Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

JR深名線資料室 9月3日 2015年

2016-03-25 | Weblog
幌加内町の中心部を走る国道275号線に「JR深名線資料室」があります。

ヨーロッパのシャトーのミニュチュアを思わせるような外観の建物です。

昨年も横目で見ながら通過しましたが、本年はこうした資料展示施設もしっかりと鑑賞していこう…と立ち寄りました。

資料室の住所は、「北海道雨竜郡幌加内町字幌加内 交流プラザ内」となっています。



ネットには「JR深名線資料館」と紹介されているものもありますが、入り口の表示は「資料室」となっています。

商工会や観光協会、JRバスの待合所の施設も併設・入居しています。



2階が「JR深名線資料室」となっています。



展示スペースのドアーに貼られた案内には…「JR深名線 資料館」と書かれていますが、入り口上部のプレートには「旧JR深名線資料展示室」と表示されています。

幌加内町のホームページでは、「JR深名線資料展示室」となっています。

…どちらでも良いですけれど色々ですね。



資料展示室内部の様子です。

窓からの採光があり明るい室内です。





幌加内駅入り口に設置されていたホーロー製駅名標でしょう。

釣銭器や乗車券箱もとても美しい状態で展示されています。



朱鞠内駅構内で使用されていたレールが展示されています。

「CARNEGIN」「RSW」 「CAMMELL」 などのメーカー表示が見られます。



ありし日の駅舎の写真を集めた“ギャラリー”です。

今年から?こうした「資料館」を訪ね歩く気になった一番大きな動機が、こうした写真資料を閲覧・撮影するることです。



「幌加内駅」と「上幌加内駅」の写真です。



「沼牛駅」と「新成生駅」の写真です。

「新成生駅」は先のレポートのようにそれがあった痕跡が殆ど残っていませんでしたが、この写真を見て…「あぁ…あそこにこんな風にホームがあったんだ…」とその感慨もひとしおであります。

廃線巡り初心者にとってこれらの写真は大変貴重な資料であり導きの羅針でもあります。



バックライトで照明された写真はとても美しく鑑賞することが出来るのですが、窓の多い展示室ではその窓が盛大に映りこんでしまいます。

「貴重な資料を撮影したい」という目的にはこの環境はあまり適切とはいえません。

しかも…超夢中になって撮影するオジサンの姿までも強烈に写っています。

*もちろんギャラリーの全駅の撮影をしました。



交流プラザ横の公衆電話ボックスを兼ねたタワー型広告塔には入居している施設名とその下の蕎麦店は「閉店」のラベルが貼られ、ここでの商業活動の困難さを表しているように見えました。

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