ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

懐かしい東武・新小泉駅

2016年07月25日 | 中学生下宿放浪記

当広場のカテゴリー「中学生下宿放浪記(6)農家に下宿」のアーティクルで新小泉駅については触れていますが、写真を撮っていなかったことをとても残念に思っていました。記憶の中にだけ残っていた新小泉駅の写真がきょう見ることができ嬉しくなりました。記憶の中の駅は1960年代初頭であったこともあり、駅名の文字も鮮やかで活気を感じたものでしたが・・。

ポポロの広場2009年10月11日より)

大泉町立南中には、W家から徒歩で通いました。
とにかくに母の住むところにやってきて寂しさは多少なくなりましたが
 それでもまだまだ十分ではありません。母恋しさで三洋電機女子寮には毎日
 欠かさず通っていました。

 W家の近くに新小泉駅がありました。(1975年廃止の東武仙石河岸線貨物駅
 所在は今の町立体育館付近)
 前橋の祖母の家に置いてきた自転車をチッキ(託送手荷物)で送ってもらい、
ある日、新小泉駅に取りに出向きました。貨車の荷物の上に横になっている
懐かしいクリーム色の愛車と再会したときは嬉しかった。山口自転車製、3段
 切替え、自慢の軽快車でした。

カメラ好きの私でしたがW家、新小泉駅などの写真が一枚もないのが残念です。

きょうの上毛新聞ニュースに新小泉駅の写真が掲載されていました。
記事は以下。

《消えた鉄道 今昔》貨車が砂利や製品運ぶ 西小泉―仙石河岸
 群馬県大泉町にあった貨物専用線、東武鉄道仙石せんごく河岸がし線の西小泉―仙石河岸間(3キロ)は、1976年に廃止された。
 鉄道史学会員の原田雅純さん(66)=高崎市=によると、利根川の砂利を運搬するため、39年に開通した。

【写真】貨物専用の新小泉駅(1971年 原田雅純さん撮影上毛新聞ニュース


悲しき鉄道員 (1970年)  ショッキング・ブルー(オランダ)

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戦争で隠された2つの地震

2016年07月16日 | 原発震災・原発問題

先の戦争末期、東海地方をを襲った2つの巨大地震。なんとその震度は7。
戦時報道管制下、地元の新聞社、中部日本新聞はどのように報じたのか2014年8月発行の『戦争に隠された震度7』(木村玲欧著 吉川弘文館)を読み詳しく真相を知りました。

1944年(昭和19年)12月7日13:36 南東海地震 紀伊半島沖 M7.9
1945年(昭和20年)1月13日03:38 三河地震 内陸直下愛知県三河 M6.8

震度はいずれも最高値7。
翌日の新聞はベタ記事、写真なし「被害はほとんどなし」

実際は東南海地震が死者行方不明1,223人、三河地震の死者は2,306人。
二つの地震は意図的に伏せられた。そのため今でもほんの一部の人以外、地元に住む人たちでさえ大地震があった事実を知らない人が多いといいます。

地震は中京工業地帯で中島飛行機、三菱航空機など軍需工場の被害も大きかった。「今回の震災禍は戦争遂行上、軍人の士気への関係から」を理由として報道管制が敷かれ被害状況などの報告は禁止されました。

当時の報道の特徴は
(1)震災報道は最終面(扱い極力目立たぬように)
(2)サイズはベタ記事(=活字がべったり詰まった小さな記事)
(3)写真はダメ。
(4)数値はダメ。「被害微小」などのあいまい表現のみ。

そんな中、厳しい検閲を受けながらも地元紙は被害者への生活支援情報余震などの啓蒙に努めたといいます。

戦時中は、すべての情報は大本営発表のみ。それ以外は気象、災害情報も軍事機密と同じように扱われ検閲の対象となっていた。

311の原発震災でも、これに似た報道制約はなかったでしょうか。事実を過小に見せようとして、あいまいな表現でお茶を濁し、最新機器で得ていた予測結果(SPEEDI)を知らせず、大量に用意されていたヨウ素剤も使われず仕舞い。

震災報道の木鐸、東京新聞

戦争で隠された地震を、できる限りの範囲で報道をつづけようとした中部日本新聞のたたかい。今日も多くのマスコミが原発震災を取り上げることが少なくなっている重苦しい状況の中、「東京新聞」(中日新聞=中部日本新聞)が今も震災報道を緩めることなく果敢に発信している、もしかしたら過去の隠された戦時2地震から得たものを教訓としているからなのだろうかと思いました。

 

動画は著者の木村玲欧准教授(防災心理学)

 

戦争に隠された「震度7」: 1944東南海地震・1945三河地震
木村玲欧著(兵庫県立大准教授)
吉川弘文館


木村玲欧 兵庫県立大学准教授 「南海トラフ地震」

 

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日本にポデモス現象は起きるか

2016年07月13日 | 政治

参議院選挙の結果が出ました。
若年層ほど与党に投票したことは意外でした。18・19歳の投票率が45.45%。
全体の平均54.70%を下回るとは・・。

ドイツでは、緑の党海賊党が若者を中心とした政党として注目されています。
直近では昨年末、スペインの「ポデモス」党が37歳の党首をリーダーに国会で67議席、一躍野党第3党になっています。
PO DEMOS(ポデモス)は英語ではWe Canの意味、オバマ大統領の演説のようですね。政治的スタンスは社会民主主義。結党が2014年1月、まだ2歳の若い政党です。

国会前の若者たちの運動(シールズティーンズソウル)が、やがてポデモスのような潮流に育って行ってほしいと願っています。しかし今の日本の政治状況、若者たちの意識レベルからは、なかなかそう容易(たやす)くは叶わないことのように思えます。
人生は耐えることのほうが多いですね。

 

きょうの一曲は「Love In Vain」 選挙も空しいですな。

Love In Vain / Chihana & 千賀太郎

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参院比例区は個人名が良いかも

2016年07月09日 | 政治

参院選挙の比例区は政党名か個人名を書くことになります。
私はこれまで衆参比例は政党名で投票してきましたが、今回は個人名を書こうと思います。

衆議院の場合、比例区は拘束名簿方式です。比例区の当選順位はあらかじめ政党側で決めています。これを「拘束」というのでしょう。

他方、参議院では拘束名簿方式。比例区の当選順位は、個人得票数によって決まる。政党からの順位の拘束性はないのです。
政党を選び、さらに個人を選ぶことで、候補者の当選順位にも反映されるということです。2つ選んでいるような「お得感」があるということです。個人名での記入が2票になるということではありません。1票は1票です。誤解されている方もいらっしゃるようです。

「憲法」が問われている今参院選

明日の参院選の最大焦点は「憲法」です。憲法改定の照準を2016年参院選に置くと、早くから改憲を目指す人たちは入念に準備をしてきました。今の日本国憲法(平和憲法)からはどう理解しようにも「集団的自衛権」や「先制攻撃」は認められるものではありません。安倍流解釈改憲でどこまでもだまし通すには限界があります。出兵・戦争参加には現憲法は邪魔なのです。

さて国民有権者の方はどのように判断されるでしょうか。選挙結果によっては一気に改憲の動きが加速されそうで心配です。


動画は10代の安保法制に反対するグループ、T-nsSOWL(ティーンズソウル)の集会。18歳以上の投票行動がどう表れるでしょうか。期待して見守っています。

 

 中高生グループT-nsSOWLの安倍政権の退陣を求める国会前抗議行動

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荻上チキ、キミまでもか・・

2016年07月08日 | ラジオ・BCL

当広場でも6月12日「出会い喫茶」取材を取り上げ、いいぞ! 荻上チキ!!と賞賛したばかり。乙武君といい荻上君といい家族を忘れた愚行、残念です。

荻上の番組、TBSラジオSession22(7月6日)放送を聴きました。

『週刊文春』で“一夫二妻”生活と報じらる件の釈明解説をオープニングで始めた。
妻と2児がいる。昨年夏ごろから他の女性を好きになってしまった。妻とは離婚協議には入った。別居ししばらくして女性とおつきあいを始めた。しかし離婚すれば子どもと会えなくなりそれは耐えられない。その女性とのおつきあいも解消し今は妻と今後のことを話し合っている最中・・」と淡々と語り、荻上自身の浅はかさを謝った。

番組パートナーの南部広美も困惑「まあ、結果として人を傷つけたことはよくないと思うよ」と戒める。なんだかまじめな南部も裏切られたようで可哀想に感じました。

若い評論家の荻上チキの本『彼女たちの売春(ワリキリ)』の体当たり取材にはすばらしいと評価しましたが、今回のプライベートな不祥事はいただけません。

リベラル系と目される荻上チキだけに、大事な参議院選挙を前にして週刊誌にすっぱ抜かれたということは、政治的な意味でもマイナスだったと思う。

「知る→わかる→動かす」こんな形の荻上チキの世界は聞きたくなかった。乙武君も荻上君も「成功」して調子に乗ったね。金回りも良くなり自分に過信したのだろうな。荻上は番組Session22も降板の方向になるのではないだろうか。

 

彼女たちの売春(ワリキリ) (SPA!BOOKS)
荻上チキ 
扶桑社
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のど自慢 Blues歌った八代亜紀

2016年07月03日 | 音楽

きょうのテレビ生番組「NHKのど自慢」でゲストの日本演歌の大御所、八代 亜紀が横文字の「Blues」を歌ったのには驚きました。思わず身近にあったカメラを向けてしまった=写真

曲は『Sweet Home Kumamoto』。自身の芸名の八代と熊本を歌った曲です。
きょうのご当地、三重県伊賀市とは直接関係はありませんでしたが、なんとこの番組で、またよりによってこの歌手が・・いい雰囲気でした。時代の流れを感じさせられます。

演歌歌手はジャズもうまいですね。八代 亜紀は子どもの頃、ジュリー・ロンドンが好きだったといいますから元々ジャズ・ポップス育ちだったのかもしれません。

愛嬌のある明るい感じの“亜紀風ブルース”でした♪


 

Sweet Home Kumamoto
八代亜紀
COLUMBIA

Sweet Home Kumamoto / 八代亜紀

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『提報者』に見る報道人の正義

2016年07月01日 | 映画・芸能

2005年韓国で実際に起きたES細胞捏造事件を映画化したドラマです。
DVDで2回観ました。とても傑作です。

盲信した国民多数の恐ろしさ

「国益か真実か・・」簡単に択一するのはむずかしい。しかし選ぶなら真実でしょう。「真実を明らかにしてこそ国益だ」とドラマでも制作局長が言う。しかしすでに誰もが敬意を払っている巨大な権威を相手に、その真偽を問いただす事は容易ではありません。報道機関に勤める者としては辞職を覚悟して向かわなければならないほどハードルが高い。すでに不実を盲信している国民を敵に回すことにもなる。

真相を放送で流すかどうかテレビ局の社長も悩む。主人公は捨て身で、車で帰宅する寸前の社長に直訴する。感動的なシーンでした。報道人の意地と誇りを知る思いです。
「放送の主人は国民である。公平性、正確性、客観性をもって真実だけを伝える放送の自由を死守して社会貢献したい!」


参考取材で、肝細胞医学の最高権威の先生が語る言葉も重い。
「国民をあおるマスコミ、精査せず血税をつぎ込む政府も問題だ。また(捏造疑惑の)博士のおこぼれを待つ学者たちも情けない」

この構造は、わが国で起きたSTAP細胞事件にも共通したものを感じませんか。研究機関、マスコミ、巨額な予算・・

提報者(告発者)の意志を継承

理研を舞台にした日本のSTAP細胞事件(2014年)、米国ベル研究所のシェーン事件(2002年)、そして韓国の黄禹錫博士によるES細胞事件(2004年)は、科学をめぐる「世界3大捏造事件」といわれ後世に語り継がれていきそうだとも。(『捏造の科学者』(須田桃子著:参照)

国家の威信を考えれば事件そのものを隠蔽したくなるような不祥事を、勇気ある告発者(提報者)の行動を受け報道機関の正義の力で真実を明るみにし、映画化まで仕上げた韓国。その自浄作用、国家の成長は見事だと思いました。

 

提報者~ES細胞捏造事件~ [DVD]
パク・へイル主演 (2015年)
TCエンタテインメント

 

『提報者~ES細胞捏造事件~』予告編

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