベルトはしっかり締めて・・♪
4分過ぎのリズムギターのクリスタ嬢のソロセッションがなんともグルービングです。

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

PCのウイルスを根こそぎ削除する方法――コンピュータウイルス(マルウェア)は、あなたのお金と情報を狙っている! (Software Design plus)
本城信輔 著
技術評論社

 

Sad Sam Blues Jam『Going to happen anyway』

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真っ当な審判示した広島高裁

2017年12月16日 | 原発震災・原発問題

伊方原発3号機の運転差し止めを決定した広島高裁(野々上友之裁判長)の勇気ある判決に敬意を表します。高裁レベルでは初めてのことだといいますね。

これまで地裁段階で「原発」に対してNOが出ても高裁で抑えられてきました。地裁では、原発に厳しい判決を下した裁判長たちはその後、左遷、異動などで冷遇されていると聞きます。

災害リスクを甘く見るな

愛媛県伊方町にあるこの原発の130キロ先には阿蘇山がある。可能性は低いからと噴火リスクを軽視すれば、子々孫々の代で大きな被害に見舞われることが十分考えられます。おそらく広島高裁の判決は不服として四国電力は最高裁まで持ち込むこどでしょう。そしてそこで示される決定の行方は大方想像ができます。

福島の原発震災後、個々に線量計で外部線量を測って議論しているところまでは、それなりに私も集中力がありました。しかし空間線量の数値が落ち着き、次は内部被曝の測定へというところで「放射線」に向かって行く気力が失せました。

内部被曝の測定は無理

食品の被曝量を検出することのむずかしさもありますが、仮に自宅で測定して汚染度が高いとに判ったからといって、その食べ物を棄てられますか。それは経済的にも、もったいない精神からもできません。また、外食での口に入れるすべての食品をどうやって個々に測定することができましょう。もう私達は放射能を受け入れる他に手立てはないところまで来ているのです。とても悲しいことですが・・

ニンゲンは欲の深い愚かな生き物です。「種としての人類が生き延びることに価値があるのかどうかは、私には分かりません」(小出裕章『原発のウソ』)

それでも絶望しないポポロ(人びと)がいます。あらたな知恵を出し合って流れを正していく道を進んでいるポポロたち。今回でいえば住民原告団のような。それらを忘れないで踏ん張ることだ、と自分に強く言い聞かせています。

 

 

原発と戦争を推し進める愚かな国、日本
小出裕章(元京都大助教)
毎日新聞出版

 

3.11福島原発震災より数年前の講義 原発なしでも電力足りてる 小出裕章

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学生の保守化傾向つづく

2017年12月14日 | 政治

10月の衆院選では、若い世代の保守的な投票行動が表れていましたが、それを裏付けれような内容が「筑波大学新聞」(11月6日号)の調査結果でも感じられました=写真

筑波大学新聞によりますと、同大生150人を対象に出口調査を行った。小選挙区茨城6区では、自民、希望、共産の3人が立候補。自民候補への学生の投票率は同区全体45.9%を上回る69.3%。、希望には学生18.0%(同区43.3%)、共産が学生10.7%(同区10.8%)。比例北関東ブロックでも自民党に投票した学生が60%(同区全体33.2%)。世間の大人達の自民党支持平均よりも学生の自民への投票がかなり多いということになります。
支持政党では自民党と答えた学生が50.7%(76人)、支持政党無し28%(42人)、立憲民主8%(12人)という結果。

「若者=保守」と見抜いた政権与党

筑波大生の一部分での調査ではありますが、この数字の傾向は今の大学生の全体にも及んでいるのではないかと私は推測してしまいます。
長い間、革新野党側から強く出ていた「18歳からの投票」要求に、決して応じてこなかった歴代の保守政権が、ここにきてよくぞ受け入れたとものだと感心していましたが選挙結果を見る限り、年齢を引き下げても一向に影響はない、むしろ与党に得策と読んだ政権側のリサーチ能力の高さに恐れ入るばかりです。

現代学生の気質はどこから

同紙の左面には「貸与型奨学金の返済に不安な学生が割超、有利子=学生ローンの声も」の記事が・・。学生を取り巻く環境が厳しいことが見て取れます。この問題にしても、それを政権批判に向けたり求めないというのが当世学生気質なのでしょう。大人しくなった若者たちをどう捕らえたらよいのやら。これも親世代のデタラメさを反面教師と見ての慎重な、いわば萎縮しているともとれる行動・思考傾向なのでしょうか・・。

 

デュークエイセス、解散ですね。懐かしい『筑波山麓合唱団』 

筑波山麓合唱団  デュークエイセス

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Windows10を最新バージョンに

2017年12月11日 | IT関連

10月17日から配布されている大型バージョンアップ「Windows10 Fall Creators Update」。配信を待っていてもいつ通知が来るかわからないので、こちらからアップデートファイルを入手してインストールをしてみました。

要した時間は90分くらい。処理進行70%あたりから次第に遅くなりましたが気を長くして待ちました。

これまで使用していたバージョンが「1703」、今回のアップで「1709」になりました。
当初「Fall Creators」のFallを「秋」の意味とは思わず、「落ちたクリエーター」と誤訳しギャグかと思っていました。10月スタートなので季節の「秋」でしたね(笑)

「Fall Creators Update」の特徴の1つは複合現実(MR)の体験できる機能“Windows Mixed Reality”だとか。。説明だけ読んでみても何だかよくわかりません・・
その他、スマホとの連携、クラウドのOneDriveはパソコン保存をする必要がない、など特徴は満載というふれ込みですが、「猫に小判」でしょう私には。

気に入ったのはブラウザのエッジ(Edge)で音声読み上げができることです。これは便利! ただ単語を入力しての学習機能まではない。たとえば「広辞苑」を正確に発音できません。ただ標準機能に音声読み上げをできるようにしたのは進歩です。
PDFの編集もできるとか。。

アップデートに関しては『日経PC 21』の1月号を参考にしました。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

日経PC21 2018年 01 月号
 Windows10最新アップデート
日経BP社

 

はしだのりひこさん。。合掌

イムジン河/はしだのりひこ&坂崎幸之助

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広辞苑 新村出 エスペラント

2017年12月07日 | エスペラント

『広辞苑はなぜ生まれたか/新村出の生きた軌跡』新村恭著 世界思想社 を読みました。著者は新村出(1876-1967)の末孫。

わが家には広辞苑は第二版があります=写真。昭和48年発行、定価3600円。常用のカシオ電子辞書の方には第六版が収められていることもあり、分厚い第二版は今では本棚の置物のような状態で眠っています。

年明け1月12日に広辞苑第七版が1万項目を加えて発売予定。発行は不定期だけに久々の新版です。定価は8500円。電子辞書の普及が進み、広辞苑の利用もその中でなされ、実際に紙の辞書を買う人は少ないのではと思われますが・・。

広辞苑の編者、新村出にはいろいろなエピソードがありました。。

新村出の義母、八重さんは栃木町(現栃木市)の出身で日本で登録女医1号の荻野吟子とは医師を目指した者同士で親友だったといいます。

新村出=写真は1908年ごろ文部省から万国エスペラント大会があるから日本代表として出席するよう命令を受け参加している。会場にはエスペラント語創始者のザメンホフの姿もあったという。本書では「エスペラントの可能性については懐疑的であったが(新村出は)見学、勉強のため参加する心持ちだった」と記述。どうして「懐疑的」だったのかの詳細な説明はなく後世の著者の主観のようにも受け取れます。いずれにしても“国家命令“でエスペラント大会に行ったということは確かなわけで、今ではとても考えられないことですね。当時の政府は、なかなか国際感覚が豊かだったということでしょうか。エスペラントの精神を理解する当広場としては、意外な“発見”であり嬉しいお話でした。

 

 

広辞苑はなぜ生まれたか―新村出の生きた軌跡
新村恭(新村出の孫)著
世界思想社

 

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性暴力救済制度を訴える詩織さん

2017年12月03日 | 研究・書籍

 

Black Box
  伊藤詩織 著
文藝春秋
信頼していた人からの、思いもよらない行為。
しかし、その事実を証明するにはー密室、社会の受け入れ態勢、差し止めされた逮捕状。あらゆるところに“ブラックボックス”があった・・
 
自らの性暴力被害を包み隠さず語った『Black Box ブラックボックス』(文芸春秋)。
著者は伊藤詩織さん、ジャーナリスト=写真

私が最初に驚いたのは、加害男性が、当時TBSワシントン支局長だったこと。ポポロの広場では2016年9月10日新刊書『総理』の著者として紹介しました。
ここでは、例えば安倍首相がシリア空爆をめぐっては、さすがに「この状態では支持できぬ、とアメリカの求めになかなか首を縦に振らなかった。そこは独立国の矜持を守った首相の意地ではないか」との一節があります。現総理の擁護にはなっている解説ですが、それなりの見識と評価してきました。さらに彼は韓国軍のベトナム人慰安所の過去を週刊誌にスクープした記者としても存在感を示していた。
なんとその人物が・・
残念です。

さらに問題なったのは、準強姦罪で令状が出たにもかかわらず、寸でのところで警視庁トップ、刑事部長の指示で逮捕が中止になってしまった。さらにこれを追って行くと内閣関係者にも結び付く。まさに「もりかけ疑惑」にも似た政権上層部発令・関与が感じ取れます。

伊藤詩織さんの勇気には敬意を表します。日本の性暴力に対しての救済するシステムの整備(直後の精液の採取、DNA検査、避妊、ケア等々)はかなり遅れています。被害者への聴取もセカンドレイプ並みの無神経さで、それを体験した詩織さんでなければ語れないことが本書に収められています。

きょうの曲はレディ・ガガの『Swine』(卑劣なブタ野郎の意味)。ガガも19歳の時にレイプされ7年間だれにも打ち明け有れなかった。その時の曲がこれ、ちょっとアブノーマルな感じですが・・。

 

Lady Gaga 『 Swine 』

 

 

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初めてみた東大の雑誌広告

2017年12月02日 | スポーツ・健康

全国紙に大きな国立大学法人の広告が次々に掲載され驚いたのが今年7月12日の当広場。

今度は雑誌に東京大学の宣伝広告。受験生向けのカタログ雑誌とはいえ裏表紙全面を使っています。東大の雑誌広告は初めて見ました。赤門の写真に「知のプロフェショナルへ」のコピー・・。
どうも国公立大学の広告活動には違和感があります。国立大が法人化して13年・・

半世紀も前の話ですが、私が受験生だった頃は、国立大学では専門の入学案内を用意しているところは少なく受験願書を取り寄せると紙質も良くない、わら半紙に印刷された文字だらけの入試要綱と願書が送られてくるだけでした。すでに私立大学の方は当時もカラー写真の入った学校案内が有償で作られていました。

今では国公立とも豪華な願書付き学校案内が安価で備えられているところがほとんどになっています。法人化以降、国立大学の「商業化」が顕著になったともでもいえるのでしょうか。

話は逸れますが今年の東大運動会(「運動会」は他大学の体育会に当たる呼称)は頑張りましたね。野球部は94連敗を脱して15年ぶりにリーグ戦で勝ち点を挙げる。150キロを出す左腕の宮台康平投手は日本ハムにドラフト7位で入団が決まっています。

陸上競技では箱根出場こそ果たせなかったもの予選では3年生の近藤秀一選手が力走して全体では20位に。祖父がボート部の選手だったこともあり東大運動会の活躍にはいつも注目しています。


【東大野球部・宮台康平投手】ノムさん絶賛

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