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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■パウロが遣わすテトスたちの熱意 / 羽鳥頼和

2019年01月12日 | Weblog
2018/11/24放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は新約聖書コリント人への手紙第二8章からお話しします。

 この手紙の著者のパウロは、三人の人をコリントの教会の人々に紹介して彼らが教会に行くので歓迎してくれるようにと頼んでいます。三人の内の一人テトスについて聖書から分ることをお話しします。

 テトスはパウロの弟子としてパウロの働きを助けていました。パウロはコリントの教会の混乱を収めるためにコリント人への手紙第一を書きました。そのあと、再びコリントの教会に問題が起こりました。パウロは今度はコリントへ行くことにしました。しかし訪問した結果は失敗に終わってしまいました。コリントを離れたパウロは涙ながらにコリントの教会に手紙を書き、それをテトスに託しました。これは涙の手紙と言われていて、二通のコリントの教会への手紙とは別の手紙のようです。その後パウロはコリントへ行っていたテトスから、教会が自分たちの過ちを悔い改めたことを聞きます。喜んだパウロが書いたのがコリント人への手紙第二です。

 この手紙の中でパウロは再びテトスをコリントの教会に送ろうとしていることを述べています。それはエルサレムの教会の貧しい人々のための献金をコリントの教会の人々から集めるためでした。その献金を集めて届ける任務を託されたのがテトスと二人の兄弟です。パウロはこの三人が共に信仰深く信頼できる人物であると推薦しています。パウロはテトス以外の二人の兄弟の名前を語っていませんが、彼らもパウロと同じ熱意をもっていて、それは神から与えられたものだ、と語っています。

 神は何もない人も用いて素晴らしい働きをしてくださいます。教会は今でも、名もない人々が神によって用いられて素晴らしい働きが行われている所です。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.11.24放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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