2018/12/07放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
日本のことわざに「転んでもただでは起きぬ」ということばがあります。ま、転んでも必ず何かを拾って起きるというような、まあちょっと欲の深い人のことを指すことばなのでしょうけれども、今日はもっといい意味で考えて、たとえ転んでも必ずそこで何かを受け取って起き上がる、そんな人生でありたい、そんな話をしたいと思うんですねえ。
人生には転んでしまうような経験がよくあるものです。例えば人生の外からやってくるいろいろな試練がありますね。災害があったり、仕事が思うようにいかなかったり、失業したり、病気になったり、別れがあったり、このようなものは誰にも襲うそれは辛い経験です。
また箴言の中にこんなことばがあります。「人の霊は病苦も忍ぶ。しかし、打ちひしがれた霊はだれが担えるだろう。」(箴言18章14節) こう書かれています。人は相当の苦しみに耐えることができるけれど、心が萎え、生きる目的とか意味とか希望を見失ってしまうと、もう身動きができなくなってしまうというわけですねえ。
旧約聖書の中にイザヤという人が登場します。イエス・キリストがお生まれになる約700年も前に活躍した預言者の一人です。彼が生きた時代はユダヤの国、それがどんな状態だったでしょう。それはちょうど蛇に睨まれたカエルのような状態でした。というのは強大な力を誇るアッシリア帝国の残虐な行動に人々は怯え、周りの国々は次から次へと滅ぼされてしまったからです。彼らはそんな中で恐れ慄(おのの)いていました。まさに転んでも立ち上がることができない。心が萎え、絶望的な思いの中で生きていたのです。しかしイザヤはそんな中でこう語りました。イザヤ書9章6節
「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」
これは救い主が生まれるという預言のことばなんですね。イザヤは現状が絶望的な中にあっても私たちを引き上げ立ち上がらしてくださる方が来てくださる。救い主が来てくださるという希望のメッセージを語ったです。希望が生まれると、そこに生きる力が出てきます。
今月はクリスマスを迎えますよね。不思議な助言者であり、力ある神であり、永遠の父であり、平和の君と呼ばれる救い主イエス・キリストは、あなたのために来てくださったのです。それはあなたに生きる希望を豊かに豊かに与えるために来てくださったのですね。
(PBA制作「世の光」2018.12.07放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
日本のことわざに「転んでもただでは起きぬ」ということばがあります。ま、転んでも必ず何かを拾って起きるというような、まあちょっと欲の深い人のことを指すことばなのでしょうけれども、今日はもっといい意味で考えて、たとえ転んでも必ずそこで何かを受け取って起き上がる、そんな人生でありたい、そんな話をしたいと思うんですねえ。
人生には転んでしまうような経験がよくあるものです。例えば人生の外からやってくるいろいろな試練がありますね。災害があったり、仕事が思うようにいかなかったり、失業したり、病気になったり、別れがあったり、このようなものは誰にも襲うそれは辛い経験です。
また箴言の中にこんなことばがあります。「人の霊は病苦も忍ぶ。しかし、打ちひしがれた霊はだれが担えるだろう。」(箴言18章14節) こう書かれています。人は相当の苦しみに耐えることができるけれど、心が萎え、生きる目的とか意味とか希望を見失ってしまうと、もう身動きができなくなってしまうというわけですねえ。
旧約聖書の中にイザヤという人が登場します。イエス・キリストがお生まれになる約700年も前に活躍した預言者の一人です。彼が生きた時代はユダヤの国、それがどんな状態だったでしょう。それはちょうど蛇に睨まれたカエルのような状態でした。というのは強大な力を誇るアッシリア帝国の残虐な行動に人々は怯え、周りの国々は次から次へと滅ぼされてしまったからです。彼らはそんな中で恐れ慄(おのの)いていました。まさに転んでも立ち上がることができない。心が萎え、絶望的な思いの中で生きていたのです。しかしイザヤはそんな中でこう語りました。イザヤ書9章6節
「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」
これは救い主が生まれるという預言のことばなんですね。イザヤは現状が絶望的な中にあっても私たちを引き上げ立ち上がらしてくださる方が来てくださる。救い主が来てくださるという希望のメッセージを語ったです。希望が生まれると、そこに生きる力が出てきます。
今月はクリスマスを迎えますよね。不思議な助言者であり、力ある神であり、永遠の父であり、平和の君と呼ばれる救い主イエス・キリストは、あなたのために来てくださったのです。それはあなたに生きる希望を豊かに豊かに与えるために来てくださったのですね。
(PBA制作「世の光」2018.12.07放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。