2022/12/13放送
「世の光」の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
昨日は「壮大なスケールのクリスマス」というお話をしました。天地万物を創造された神の御子キリストが私たちの救いのためにこの地上に来られた、という神の壮大な愛の出来事がクリスマスです。
しかし世界で最初のクリスマスは壮大さとは異なる、とても小さな、そして誰にも気づかれないようなものでした。その理由について聖書は次のように記しています
「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。」
新約聖書 ヨハネの福音書1章9~11節
神ご自身であり、すべての人を照らすまことの光であるキリストが、この地上に来られました。この方はすべてを造られた神ですから、ご自分が創造されたところに来られたのですが、人々は彼を受け入れなかったのです。また今も多くの人々がキリストを受け入れることができず、自分勝手な道を歩み続けているのです。
キリストの誕生の時、当時イスラエルを支配していたローマの住民登録のためにごった返していたベツレヘムの宿屋にはキリストの誕生を迎える場所はなかったのです。
世界で最初のクリスマスでキリストの誕生を最初に祝ったのは羊飼いたちでした。彼らは居場所のない人たちでした。しかしそのような彼らに救い主キリストの誕生は届けられ、弱く小さな彼らでしたがクリスマスを最初に祝う最初の礼拝者となったのです。自分の弱さを認める者こそ神様の招きに応えられるのでしょうか。
先ほどの聖書はこう続いています。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」
新約聖書 ヨハネの福音書1章12節
キリストを受け入れ信じる者には神の子どもとなる素晴らしい特権と祝福が待っています。あなたにもその道が開かれ用意されています。神の壮大な愛、永遠で無条件の愛をあなたも受け取り、まことの光に導かれ続けて歩んで行きませんか? このクリスマスは居場所のない方々、苦しみの中を通る方々のために届けられているのです。
( PBA制作「世の光」 2022.12.13放送でのお話しより )
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