♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の壮大な「愛」に気が付くとき / 岩井基雄

2022年12月20日 | Weblog

2022/12/13放送

 「世の光」の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 昨日は「壮大なスケールのクリスマス」というお話をしました。天地万物を創造された神の御子キリストが私たちの救いのためにこの地上に来られた、という神の壮大な愛の出来事がクリスマスです。

 しかし世界で最初のクリスマスは壮大さとは異なる、とても小さな、そして誰にも気づかれないようなものでした。その理由について聖書は次のように記しています

 「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。」
       新約聖書 ヨハネの福音書1章9~11節

 神ご自身であり、すべての人を照らすまことの光であるキリストが、この地上に来られました。この方はすべてを造られた神ですから、ご自分が創造されたところに来られたのですが、人々は彼を受け入れなかったのです。また今も多くの人々がキリストを受け入れることができず、自分勝手な道を歩み続けているのです。

 キリストの誕生の時、当時イスラエルを支配していたローマの住民登録のためにごった返していたベツレヘムの宿屋にはキリストの誕生を迎える場所はなかったのです。
 
 世界で最初のクリスマスでキリストの誕生を最初に祝ったのは羊飼いたちでした。彼らは居場所のない人たちでした。しかしそのような彼らに救い主キリストの誕生は届けられ、弱く小さな彼らでしたがクリスマスを最初に祝う最初の礼拝者となったのです。自分の弱さを認める者こそ神様の招きに応えられるのでしょうか。

 先ほどの聖書はこう続いています。

 「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」
   新約聖書 ヨハネの福音書1章12節

 キリストを受け入れ信じる者には神の子どもとなる素晴らしい特権と祝福が待っています。あなたにもその道が開かれ用意されています。神の壮大な愛、永遠で無条件の愛をあなたも受け取り、まことの光に導かれ続けて歩んで行きませんか? このクリスマスは居場所のない方々、苦しみの中を通る方々のために届けられているのです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.13放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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■壮大なスケールのクリスマス / 岩井基雄

2022年12月19日 | Weblog

2022/12/12放送

 「世の光」の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
 今年もいよいよ残すところ、あと3週間となりました。今年一年を振り返る大切な時期を迎えています。

 同志社大学を開いた新島襄は、聖書の創世記1章1節に記された「はじめに神が天と地を創造された。」という文章を読み、聖書が語る神様の壮大さに驚きを覚えクリスチャンとなったと言われています。何もないところに時間も空間もすべての天体もすべてのいのちあるものをも創造された神様の壮大さに触れるとき、私たちの人生観や世界観も変わりますねえ。

 この神様の壮大さを伝えるクリスマスのメッセージがヨハネの福音書に記されています。「ことば」という表現で神の御子イエス・キリストを示し、人にいのちを与え闇を輝かせるクリスマスの喜びを次のように記しているのです。

 「初めにことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。・・・この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」 新約聖書 ヨハネの福音書1章1~3節、5節

 ここには、イエス・キリストこそ初めから存在する方であり、父なる神とともにすべてのものを創造された神である、と記されています。この方が人としてこの地上に来られたのがクリスマスなのです。そして、このキリストのうちにまことのいのちと光があるゆえに人の心を照らし、心の闇を光に変え、輝かせてくださる、と聖書は語ります。宇宙もすべてのものをも創造された方が神のあり方をあとにして人となって、この闇の世界に来てくださったのがクリスマスの壮大な愛の出来事です。

 ですからどんなに世界の闇、私たちの心の闇が深く、私たちが失望や悲しみを重ねようとも、神の御子はどんな深い闇にも光を届け、いのちを与えてくださることができるのです。これがクリスマスの本当の意味なのです。

 それは表面的な喜びや出来事ではありません。私たちの根源的な問題や闇に解決を与え、光といのちへと私たちを導くために救い主イエス・キリストは生まれてくださったのです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.12放送でのお話しより )


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■さあ告げしらせよう / 賛美歌紹介 

2022年12月17日 | Weblog

2022/12/10放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
 今週はクリスマスの賛美歌をお届けしてきました。

 今週、最後にお届けするのは「さあ告げ知らせよう」です。

 黒人霊歌に数えられる一曲「さあ告げ知らせよう」(Go tell it on the mountain)。黒人霊歌は、アフリカ系アメリカ人が奴隷として扱われていた時代、彼らの苦しみの中から生まれた、信仰を歌う音楽です。
 この曲の歌詞に登場するのは、キリスト誕生を最初に伝えられた羊飼いたち。彼らもまた当時の社会から数に数えられない存在として扱われていました。しかし彼らはキリスト誕生、クリスマスの喜びを、「さあ、告げ知らせよう」と力強く歌うのです。そして、その喜びの知らせは今なお賛美歌で、また地域の教会を通して伝え続けられています。

 ・・・ 「さあ告げ知らせよう」

           ※ 讃美歌第二編172番「世界に告げよ、野を越え山こえ
                 『救いの君は来たりましぬ』と」

        新生讃美歌662番 「行きて伝えよ 野を超え山越え
                  イェスキリストが生まれました」 
 
        聖歌総合版809番 「主イェスはこよい わたしのため
                  主イェスはこよい こよい生まれた」

   ♪

 今週の「世の光」いかがでしたか? あなたもクリスマスの賛美歌をともに歌いませんか。

 明日は日曜日。ぜひ、教会へお出かけください。

 

    ( PBA制作「世の光」 2022.12.10放送でのお話しより )


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■喜びたたえよ / 賛美歌紹介

2022年12月16日 | Weblog

2022/12/9放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
 今週はクリスマスの賛美歌をお届けしています。

 今日お届けするのは「喜びたたえよ」です。

 この曲は、讃美歌「もろびとこぞりて」、英語では「Joy To The World」のタイトルで知られていて、世界中で歌われているので、メロディを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  ※ メロディー (旧)讃美歌112番、  讃美歌21の261番
          (旧)聖歌122番、   聖歌総合版70番
          教会讃美歌25番、  新生讃美歌200番
                               教会福音讃美歌76番 

      ※ Joy To The Worldで始まる歌詞の日本語訳の場合と
        Hark,the glad sound! the Savior comes. 
           で始まる歌詞の日本語訳の場合がある。

 イエス・キリストが来られること、「その誕生を世界中のみんなで喜ぼう」と高らかに歌います。

 それではお聴きください。  ・・・

  ♪

 クリスマスの喜びの時、あなたも教会へ行ってみませんか?

 ぜひ、日曜日にはお近くのキリスト教会へお出かけください。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.9放送でのお話しより )


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■すばらしい Holy Night / 賛美歌紹介

2022年12月15日 | Weblog

2022/12/8放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
 今週はクリスマスの賛美歌をお届けしています。

 今日お届けするのは賛美グループ・リラのオリジナルソング「すばらしい Holy Night」です。

 1990年代半ば、東京キリスト教大学の学生たちによって結成された賛美グループ・リラ。この曲は、彼らの卒業記念のためにつくられたアルバムに収録されていますが、当初は大学内だけで売られる予定でした。しかし、その楽曲の素晴らしさから、日本中の教会へ広がり、今では多くの教会で特に子どもたちに歌われ続けています。

 今もリラのメンバーは日本各地で時々コンサートを行なっています。あなたのお近くの教会でも直接聴ける機会があるかもしれません。その時にはぜひ聴きに行ってみてはいかがでしょうか。

 それではお聴きください。リラの歌で「すばらしい Holy Night」

 ♪

 それでは明日もお楽しみに。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.8放送でのお話しより )


     ※ リラ LYREによる歌は下記でもアップされています。

                  すばらしいHoly Night

      その他     

                               LYRE - トピック

 

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■野に伏す羊を見守る牧人 / 賛美歌紹介

2022年12月14日 | Weblog

2022/12/7放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
 今週は、クリスマスの賛美歌をお届けしています。

 今日お届けするのは「野に伏す羊を見守る牧人」です。

 「牧人羊を」。英語では The first noel というタイトルでも知られている一曲で、2012年に作られた教会福音讃美歌という歌集に収められた新しい日本語訳バージョンです。

 およそ2000年前、イエス・キリストが誕生した夜、最初にこの知らせを受けたのは、野原で羊の番をする羊飼いでした。この当時、羊飼いは社会的にも宗教的にも除外された存在でしたが、その彼らのところに天使が現れ、イエス・キリストの誕生が伝えられました。

 当時の有力者や宗教指導者ではなく、そのような彼らに神様はまず喜びの知らせを伝えたのです。そこにクリスマスの大きな意味があるのです。

 それではお聴きください。「野に伏す羊を見守る牧人」

     ※ 日本語讃美歌集では
         (旧)讃美歌103番、讃美歌21の258番
         (旧)聖歌127番、 聖歌総合版75番
         教会讃美歌32番、 新生讃美歌186番
         教会福音讃美歌80番

   ♪

 それでは明日もお楽しみに。


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.5放送でのお話しより )


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■クリスマス・イン・ピース / 賛美歌紹介

2022年12月13日 | Weblog

2022/12/6放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
 今週はクリスマスの賛美歌をお届けしています。

 今日お届けするのは、小坂忠(こさか・ちゅう)さんのオリジナルクリスマスソング「クリスマス・イン・ピース」。2000年にレコーディングされた一曲です。

 小坂さんは全国各地の教会や施設でコンサート活動をしてきました。ある時、病院からクリスマスコンサートを開いて欲しいと依頼されます。そこで小坂さんが知ったのは、病院には身体の痛みや苦しみを持つ方だけではなく、心に悩み苦しみを持つ方、そして孤独な方々もいる、ということでした。その方たちのために書いたのがこの曲です。

 「クリスマス あなたのために救い主キリストが生まれた」と小坂さんは歌います。

 それではお聴きください。小坂忠さんのアルバム「き・み・は・す・ば・ら・し・い」から「クリスマス・イン・ピース」

  ♪

 それでは明日もお楽しみに。

   ※ 小坂 忠さんは 2022年4月29日に73歳でイエス様のもとに移されました。
     多くの曲が下記にアップされています。

https://www.youtube.com/channel/UCEYrKws4hbgMSlMXejOLlqA

 

   ( PBA制作「世の光」 2022.12.6放送でのお話しより )


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■目覚めよと呼ぶ声あり /  賛美歌紹介

2022年12月12日 | Weblog

2022/12/5放送

 いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。

 街の通りやお店そしてラジオでも、クリスマスソングを耳にする季節ですねえ。皆さんが何となく聞いているそれらの曲の一部が賛美歌なのはご存知でしょうか。今週この番組では、そんなクリスマスの賛美歌やちょっと珍しいクリスマスの歌もお送りします。

 今日お届けするのはバッハ作曲の『目覚めよと呼ぶ声あり』です。この曲は結婚式でもよく使われます。

 クリスマスを待つ時期のことを「アドベント」(※待降節)と呼びますが、アドベントはキリストの誕生を待つこと、そして、この地上にもう一度来られるキリストを待ち望むことでもあります。

 聖書では、私たちと神様の関係を花嫁と花婿に例えています(※ヨハネの黙示録19章6~8節参照)。花嫁は私たち、そして花婿はキリストです。今日お届けするこの曲は、キリストである「花婿を待つ」という意味がこめられているので、アドベントの時期だけでなく結婚式でもよく使われるのですね。

 クリスマスの主役であるイエス・キリストを覚えて、今日一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

  (※ オルガン演奏者紹介と バッハ作曲オルガン曲[ バッハ作品番号 BWV 645]『目覚めよと呼ぶ声あり』の演奏  )

  ※ この曲のメロディーの讃美歌原歌詞の私訳
     日本語讃美歌集では
         (旧)讃美歌174番、讃美歌21の230番、
         聖歌184番、聖歌総合版139番、教会福音讃美歌67番
         教会讃美歌137番、新生讃美歌257番
     
     「目覚めよ!」と呼ぶ声がする。
      見張りの声が高い塔の上から。
     「目覚めよ、エルサレムの街よ!」
 
      今、時は真夜中。
      見張りが晴れやかに呼んでいる。

     「賢い乙女たちよ、どこにいる?
      花婿が来ますよ!
      さあ起き上がって! 灯りをとって!
          ハレルヤ!
      支度をするんです、婚礼の!
      花婿を迎えるんですよ!」
      
         ※マタイの福音書25章1~6節参照

    ( PBA制作「世の光」 2022.12.5放送でのお話しより )


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■神殿はキリストの体 / 板倉邦雄

2022年12月10日 | Weblog

2022/7/9放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 「神殿はキリストの体」という題でお話ししましょう。神殿とは建物のことではありません。聖書では神殿は「神が宿り住んでおられる場所」さらには「キリストのからだ」と言われています。ヨハネの福音書2章18から22節です。

 さてイエス様が神殿の中で過激な行動に出たことを昨日、話しました。神殿の庭で商売している人たちを庭から追い出し、「わたしの父の家・神殿を商売の家にするな」とイエス様は激高しましたね。

 そこで神殿の責任者や巡礼に来ていたユダヤ人たちはイエス様に詰め寄って詰問しました。
 「こんなことをするからには、どんな天からのしるしを私たちに見せてくれますか?」

 するとイエス様は不思議な答えをしたのです。
 「この神殿を壊したら、わたしは三日のうちにそれを再建します。」

 そこでユダヤ人たちは言いました。
 「この神殿を建てるのに46年もかかったのです。それをあなたは三日のうちに建てるのですか?」

 イエス様は彼らの質問に答えていません。しかし、この福音書を書いたヨハネはこのようにイエス様の答えを解説したのです。
 「イエス様は自分のからだである神殿のことを言われたのである。それで、イエス様が三日目に死人の中からよみがえったとき、弟子たちはイエス様がこう言われたことを思いだして、旧約聖書とイエス様のこのことばとを信じたのだ。」

 神殿は「キリストのからだ」と呼ばれています。父なる神様とキリストの魂が神殿に宿っているからです。じつは、私たちの体も神の幕屋、神殿と呼ばれています。
 「あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮(神殿)であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。」 口語訳聖書のコリント人へ第一の手紙6章19節と20節

 さて、キリスト信徒になって私の体には聖霊なる神様とキリスト様が宿っていると信じて分かったので、私は酒とタバコをやめました。私は自分の体をアルコール漬けにしたり、タバコを吸ってキリスト様を喘息にさせたりしてはいけないと思うようになったからです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.7.9放送でのお話しより )


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■神の家を商売の家とするな / 板倉邦雄

2022年12月09日 | Weblog

2022/7/8放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 今日は「神の家を商売の家とするな」という題でお話ししましょう。神の家・神殿で問題を起こしたイエス・キリストのお話しです。ヨハネの福音書2章の12節から17節になります。

 さて、ユダヤ人にとって三大祭りであった「過越の祭り」が近づいてきました。イエス様も弟子たちや兄弟、母たちと一緒にエルサレムの都に上られ、神殿での礼拝を捧げに行きました。

 ところが、神殿へ続く神殿の中庭には、神様に捧げる犠牲の動物である牛、羊、鳩を売る行商人、神殿の中でしか使えないお金に両替する商人たちが座り込んでいました。

 当時、市場で買えば安い犠牲の動物が、神殿の中でしか買うことができなかったのです。ですから神殿で犠牲の動物を買うためには、神殿の中でしか使えないお金と両替しなくてはなりませんでした。そしてその両替のための手数料もかかったのです。

 そうした様子をご覧になったイエス様は烈火のごとく怒りました。縄で鞭を作り、羊や牛を神殿の庭から追い出しました。さらに両替人の金を散らし、両替人の台をひっくり返したのです。さらに、鳩を売る人々には「これらのものを持って、ここから出て行け。わたしの父の家を商売の家とするな!」と怒鳴りました。

 神様に祈り礼拝を捧げるために来ていた巡礼者たちは、イエスの過激な行動に驚いたでしょう。また、神殿が商売の家しかも強盗の巣のようになっていた当時のやり方に不満のあった人々はイエス様の過激な行動に共感できたのではないでしょうか。

 イエス様は他の福音書で次のように語りました。
 「わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる。それなのに、あなた方はわたしの家を強盗の巣にしたのです。」(マルコの福音書11章17節参照)

 キリストの教会は父なる神の家です。父なる神が臨在するところです。神を礼拝し、神に祈りをささげる家、それがキリストの教会です。そのキリストの教会が、信者の心を利用し、人々の宗教心に入り込み、金儲け主義に走ったら、キリストの怒りを買うことになるのは当然です。


    ( PBA制作「世の光」 2022.7.8放送でのお話しより )


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