ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

放射廃棄物、怒りを超えて苦笑

2019年10月31日 | 原発震災・原発問題
台風19号の大雨で放射能廃棄物が入った袋(フレコンバッグ)が福島内の仮置き場から54袋がどこかに流出してしまった。過去にも2015年、飯館村で豪雨により448袋が流れ消えていたという。(東京新聞10月22日参照)
前例があるのに防ぎきれなかった。行方不明の廃棄物はどこにいってしまったのだろう。「無主物」だから東電には責任はない?溶けて流れりゃ~わしゃ知らん♪


フレコンバックもさることながら、山の表土の方がはるかに大きな問題だ、と専門家は指摘しているとも。
山も河もどうしょもない状態ですね。麗しき山河を原発は見事に汚してしまいました。しかしそれに対しての怒りの声は小さくなるばかりで今や聞きとれない。

外部被曝の線量は事故当初よりは下がっています。わが家のガイガーカウンターの数値も落ち着いています。0.05μSV付近。しかし内部線量は測っていません。仮にその結果を見てもどうすることもできないからです。


フレコンバッグの流出も同じように手の打ちようがない状態なのでしょう。誰が環境大臣になろうが解決などできようはずもない。

怒りを超えて苦笑いの日々です。






【写真】破損の多いフレコンバッグ。
汚染土置き場の台風19号来襲の前(2月)と今月(10月)比 (TBS報道特集から)




井上陽水 夢の中へ

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『風に向かって立つ』  彫像(13)

2019年10月28日 | 彫像
ぐんまこどもの国(群馬県太田市)の公園で。

『風に向かって立つ』吉田光正(群馬県高崎市出身)の作品

群馬県民の日(10月28日)
大人とこどもたちの姿で賑わう「ぐんまこどもの国」


母と子たちの像が目にとまりました。

ほんわかした感じに癒されます。

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消費増税の世論調査 産経 vs 朝日

2019年10月22日 | 経済
消費増税への世論調査結果がまるで競うかのように今日の新聞2紙に載っていました。
朝日と産経。

10月に消費税率を10%に引き上げたことに
「納得している」54%
「納得していない」40%
 (朝日 全国世論調査・電話)

消費増税10%引き上げについて
「評価しない」52.8%
「評価する」39.9%  
(産経 FNN合同世論調査)


産経の結果が国民・消費者の気持ちを反映しているように思う。
朝日の設問に異議ありです。
正確な国民の賛否の意思を測るなら「納得」でなく「評価」で問うべきでしょう。
「納得しているか」では、人の好い大人しい国民のあきらめ、渋々の感情が含まれてしまうのでは?今回の消費増税に対しては、商品としての新聞が軽減税率の適用を受けたせいか各紙とも論調が甘い、腰が引けている。朝日の世論調査にも残念ながらそれを感じました。



参考:TBSラジオ森本毅郎スタンバイ10/20放送
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
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災害時、むずかしい「避難」判断

2019年10月17日 | Weblog
台風19号、千曲川・阿武隈川流域雨量は100年に1度と想定される(防災科学技術研・分析)。
避難4200人長期化の恐れ・・きびしい報道がつづいています。

ガールズトークならずジジイズトークなどから得た情報です。

わが町も警戒レベル4(避難指示)=写真・参照=が発せられたことで、実際に避難指定場所に行かれた人もいた。私も今回ばかりは緊急情報に驚き一時、真剣に避難を考えた。しかし豪風雨の中、無理して集合場所に行くことがベターなのか迷った。自宅を離れるよりぎりぎりまで自宅に居て防災策を練ることが必要なのではないか・・などなど。時間は迫る、一刻も早く決めないと・・。

昨日の朝日新聞「声」欄に「避難時期に悩んだ」という群馬の62歳の読者の投稿がありました。「悩んだのは避難するタイミングだ」とし「23キロ離れた親戚の家に向かうことを決断した」「私の避難のタイミングは正しかったのだろうか。翌日、避難所の中学校はすぐにいっぱいになったと聞いた」とあります。

私とは状況こそ違いますが悩みは同じ。早めに、より安全な遠方に移動するという策を採る、それはそれでもっともだと思います。

事後からは何とでも言えますが、その時に置かれた状況・条件下でどの方法を選択するのかは非常にむずかしい。結果として、いくつかの正解が明らかになったとしても、その時点では悩むことしきりでしょう、どれを選んでも何とも言えません。

町内に停電した地域もあったと知りました。面積の狭い町ではありますが、それでも地域個々にかなりの相違がありました。ネットが発達しこれだけ情報が密になったようでいても一律にすべてを満たす方針・対応策を求めることは酷であることも知りました。

安全神話は信じない。自分で情報を集め、考え、決断する、それしかないようです。

佐野市秋山川、栃木工業高校
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台風にどう対処するか

2019年10月14日 | Weblog
台風19号で被災された方々、お見舞い申し上げます。

気象庁は台風上陸3日前から、50年に一度の雨量が予想される「大雨特別警報」を発令し「記録的な台風で生命を守るように」と激しい予告を発していた。気象庁は十分役割を果たしていたと思います。

受け手の私たち、少なくとも私は、ちょっと油断をしていました。
しかし、12日の夕刻あたりから風雨は激しくなり、町内の有線放送の注意喚起やケータイ、スマホには緊急警報が頻繁に入る。一時はすっかり私も避難仕度に入りました。
ただ冷静に考え直し「避難」した方が果たして良いのだろうか。さてそのタイミングはいつか、指定された場所に集まるべきか・・・いろいろ考えると頭の中が矛盾でいっぱいになりました。

「あわててるんじゃねーよ!!」とチコちゃんの声が聞こえて来そうでした(笑)

幸い当家は被害はありませんでしたが311原発震災以来のドキッ&ハットを感じました。311の時は停電と放射能被曝が加わっていましたので混乱振りでは今回以上ではありましたが。

結局、安全神話は信じない。自分の身は自分で守る、しかないようですね。


【写真】栃木県佐野市を流れる秋山川の橋が流失(大木豊さん撮影)
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真理を追う研究者たち

2019年10月10日 | 研究・書籍
ノーベル化学賞に吉野彰氏、リチウムイオン電池の開発で。71歳。すばらしい!!

化学に興味をもったのは小学生の時から。新任の女の先生が薦めてくれた一冊の本、マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』だったという。以来化学一筋・・・。


結局、人の仕事は若い時に与えられたものを一生かけて解くということなのかとこの頃ふと思う。歴史のような人文系の研究が自然科学と違うところは年をとるほど人生経験を経て人間理解が深まり、若い頃には見えていなかったものが少し見えてくることだが、本書もそうしてできたものと思と述べているのは筒井清忠氏。著書『陸軍士官学校事件』(中公選書 2016年)の「あとがき」から。

「陸士事件なくしてニ・二六事件なし」といわれながら明らかにされなかった謎の重大事件。その真相とは一体なんだったのか?
ノーベル賞の吉野氏と同じ歳の歴史研究家、筒井清忠氏が事件の謎を解く。
歴史のような人文科学系も、化学のような自然科学も真相・真理を究明しつづけようとする学者の姿勢には共通のものがありますね。

ちょうど読み終えた難解な内容の『陸軍士官学校事件』。折しもノーベル賞受賞のニュース。またまた「あなた、そこに反応?」と言われてしまいそうですが・・


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔


 

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患者・同志を支え抜くこと

2019年10月08日 | 医療・福祉
同じ(がんの)患者経験をしていても価値観は同じでない。いかに人は、一人ひとり異なる存在かということを改めて実感するとともに支え抜こうと決意を固めてきました。」

組織の創始者がピンチに陥った時、その後継者が個人的な価値観?考えの違いはあっても同じ志をもつ組織者としては、あくまで支え抜くという積極的な心持ちはりっぱだと思いました。

『賢い患者』(山口育子著 岩波新書 2018年)を読んでの感想です。
そこに反応?と言われてしまうかもしれませんが(笑)
もちろん本はタイトルが示すように患者の視点から医療の現状を改革したいとする市民組織の運動の軌跡。賢い患者に必要な定義などが書かれた良書です。

20代からがん患者として闘病をつづけてきた著者が所属するNPO法人ささえあい医療人権センター(COML=コムル)の創始者、辻本好子氏自身が、がん患者となり精神的に動揺したのかそれまでには見せなかったマイナスの部分を側にいた著者は知ることとなる。しかし離れずに「支え抜こう」と決意を固める。。

継続し発展する組織は、会社にしろ団体にしろ後継者で決まる。COMLは辻本氏のあと山口育子氏を得たことで今も私たち患者の視点をもって活動してくれている。組織は人なり、後継者なり。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 
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国籍主義でないラグビー

2019年10月06日 | スポーツ・健康

ラグビーのワールドカップ、日本3連勝。良いニュースがつづきます。新聞紙上でもラグビー関連の話題が大きく報じられ、対照的な悪のニュース、関電の原発ブラックマネー事件が霞んでしまっているかのようです。

ラグビーのパナソニック(旧三洋電機)ワイルドナイツの4人の選手が群馬県大泉町内の幼稚園運動会に参加したというニュースもほほえましいですね。

ところで日本のメンバーには日本人ではないと思われる選手もずいぶん目立ちますが、ラグビーは国籍にはこだわらないスポーツのようです。(1)出生した国(日本)であればOK。(2)親又は祖父母の誰かがその国の出身ならばそれでOK。(3)3年連続して居住しているか又は通算10年の居住歴があればOK。

どうやら国籍主義ではなく、ゆるやかな認定基準のようですね。こんなダイバー(多様)なところにも好感が持てます。

高校では最古の太田高ラグビー部

さて、日本でラグビー部が初めて誕生したのは慶応大学(1899年)。 その後、1907年(明治40年)旧制中学でのラグビー部は群馬の太田中学校(現 県立太田高校)が最初です。私が在学中もすでにラグビーは体育の科目に入っていてブルーの横縞のジャージを全員購入し着用したのを覚えています。体育の授業ではもっぱらパスとキックが中心でしたね。

ラグビーについて思いつくままです。

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

日本航空石川×太田高校 全国高校選抜ラグビー 2019

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ネットの嫌がらせで女性市議引退

2019年10月02日 | 政治
元八王子市議会議員 (2015.5〜2019.4)の佐藤梓さん(社民党)の公式ページの終わりが近い。

佐藤あずさの公式ページあずさジャーナル」に「ホームページ閉鎖の前に書いておきたいこと」として長文の心境説明が書かれています。
その一部から

議員を引退して5ヶ月ほど経つが、「なぜ女性が立候補したがらないか」「若い人が政治から離れていくか」ということが自分自身の実感として積もりつつある。
このたび、私の家族に酷い中傷を繰り返している男性に抗議をしたが嫌がらせが止む気配はなく、とうとう法的措置に踏み切ることとなった。写真のアカウントの人物は特に悪質で、調べたところ多くの方々が同様の被害にあっていることがわかった。抗議を行った私のことも逆恨みし、Facebook等で「佐藤は精神的な病気」などと書いて開き直っているようである。ため息をつくほかない。
もっとも恐ろしいのは、こうした嫌がらせをしてくる人が「見ず知らずの他人」であり、何の落ち度もないこちらを思い込みや身勝手な妄想、逆恨みで攻撃し続けるという点である。私は写真のアカウントの人物とも、もちろん面識はない・・。

インターネットの普及で政治家(議員)と市民(有権者)の距離は格段に近づいているように見えます。ネットを介して両者の直接対話も可能で、市民の意見要望を直接聞くことができ、それを参考に政策立案に反映できるというメリットもあるようにも思えます。
しかし、そのことが裏目に出ることもあります。佐藤梓さんのケースのように、執拗な書き込みコメント、問い合わせ等に対しても丁寧に応じていたことが、彼女自身を追い込む形にまでなってしまうことになってしまった。「政治や社会運動に関わること自体が苦しく辛いこととなってしまう」と。

特に女性や若い人は現実的に身の危険を感じることも多く、家族にも嫌がらせが及ぶリスクを背負うことにもなるため、参加を躊躇するようになったと語っている。
佐藤梓さんは確固とした信念、理想をもった人です。それだけにこれからの日本の政界で活躍してもらいたい注目の地方議員でした。とりわけ社民党回生のヒロインになるかと見られていた人材であっただけに非常に残念ではあります。

ネットの毒牙の被害に遭われたことはとても苦しかったことと思います。悪質なカラミや嫌がらせは無視すればよいのに、という意見もありましょうがそれも程度問題です。佐藤梓さんに対してのそれは限界を超えていた。同情いたします。
ポジティヴな彼女は「不安感に苦しんでいる人が、悪意を育てなくとも良い社会を、必ずつくっていこう。 頑張ろう」と結んでいます。今後の新たなフィールドでのご活躍を期待しています。

頑張れ!! 佐藤あずささん


【写真】佐藤あずさ公式ページより

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