♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 -自由への励まし86- 姦淫してはならない / 大嶋重徳

2019年01月10日 | Weblog
2018/11/22放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒をはじめとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。十戒第七戒には「姦淫してはならない。」(出エジプト記20章14節 新改訳2017)とあります。

 しかし「姦淫してはならない。」はただ単に夫婦以外の存在と身体の関係を持ってはいけないという教えだけではありません。むしろ神様の造られた夫婦の愛の中に生きていくことです。つまり夫婦の身体の関係にまでその愛に生きる喜びは広がっているのです。

 しかし現実の夫婦関係の中には身体の関係によって傷つけ合っている現実があります。自己中心的で暴力的な性行為に傷ついている女性は少なくありません。また産後クライシスと呼ばれる時期に妻には女性ホルモンが減るという現象が起こって、育児の疲れも相まって、妻から夫婦の性生活の拒否が起こることがあり得ます。その拒否のことばに傷ついた夫たちは、再びアダルトサイトや性的な誘惑の敗北の中に身を投じていくことが起こりやすくなります。

 キリスト教会にも悲しいことですが牧師が起こす性的なスキャンダルがあります。これらのスキャンダルが起こる時期は、牧師の若い時期というよりも40代から60代に自らの体力の限界を覚え下降線に入れ始めた時に起こりやすいと言われています。つまり若い頃、神様に用いられたいと願い伝道者へと献身した時に思い描いていた自分の将来と現在の違いに限界を感じた時に起こりやすいのです。その時に、まだまだ自分はやれるんだということを確認するために、お金や権力そして女性関係の罪に身を投じてしまうのです。しかし夫の体力、気力、能力の限界が見えたとしても、若い時から夫婦が愛し合い会話を交わし、「あなたはよく頑張ってきたわよ。私は一番それを良く知っている。」と言ってくれる妻がいる時に、この危機を乗り越えられるのです。その時、衰えによる下降線は夫婦の成熟となっていくのです。

 その意味でも男性たちは、罪に影響され自己中心的な自分を顧み、妻の身体を労わり、妻の喜びが生み出されるよう努めなければいけません。更に女性たちもまた男性たちの抱える孤独を理解し、神の造られた性欲を汚れたものとしてみたりはせずに、夫の助け手として性に関する理解を夫婦の間で深めていく必要があるのです。このような夫婦が日本社会に生まれていくとき、この世界は愛の豊かに溢れた世界へと変えられていくのです。

    ( PBA制作「世の光」2018.11.22放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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