♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■十戒 -自由への励まし85- 姦淫してはならない / 大嶋重徳

2019年01月03日 | Weblog
2018/11/15放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒をはじめとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。十戒第七戒には「姦淫してはならない。」(出エジプト記20章14節 新改訳2017)とあります。

 この戒めは結婚外の誰かと性的な関係を持つことを禁止する戒めです。しかし第7戒は単に姦淫さえ犯さなければそれで良いと言っているのでありません。姦淫してはならないという戒めはむしろ私たちに祝福された夫婦の性生活に生きるように招いています。罪と堕落の中に汚された性ではなく、喜びと感謝と主への賛美に満ちた性の喜びがあることを聖書は大胆に旧約聖書の雅歌においても語ります。律法主義的な金欲の世界ではありません。性的なものは汚らわしい次元の低いものでもありません。聖書が語り励まし促す事は「あなたの若いときからの妻と喜び楽しめ。」(箴言5章18節)と夫婦の性的な関係も喜び楽しむことなのです。

 しかし、世の中の風潮は夫婦における性のテーマを話題にするのも恥ずかしいような態度をとられることがあります。そして特にキリスト者の男性たちは、聖書が示す結婚前の身体の関係を禁じられていることによって、他の誰にも相談できず自分の性欲をどのように捉えればよいか分からずに苦しんできたと言って良いでしょう。結婚するその時まで敗北の歴史を重ね続けてきたのです。

 あるカップルが我が家に来てこう言ってくれた事が忘れられません。
「夫婦で初めてから身体の関係を持った時に、今まで自分がずうーと敗北感を覚え、また恥ずかしさを感じ隠してきた部分を妻がさばくことなく、見下すことなく大切に受け入れてくれる時に、自分はこの世界に自分の居場所を得ることができました。」

 正直な男性のことばであると思います。外で弱さを見せる事の下手な男性たちにとって世の中は戦いの連続です。信仰の戦いもまたいつも敗北の連続です。しかし夫婦における性の豊かさを神様が備えていてくださるとき、自分はここにいても良いんだという安心感を得ることができるのです。

 聖書は夫婦の性的な関係を「知る」と表現しています。ここには愛されることで知ってもらえる喜びがあり、愛する人を知ることのできる喜びがあるのです。そしてこの愛は、もう自分以外の他の誰かに向けられないという安心があるのです。

 第七戒は神様が与えられた愛の豊かさ暖かさに生きて行くように神様が召し出されているご計画なのです。


    ( PBA制作「世の光」2018.11.15放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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