ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「熊谷改善部屋」

2016年04月30日 | 経済

ありがとう!「東洋経済」

アインシュタインの舌がすっかり伸びています。ローリングストーンズのように。
「週刊東洋経済」の最新号で、三洋電機から白物家電買収をしたハイアール(アクア)の記事が載っています。毎号、同誌の着眼点と切込みには好感を覚えます。 

当初、群馬県大泉町周辺に多く住む三洋社員の居住環境を考慮して、ハイアールはあえて大泉から近い熊谷市に拠点を設けたと聞いていました。この姿勢の会社ならきっと技術者・社員を大切にするだろうと期待していました。

三洋からアクアに移った社員たちの厳しい現実・

「竹内達也さん(仮名、52)も旧三洋社員。「昨年春にR&Dから総務部への異動を命じられた。その後に総務をアウトソースすることを告げられた」という。
年明けには退職勧奨を受け、その後に「改善部署」へ異動となった。不思議なネーミングの部署は「京都改善部署」「熊谷改善部署」と拠点ごとに設けられており、退職勧奨を受けた人の異動先となっていた。4月末にも10人が辞める予定という。ハイアール日本法人に問い合わせると「定年退職や自己都合で辞める人はいるが、リストラの事実はない」と否定している。」(東洋経済 オンライン


高崎線の車窓から見える清楚なアクアの研究開発棟=写真。その中にむごい「改善部屋」などというものがあるのだろうか・・

何をもって「改善」なのだろう。これまでも各社リストラ部屋には「スキルアップ・・室」「キャリア開発・・」などと実態を隠すようにカタカナでしゃれた表現をしてきた。

「三洋」→「アクア」→現在求職中

年齢的には50歳代?・・

「生き残る技術者、消える技術者」と誌面の見出しも刺激的だ。
こうしたことは、果たしてハイアール・アクアに限ったことだろうか。
昔も今も企業の論理、宿命のようにも感じられる・・・

虚無的な気持ちになりますが旧三洋・アクア社員のみなさん、頑張ってくだい !!

 

週刊東洋経済 2016年4/30-5/7合併号 [雑誌]
「理系社員サバイバル白書」
東洋経済新報社

 

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続震中だけでも川内原発は停止を

2016年04月21日 | 原発震災・原発問題
 
熊本・大分地方では今も、余震=続震、続々震が起きています。

原発に賛成している人であっても震災中に原発を止めることには異論が少ないのではないでしょうか。それが正常な感覚に思います。近所で災害が発生していたら一時的にでも自宅のガスコンロを止めるのと同じ事のように思えるのですが・・。
 
被災者の精神的不安材料を減らせ!

ひとたび事故になったら休止中の原発より圧倒的に被害が大きくなるのは稼働中のものです。すでに福島の事故で苦い教訓を得ているのにもかかわらず。川内原発を停止することで被災地の方々の不安材料の一つを確実に取り除くことになります。原発停止は精神面でもプラスに働きます。
 
それが仮に過剰反応であったとしても、地震発生中の期間だけでも原発を止めるというのは常識の範囲ではないでしょうか。
 
「停止必要なし」などと丸川珠代環境担当大臣が言っていても、ここは総理大臣の政治判断で無条件で即時停止する、というのが正常なセオリーだと思います。それができない、しない、というこの国の政権は一体何を考えているのかわかりません。
 
 
 
【動画】ブルースギタリスト静沢真紀さんの調べ。一刻も早く地震よ、鎮まれ 
 
 

静沢真紀 SLOW BLUES feat.前島文子, 堤実紀子

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余震と言うより続震 がんばれ!九州

2016年04月19日 | 原発震災・原発問題
熊本・大分地方の地震で被災されている皆さま 頑張ってください!!
 
まさかの本震襲来
 
ラジオからは何度も「緊急地震速報」が流れます。
余震かと思っていたら、前震を上回る本震が起きたのが今回の地震の特徴です。「余震」という言葉はもう当てはまらなくなりまいた。余震というより「続震」。まだまだ揺れています。
 
群馬からも榛東村の陸上自衛隊1500人が大分へ。前橋赤十字病院の医療チームも派遣されました。
 
地下に巨人が生きている国
 
たまたま熊本の現地に滞在して地震に遭い、群馬に帰宅した人の話では「横揺れの後に縦にも揺れ洗濯機の中にいるようだった」「死を予想した」「地下に生き物がいるようで足の裏が気持ち悪い感覚だ」(毎日新聞群馬版4/17)
 
「フランスの文人で駐日大使をつとめたポール・クローデル=写真=は、 日本人は絶えず身震いする巨人の上 暮らしているようなものだ。そのために日本人は自らの身も家も家財もできるだけ小さく、軽くし、災害時は途方もない自制心や忍耐力を見せるという」(毎日新聞4/17余録)。日本を知りこよなく愛した故ポール大使の言い当てたメッセージです。
 
 
5年前の東日本大震災でも余震がしばらくつづき「地震酔い」の症状になった人もいました。しかし今進行中の熊本・大分地震ではすでに余震(続震)が1000回を超えている。
地下の巨人相手に私たちは、これからどのように生きていったらよいのでしょうか。
 
今、地震国日本のポポロとしては戦場参加準備法の整備や原発再稼働を急ぐのではなく、地球規模での災害対策、震災復興こそを第一義に考え行動しなければならないのではないかと痛感します。
 

恋のアランフェス ポール・モーリア Concierto de Aranjuez Paul Mauriat

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年金生活者の必須英4字「GPIF」

2016年04月13日 | 経済

公的年金の市場投資で2015年度の損失が5.1兆円にも上る・・

年金運用に関しては「GPIF」の4文字が必ず出てきます。この意味を年金生活者はしっかり知っておかなければなりません。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)、LGBT(性的少数者)、MVNO(仮想移動体通信事業者)・・などなど覚えなければならない4英字が次から次へと多いですがGPIFは必須知識です。見過ごしていると私たち国民の年金がいずれ紙くずにさえなりかねません。

GPIFの実体は投資家!!

GPIFは「年金積立金管理運用独立行政法人」のこと。舌をかみそうなほど長い和訳ですね。英語のほうがむしろすっきりします。Government Pension Investment Fund 直訳すれば「政府年金投資ファンド」。つまり国民から預かっている140兆円の年金を投資の資金に運用している準役所なのです。この役所のような組織の実態は「投資家」そのものなのです。それも140兆円も自由になる世界最大の機関投資家なんですね。

GPIFは安倍政権の成長戦略の目玉です。本来出資者である国民に市場投資の了解を求めよりも海外の投資家へのアピールに熱心だ。年金オーナーの国民不在のまま年金資金を、海外投資家に向け日本株の買い宣伝材料にしています。

もともとは年金は、自分が積み立てたものを将来受け取る「積立て方式」だったものが今では、勤労世代が高齢世代を支える「賦課方式」に変更してしまった。老人と若者たちの対立関係さえ導きかねないシステム改悪です。

リスク水準、投資構成(ポートフォリオ)は本来、国民が決めるべきでしょう。GPIFという組織自体が国民のものになっているといえるのかどうかとても疑わしい。

ハイリスクな株投資に年金は向かない

安倍政権は年金積立金のポートフォリオの中で安定した日本国債を60%から35%に減らし、株式投資部分を24%から50%に引き上げた。年金資金の半分が不安定でリスクのある株式市場の投入されているということになります。個人の家庭に置き換えて考えてみましょう。老後の不安にと蓄えた虎の子(大金)の半分をも株に投資をするでしょうか?そんなギャンブル爺さんは家族から顰蹙(ひんしゅく)を買うことでしょう。

年金は堅実な運用で願いたいもの。ギャンブル性の高い株式投資でなく、国債のような変動の激しくないもので着実に運用するべきと思います。“ギャンブラー、GPIF爺”にはとても任せられない。危うい。危険ですね。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

GPIF 世界最大の機関投資家
小幡 績
東洋経済新報社

大竹まこと&辺見えみり:GPIFの株式運用による年金積立金の損失が確定

 

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新電力に切り替え 彼女の反応は

2016年04月08日 | 経済

今月から電力小売り自由化が始まりました。

新電力に名乗りをあげた会社は260社以上。3/23現在切り替えた家庭の契約は33万4千件、当方もその1件。家庭総契約数8500万件のわずか0.4%の普及率 。

当家にもスマートメーターが取り付けられました=写真。スマートという割にはゴツイ感じですね。

eneosでんき(JXエネルギー)を選んだのは、同社が気になる電源構成を公表していることによります。ほぼ自主電源(ガス火力、石油火力、自然エネルギー、バイオマス=エコノミスト3月1日号を参照)

どうです、これで私も男前でしょうか、吉田羊さん

週刊エコノミスト 2016年03月01日号 [雑誌]
 
毎日新聞出版

 

ENEOSでんき 彼女の反応 (30秒) 吉田羊 【ENEOS CM】

 

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咲くか散るか「さくらの木」構想

2016年04月06日 | 政治

7月には衆参同日のダブル選挙が予想されています。
小選挙区制の下で、このまま野党がバラバラに闘っていたなら改憲勢力が3分の2議席を占める可能性が十分にあります。

立憲主義堅持で共闘

野党は「立憲主義を堅持して安保法制撤回」を1点にまとまる必要があります。
かつて1995年のイタリアでは12派の政党がゆるやかな連合体を組んで強力な右派に勝利したことがあります。それは「オリーブの木」構想と呼ばれる方式でした。今ある政党はそのままにして、「オリーブの木」党にいわば2重党籍の形で弱小野党が結集するわけです。

日本版「オリーブ」は「さくら」に

イタリアの「オリーブの木」をモデルに、ここ日本でも「さくらの木」構想が今、持ちあがっています。「無所属の亀井静香衆院議員や民進党の篠原孝衆院議員らが呼びかけ人となり8日にも国会内で設立総会を開く。民進、社民、生活などの野党議員や、市民メンバーらが個人として参加する」(毎日新聞4/5)。代表には立憲主義の立場から安保関連法案で反対を唱えている小林節氏(慶大名誉教授)を迎えるようです。

野党の大同団結で「さくらの木」構想がめでたく成立するでしょうか。今後の動向に注目したいと思います。


【写真】抱擁する二人の見つめる桜の行く手は・・(大泉町内の公園で)

 【動画】野党連合「さくらの木」も軽快なオープニングテーマに乗れるでしょうか♪

BACABACCA / High Blood Pressure - Theme of BACA-BACCA

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