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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■男子の初子を産んだ/福井 誠

2018年12月12日 | Weblog
2018/12/12放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「男子の初子を産んだ」です。ではルカの福音書2章6節、7節から読んでみましょう。
 「ところが、彼らがそこにいる間に、マリアは月が満ちて、男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

 皆さんおはようございます。聖書の通読は進んでおられるでしょうか。継続は力なり。一日一章を読みこなす時に、不思議にも自然と育っていくものがあるものですねえ。ぜひ神様と良き時を過ごす時間を続けてくださいね。

 さて今日はクリスマス特別番組ということで、少し聖書通読を離れたお話をしますが、先日私が講師をしている学校のある事業で、生徒さんとお話をしていて面白い事を考えました。ある生徒さんが言うのです。「マリアさんは特別な女性のように見られているけれど、実は余りにもありきたりの女性であったのではないだろうか。だから誰もイエス・キリストの誕生に気づかなかったのではないか。」と。確かに考えてみればそうかもしれませんね。もしマリアさんが神様に選ばれたというので、それはそれは美貌も気質も能力も標準をはるかに超えた誰もが素晴らしいと認める特別な女性であったら、その一挙手一投足にも注目されたことでしょう。まして子どもが生まれるとなれば、皆がその初子の誕生に注目したことでしょうねえ。しかし実はそうではなかった訳です。神様がお選びになったマリアさんはどこにでもいるような普通の女性。ありきたりな人であったからこそイエス様の誕生は誰にも注目されず誰にも知られなかったと言えます。そして宿屋が満杯の時に特別室を開けてくれるような配慮もなされなかったのですねえ。イエス様が飼い葉おけに寝かせられた事情はそういうことだったのでしょうね。しかしこれは大切なことを教えてくれています。私たちの神様は力ある者の神ではありません。むしろありきたりの人間の神、いや弱い者の神、誰も関心を向けない者の神です。ぜひ今週は教会へ行って平凡すぎる自分に関心と祝福を注いでくださっている神様を知っていただきたいと思いますね。
 (PBA制作「世の光」2018.12.12放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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