♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神殿はキリストの体 / 板倉邦雄

2022年12月10日 | Weblog

2022/7/9放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 「神殿はキリストの体」という題でお話ししましょう。神殿とは建物のことではありません。聖書では神殿は「神が宿り住んでおられる場所」さらには「キリストのからだ」と言われています。ヨハネの福音書2章18から22節です。

 さてイエス様が神殿の中で過激な行動に出たことを昨日、話しました。神殿の庭で商売している人たちを庭から追い出し、「わたしの父の家・神殿を商売の家にするな」とイエス様は激高しましたね。

 そこで神殿の責任者や巡礼に来ていたユダヤ人たちはイエス様に詰め寄って詰問しました。
 「こんなことをするからには、どんな天からのしるしを私たちに見せてくれますか?」

 するとイエス様は不思議な答えをしたのです。
 「この神殿を壊したら、わたしは三日のうちにそれを再建します。」

 そこでユダヤ人たちは言いました。
 「この神殿を建てるのに46年もかかったのです。それをあなたは三日のうちに建てるのですか?」

 イエス様は彼らの質問に答えていません。しかし、この福音書を書いたヨハネはこのようにイエス様の答えを解説したのです。
 「イエス様は自分のからだである神殿のことを言われたのである。それで、イエス様が三日目に死人の中からよみがえったとき、弟子たちはイエス様がこう言われたことを思いだして、旧約聖書とイエス様のこのことばとを信じたのだ。」

 神殿は「キリストのからだ」と呼ばれています。父なる神様とキリストの魂が神殿に宿っているからです。じつは、私たちの体も神の幕屋、神殿と呼ばれています。
 「あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮(神殿)であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。」 口語訳聖書のコリント人へ第一の手紙6章19節と20節

 さて、キリスト信徒になって私の体には聖霊なる神様とキリスト様が宿っていると信じて分かったので、私は酒とタバコをやめました。私は自分の体をアルコール漬けにしたり、タバコを吸ってキリスト様を喘息にさせたりしてはいけないと思うようになったからです。


    ( PBA制作「世の光」 2022.7.9放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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