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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■大きな喜びを告げ知らせる/福井 誠

2018年12月19日 | Weblog
2018/12/19放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「大きな喜びを告げ知らせる」です。ではルカの福音書2章10節から読んでみましょう。
 「 御使いは彼らに言った。『恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。

 皆さん、おはようございます。聖書通読は進んでおられますでしょうか? 継続は力なり。一日一章読みこなす時に不思議にも自然と育っていくものがあるものですね。ぜひ神様と良き時を過ごす時間を続けてくださいね。

 さて今日も先週に引き続いてクリスマス特別番組なので、少し聖書通読と離れたお話をしますが、先週は神様が平凡なものの神、いや弱い者の神、誰も関心を向けない者の神であるとお話をしました。今日、御使いが「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。」と語りかけた羊飼いたちは実はまさにその誰にも関心を向けられない者たち、見捨てられた者たちでした。当時のイスラエルにも一種の階級があったのですね。宗教的な伝統儀式をきちんと守るステータスを持っていった人がいる一方、羊飼いのように野宿の生活が続き、宗教的な伝統儀式をしっかり守れず、ある意味で下に見られていた人もいました。日本にカーストのような階級は無いと言いますが、実際には非公式の上下関係はどこにでもありますね。子どもの世界にも勉強のできる子はできない子を下に見る。贅沢のできる子はできない子を下に見る。そんな葛藤を通らされたりします。職場でも老人ホームでもどこにでも、一種の上下関係はあるものです。しかし、神様に人間社会の上下など関係がありません。むしろ下に見られている人に、神様は真っ先に良き訪れを告げ知らせてくれるのです。イエスの母マリヤはそのような神を賛美してこう語りました。

 「主はその御腕で力強いわざを行い、心の思いの高ぶる者を追い散らされました。権力のある者を王位から引き降ろし、低い者を高く引き上げられました。」(ルカの福音書1章51、52節 )

 何と私たちにとって大きな希望であり、大きな喜びのお告げでしょうか。引き上げてくださる神様がおられる教会へ行ってみましょう。では良き一週間、ありますように。

 (PBA制作「世の光」2018.12.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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