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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■教会は前進した / 板倉邦雄

2019年07月16日 | Weblog
2019/6/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「こうして教会は前進した」という題でお話ししましょう。まず使徒の働き9章31節を朗読します。

 「こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。
                            (口語訳聖書)

 この聖書のことばはいかに初代教会が前進し成長していったのか、その秘密が語られています。

 まず第一に教会の前進は平安が保たれたことでしょう。平和と安らぎが保持されることです。どんなに豊かであっても争いと不安があるならキリストの教会は前進することはないでしょう。

 イエス様も言われました。「平和を作り出す人は幸いです。その人は神の子と呼ばれる。」(マタイの福音書5章9節参照)

 また、かつての迫害者サウロは語っています。「あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。」(ローマ人への手紙12章18節 口語訳聖書)

 次に、教会の前進は基礎が固まることでしょうか。家を建てる際にも目に見えない基礎工事こそ大切ですね。上物がどんなに立派であっても基礎が強固でなければ地震や洪水で上物は簡単に壊れてしまいます。

 キリスト教会の前進と成長のためには目に見えない基礎が固まることです。

 目に見えない基礎とは何だったのでしょうか。使徒働きを学んできて、四つのことばで言うことができるでしょう。信仰、希望、愛、そして忍耐。目には見えませんがキリストの教会にとっては大事な基礎です。

 そして第三に、教会の前進は主を恐れ、聖霊に励まされ続けるという継続性ではないでしょうか。

 当時ローマ皇帝は主---キュリオス---と呼ばれ、神として恐れられ、崇められていたのです。ところがキリスト教会の信徒たちは、イエス・キリストを主---キュリオス---、神として恐れ敬っていました。ですからキリスト教会には聖霊の励ましが日々必要でした。聖霊の火に燃やされなければ主イエス・キリストに仕えることはできません。初代キリスト教会の前進と増加の秘訣は現代のキリスト教会の前進と増加に当てはまるのです。

  (PBA制作「世の光」2019.6.11放送でのお話より )

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