2022/12/5放送
いかがお過ごしですか? 「世の光」アナウンサーの江橋摩美です。
街の通りやお店そしてラジオでも、クリスマスソングを耳にする季節ですねえ。皆さんが何となく聞いているそれらの曲の一部が賛美歌なのはご存知でしょうか。今週この番組では、そんなクリスマスの賛美歌やちょっと珍しいクリスマスの歌もお送りします。
今日お届けするのはバッハ作曲の『目覚めよと呼ぶ声あり』です。この曲は結婚式でもよく使われます。
クリスマスを待つ時期のことを「アドベント」(※待降節)と呼びますが、アドベントはキリストの誕生を待つこと、そして、この地上にもう一度来られるキリストを待ち望むことでもあります。
聖書では、私たちと神様の関係を花嫁と花婿に例えています(※ヨハネの黙示録19章6~8節参照)。花嫁は私たち、そして花婿はキリストです。今日お届けするこの曲は、キリストである「花婿を待つ」という意味がこめられているので、アドベントの時期だけでなく結婚式でもよく使われるのですね。
クリスマスの主役であるイエス・キリストを覚えて、今日一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
(※ オルガン演奏者紹介と バッハ作曲オルガン曲[ バッハ作品番号 BWV 645]『目覚めよと呼ぶ声あり』の演奏 )
※ この曲のメロディーの讃美歌原歌詞の私訳
日本語讃美歌集では
(旧)讃美歌174番、讃美歌21の230番、
聖歌184番、聖歌総合版139番、教会福音讃美歌67番
教会讃美歌137番、新生讃美歌257番
「目覚めよ!」と呼ぶ声がする。
見張りの声が高い塔の上から。
「目覚めよ、エルサレムの街よ!」
今、時は真夜中。
見張りが晴れやかに呼んでいる。
「賢い乙女たちよ、どこにいる?
花婿が来ますよ!
さあ起き上がって! 灯りをとって!
ハレルヤ!
支度をするんです、婚礼の!
花婿を迎えるんですよ!」
※マタイの福音書25章1~6節参照
( PBA制作「世の光」 2022.12.5放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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