♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神我らと共にいます / 板倉邦雄

2022年12月27日 | Weblog

2022/12/20放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
「神、我らとともにいます」という題でお話いたしましょう。

 神様が私たちとともにいてくださる。なんと強い味方でしょうか。私たちにとっての励ましであり、希望です。イエス様の父親となるヨセフに、この希望のことばが与えられました。マタイの福音書1章22~25節です。

 さて、イエス様が聖霊なる神様を父親として処女マリアから誕生することは、預言者を通して言われていました。旧約聖書イザヤ書7章14節に預言されています。

 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)」

 ヨセフは、眠りから覚めますと神の使いのことばを思い出し、安心してマリアを妻として迎え入れたのです。婚約者マリアの体内に宿っている男の子は、旧約聖書に預言された「インマヌエル」と呼ばれる神の子であるとヨセフは信じました。ですから、マリアを妻として受け入れました。聖書はこう書き記しています。

 「そして、子どもが生まれるまでヨセフは彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。」 

 25節にあります。
 「インマヌエル=神は私たちとともにおられる」 イエス・キリストの誕生祭であるクリスマスの出来事は、まさに神が私たちとともにいてくださることの証明ではないでしょうか。イエス・キリストは、顔や手足のある神のひとり子でした。

 さて、私たちはどんな時、孤独の寂しさを味わうでしょうか? それは愛する人を失い、悲しみと嘆きの時です。失敗したり、敗北感を持った時です。そして、一人ぼっちだと感じる時ではないでしょうか。たくさんの人に囲まれていても、私たちは孤独を感じます。

 「インマヌエル=神は私たちとともにおられる」という名で呼ばれたイエス・キリストは私たちと同じ人間の姿を取られて、この世に誕生してくださいました。飼い葉桶に生まれ、大工ヨセフの家の息子として育ち、貧しさと憂い、生きる悩みをすべて舐めてくださったのです。そして、十字架にかかり死なれ、三日目によみがえられました。

 イエス・キリストのことばです。

 「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」
         マタイの福音書28章20節


    ( PBA制作「世の光」 2022.12.20放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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