ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

もの足りない最近の「暮しの手帖」

2016年08月31日 | 研究・書籍

NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の人気の影響もあってでしょうか今発売中の『暮しの手帖』83号が好評で増刷です。読みましたが創刊初期のころの懐古内容の特別企画が面白いですね。

私は小学生の頃から『暮しの手帖』を知っていました。祖母の家では同誌を毎回欠かさず購読していていつも茶の間に置いてあったからです。ハガキも時々投函していているようで、かなりの熱心な愛読者だったようです。誌面に広告は無くメーカー別の商品テストもあり、まじめな本との印象でした

3.11以降、原発放射能事故で食卓を始め庶民の消費環境は、きわめて要注意な状況となっています。しかしわれらが『暮しの手帖』は、そのことになぜか触れません。そのことがとても残念でなりません。もし創業当初のスタッフたちが生きていれば、被曝・汚染問題も避けずにきっと取り組んでいるのではないかと思われるからです・・。

 

 
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

暮しの手帖 83号
2016年8-9月号
暮しの手帖社

暮しの手帖

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新書・大泉ブラジルタウン物語

2016年08月29日 | 研究・書籍

水野龍哉著『移民の詩』(2016年2月発行)を読みました。

移民の詩(うた)とありますがポエムではなく取材記事(エッセイ)です。

帯のメッセージは「この町の元気の素はなんだ!?“多文化共生”の道が日系ブラジル人と地域住民との25年交流からみえてくる」なかなか深層にフォーカスした良書でした。


時々手にしていたフリーペーパーの『Bem-vinto!ブラジル街』誌のことが書かれていて興味を引きました。「演歌を聞いてブラジルを想う」と発行人の平野勇パウロさん。サンパウロ生まれで日系三世のパウロさんは10歳で大泉の小学校に編入その後、京都外大のブラジルポルトガル語学科を卒業し難関なサンパウロ大学に逆留学。日伯両文化を苦労して体験、30歳のときに『Bem-vinto!ブラジル街』誌を発刊したといいます。同誌の生い立ちを知り親しみが増しました。

大泉町長についての記述もかなりありました。「共生目指す町にふさわしい切り込み隊長」と評しています。

日本人との交流を希望するブラジル人は75%、しかしその逆は10%。まだまだ大泉町といえども課題はありそうですね。何だが急にポルトガル語を学びたくなりNHKの『ポルトガル語講座』のテキストを買ってしまいました。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔 

移民の詩 大泉ブラジルタウン物語
水野龍哉 著
CCCメディアハウス

【小野リサ】Sá Marina( サー・マリーナ[Pretty World])

 

 

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可憐でパワフルな館林女子

2016年08月27日 | 地域・一般

「朝日ぐんま」8/26 紙 子育て応援特集号に仕事&育児に活躍する女優のあらいすみれさんが紹介されていました。
あらいすみれさん、館林女子高出身なんですね。高校時代はダンス部、写真部に入っていたといいます。

朝ドラ「とと姉ちゃん」では取材を受けた主婦役で先週放映の中で登場、「花燃ゆ」でも養蚕農家の女性役だったそう。存在は地味ですが、きりりとして明るく好感がもてます。

Wikiでは「館林女子高等学校在学中17歳の時に「ミス日本」となり、これは当時最年少記録であった。受賞後にスカウトされ、芸能界入りする」とあります。

ところで館林女子高校はもうすぐ100周年。街でポスターを見かけました=写真

 

群馬県立館林女子高校ボクシング部

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何と言ったら?ワカサギさん

2016年08月26日 | 原発震災・原発問題

「ワカサギの持ち帰り解禁」のニュースが新聞に。

赤城大沼、榛名湖。放射性セシウムが国の規制値(1キロ当100ベクレル)を下回り解禁。

やったね!おめでとう、と言いたいのはやまやまなのですが・・

震災前のお魚は0.24ベクレルが基準。今の100ベクレルは緊急避難的に「仮設住宅」的に定めたのではないでしょうか・・
5年経つと堂々と本基準値に「昇格」するのでしょうか。それで良いのかな?

それとも私達の体が放射能に強くなったとでもいうのでしょうか、まるでスーパーマリオのように。
疑問は尽きません。

ワカサギさんもきっとわーけがわからないでしょうね。

 

きょうの一曲はレイ・チャールズの『何と言ったら』

What I'd say - Ray Charles live at the Olympia

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広場のスタイルをより自由に

2016年08月25日 | Weblog

これまでの記事アップの形を少し変えようかと思います。

ツイッター(つぶやき)風にセンテンスは短くして、回数を

増やそうと思います。

時には会話調の感じで。より日記に近いスタイルを試みます。

ただ内容や気分的によってはじっくり書き込むこともあります。

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

きょうの一曲は『We're All Alone』
奏者の松原宗一さんはサックスを習って1年余りでこの腕前です。
われら中高年、まだまだ時間をあります。見習いたいですね。


We're All Alone    松原宗一(sax)

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シールズ、お疲れさん

2016年08月15日 | 政治

安保関連法案、改憲に反対し、野党共闘を後押しした学生団体(SEALDs)が、今日解散です。

これまでの青年・学生運動とはまったく様変わりした運動で好感が持てました。
組織動員ではなく、あくまで個を基調にした自主、自発的な運動であったと思います。

仲間同士で暴力的に対立するようなことはなく、リズミカルにラップ調で自由に発言。
そのスタイルは独創的で、これまでになく刺激的でした。
その運動体を戦後71年の8月15日を持って解散するというのも潔(いさぎよ)い。
始めがあって終わりがある・・しごく自然なことです。
これは決して無責任なことではないでしょう。新しい明日に向かっての一区切りだと信じたい。
また、どこかで会いましょう!

お疲れさんでした、シールズの皆さんたち。


以下、SEALDsからの伝言です。


こんにちは、ポポロの広場さん。


@SEALDs_jpn
戦後71年。SEALDsから、最後のメッセージです。
https://t.co/nkVAotU9KF
https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/765021365736837120

 

きょうの一曲はSEALDs解散にあたってスリーディグリーズの「天使のささやき」が浮かびました♪

 

Three Degrees - When Will I See You Again (1974) HQ 0815007

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吉永小百合さんの祈り

2016年08月12日 | 映画・芸能

吉永小百合が姜尚中と対談。「みんな、声をあげて!命が押し潰される前に」
改憲、原発再稼動から貧困格差まで・・“新しい戦前”が到来しつつある
日本の危機を回避するために---『女性自身』2016年8/23・30号

 早速読んでみました。
吉永小百合さんも、週刊女性自身(光文社)も、勇気ある発言と企画であったと思います。

小百合さんは、若い頃お母さんに「なぜ戦争は起こったの?反対はできなかったの?」と質問した。そしたらお母さんは、ひと言「言えなかったのよ・・」って。

選挙権が18歳以上に引き下げられたものの、今学校では政治的なことは話してはいけない空気がある・・。

姜尚中さんも「最低限、戦争はダメという暗黙の了解があったけど、そのタガが急に外れつつある」・・と。

昔、サユリスト(小百合ファン)のクラスメイトがいた。あるときサユリストのバッジを付けたもの同士が何かの機会に偶然出会う、すると互いに感激し合ってすぐに旧知の間柄のように親しくなってしまうのを横で見ていました。一種おそるべし“サユリスト党”と感じたものです(笑)

吉永小百合さんの時代を憂う気持ちは、よくわかります。
清純なイメージは、71歳の今なお健在、敬服します。

これからも積極的にメッセージを発信してください。

 

女性自身 2016年 8/23・30合併号 [雑誌]
吉永小百合「みんな、声をあげて!」
光文社

映画『いつでも夢を』(吉永小百合)

 

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ロシア告発のユリア選手の勇気

2016年08月06日 | スポーツ・健康

リオ五輪が始まりました。
IOC(国際オリンピック委員会)はロシアのドーピング疑惑を不問にしました。あきれた「フェアプレー」精神です。ロシアにまけずIOCも。

それに比べドーピング疑惑を内部告発したロシアの陸上800メートルの選手、ユリア・ステパノワ(Yuliya Stepanova)=写真=の正義感はとても賞賛されるものです。

 

彼女の勇気ある行動こそが五輪の輝けるスポーツ精神そのものと思います。

そのユリア・ステパノワ選手がIOCの決定でリオ五輪出場を禁止されたという。
何ということでしょう、どうかしていますなIOCは。

「歴史上最大のスキャンダルの一つを摘発した勇気に敬意を示して、中立的なオリンピック旗の下に、ユリア・ステパノワ選手の2016年リオオリンピックへの参加を認めてください。」のネット署名に私も賛同いたしました。


写真は「Change.org」のサイトから


きょうの一曲は男性ダンスユニット『龍雅』の「Live For You」。イオン太田店でのイベント会場で耳にしちょっといいなと思いました。

 龍雅 -Ryoga- / Live For You -Short Version-

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Netscape、Firefox あれこれ

2016年08月04日 | IT関連

『電脳会議』Vol.173(技術評論社)によりますとFirefox OS の「これまで」と「これから」についての解説がありました。

Firefoxの OS は認知度が低いですが、ルーツはブラウザのNetscapeに遡るのですね。
インターネットにつないだホームページとやらを初めて会社の情報機器部門で見せてもらった時のブラウザはNの文字も印象的なNetscapeでした。その後、自宅でのPCには有償で購入したNetscape、Mosaic、それに無料のIE(Internet Explorer)のブラウザが同居。それぞれを比較して楽しんだものでした。バージョンはいずれも2.0台でしたね。自分でホームページを作るようになり3つの中ではどのブラウザが優れているか自己流でテスト。結果はNetscapeの再現力が一番だったと実感したものでした。

オープンソース(自由開放)のFirefox

ブラウザ戦争ではIEが勝ち残りました。しばらくして負けたNetscapeは非営利団体のMozilla Foundationの下で新しく完全オープンソースにして「Mozilla Firefox」として再出発したのでした。しかし新興勢力のGoogle Chromeの大躍進もあり、他社に与えたオープンソース思考の功績こそあったもののFirefox自体の伸長には至りませんでした。


パソコンからスマホ、タブレットに流れが変わってきた今日、主戦場はIoT(Internet of Things)と称される通信機器に変わりつつあります。ちなみにスマホのNexus5のOSはFirefoxです。IoT市場でのOSはそれ以外にChrome 、Android 、iOS、webOSなどがひしめく激戦地。果たしてFirefox OSはどのように勢力圏を作って行くことができるのか。政党政治と同じで独裁、寡占状態は良くありませんね。複数のOSがフェアに競い合うことが成長につながると思います。Netscapeへの思い入れが強いオールドファンの一人としては、オープンな思考のFirefox OSに声援をおくります。

 

Firefox OS 【決定版】 開発ガイドブック
村岡正和、藪下正美、山本裕輔 著
技術評論社

 

山崎ハコ - 横浜ホンキートンク・ブルース

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外部線量は落ち着きましたが・・

2016年08月02日 | 原発震災・原発問題

梅雨も明け8月に入りました。

暑中お見舞い申し上げます

参院選、都知事選と大きな選挙も終わりました。

わが家の放射線量計に目を移しますと数値は0.04μSv/h、震災直後と比べると
半分以下です=写真。外部線量は5年を経てすっかり落ち着きました。

問題は内部線量(体内被曝)です。
店頭で食品のベクレル表示を実施していたウクライナのレベルまでに、この国は至っていません。
緊急的に定めた改定測定値(厚労省平成24年度基準)はそのまま=図表
今も、とても元に戻せる状態ではないのです。

子ども達には申し訳ないことですが私達は誰もが等しく放射能を受け入れ被曝するほかありません。ベクレル値の高い食品だけを拒否することなどはまず不可能です。経済的にも。

震災後の4回の国政選挙でも脱原発の方向は見出せず、その結果次から次と再稼動が。なんと耐用40年を延長してまで。なぜそこまで、何のため?果たして誰のため?

途上国の人たちも含め多くが、当面の利害関係の中で生活し、その日その日と刹那的に生きています。

そう考えますと人間はこの先、未来のこの地球で生きていくだけの資格があるのかどうか分からなくなります・・。


きょうの一曲は『Move Over』。和製ジャニス・ジョプリンと称される長野出身の男女ユニット、グルムスパンキーのヴァージョンで。歌詞は上州弁で「はあ終わりだってアンタ言ったんべ!!」

 

GLIM SPANKY - 「MOVE OVER」

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