小出裕章先生の『原発のウソ』読みました。大泉町内の書店三軒目で入手。好評のようです。簡潔にまとめられ良い本でした。「扶桑社」から出版、という意外性もおもしろい。
政府や御用学者らが「ただちに健康に被害はない・・」「微量だから安全」の気休めコメントは今もつづく。これらは結果的に、個人の対策がのんびりし後手に回るだけに許し難いアナウンスではあるのだが・・。
そこに行くと常に、科学者らしい客観的な状況分析をされ、逐次、国民に丁寧に説明してくれているのが京大の小出先生だ。3.11以降、精力的に全国各地を回られている。
「ただちに・・はない」は急性障害が起きないという意味で、晩発性障害は発生する。ここまでが最小限無害などという閾値(しきいち)はない。安全な被曝などはない、とはっきり事実を包み隠さず話す小出先生。「起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる」とも。
脱原発のプラカードに「小出GJ」の文字・・=写真。
Good Jobは、良い仕事、結構なこと、お疲れ様の意味です。ほんとうに小出先生これからもがんばってください。G J !!
原発のウソ (扶桑社新書) | |
京大助教 小出裕章著 | |
扶桑社新書 |
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