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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神が遣わした方 / 板倉邦雄

2023年04月10日 | Weblog


2023/1/16放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神が遣わした方」という題でお話ししましょう。

 「神が遣わした方」とは、もちろんイエス・キリストのことです。ヨハネの福音書3章34節から36節です。一緒に考えましょう。

 まず34節です。「神が遣わした方 ーイエス・キリストー は、神のことばを語られ」ます。イエス・キリストは神の大使です。大使は自分を派遣した国家を代弁します。キリストは神の国から派遣されましたので神のことばを語ります。それは神がキリストに「御霊を限りなくお与えになったから」だ、とヨハネは言います。キリストのことばはすべて神の霊から出てきました。神の人格から出てきたことばです。ですから、キリストは「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、いのちである。」とヨハネの福音書の6章の63節で言われたのです。

 次に、神が遣わしたイエス・キリストは神の独り子でしたので、「父は御子を愛しておられ、その手にすべてをお与えになった。」と35節で書かれています。イエス様が公的な生涯を始める時、洗礼者ヨハネからバプテスマ・洗礼を受けました。イエス様がバプテスマを受けて、すぐに水から上がられますと、その時、天が開け、神の御霊が鳩のようにイエス様の上に降って来られたのです。その時、天から声があり、こう告げられました。「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」 マタイの福音書3章の16節と17節。

 ですから第三に、神が遣わした方イエス・キリストを信じない者、聞き従わない者は神の怒りが彼らの上にとどまるのです、と結論しています。「御子を信じる者は永遠のいのちを持っているが、御子に聞き従わない者はいのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」(36節)とヨハネは結論したのです。

 イエス・キリストの語ったことばは神の霊であり、いのちでした。ですから、神のひとり子を信じる者は誰でも永遠のいのちを持つのです。そして、永遠のいのちを見る体験をするのです。すなわち、永遠の神を見ることになります。

 イエスのことばです。
  「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです。」
                 マタイの福音書5章8節

 

    ( PBA制作「世の光」 2023.1.16放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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