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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十戒 -自由への励まし84- 姦淫してはならない / 大嶋重徳

2018年12月27日 | Weblog
2018/11/8放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒をはじめとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。十戒第七戒には「姦淫してはならない。」(出エジプト記20章14節 新改訳2017)とあります。

この戒めは結婚外の誰かと性的な関係を持つことを禁止する戒めです。では姦淫しなければこの第七戒は何の問題はないということでしょうか。そうでありません。姦淫してはならないという戒めは、そのままこの地上に愛し合う夫婦を築き上げていきなさいという光の生き方へと私たちを導きます。神様が望まれて神様の創造された愛し合う夫婦の愛の実現へと踏み出していきなさい、とこの戒めは勧めているのです。

 もし真面目に生きていて姦淫の罪と呼べる罪を犯したことがないとしても、きよく正しく生きていたとしても、もし夫婦の愛が冷め切っていて相手への愛を失った関係を継続しているならば第七戒の戒めの違反となるのです。このラジオをお聴きの皆さんはご自分の伴侶を大切になさっておられるでしょうか。あるいは独身の方であっても、ご自分のご両親の夫婦関係が冷え切っていたという家庭に育って来られた方も少なくないと思います。そしてそれはクリスチャン同士の夫婦であっても同じことが言えると思います。

 ある牧師とこんな話をしました。罪はアダムとエバの夫婦の間に入ってきたんですよね。それならば救いもまた夫婦において実現しなければ、救いは完成しないのではないでしょうか。つまり、夫婦で罪を犯したのであれば夫婦で救われていくことで救いは完成するのだということです。夫婦で救いが完成するということは神様の造られた最初の夫婦のように神様の愛を表していくようなそんな夫婦となっていくことが必要なのです。信仰は内面の問題だから個人個人で信仰をきよく保っていけば良い、とは聖書は決して言ってはいません。夫婦ぐるみで救われた愛の生活を営んでいくのです。そうする時に、子どもたちは親を見て、あんなふうに愛しあっている夫婦になりたいと思うのです。

 何よりも大切にするべきことは、自分の夫を、自分の妻を大切にし愛していくことでしょう。もし昨夜けんかをしていたのであれば、この朝、自分からごめんなさいと言うのです。そこには十戒第七戒に生きる愛の夫婦の関係が生まれていくのです。

    ( PBA制作「世の光」2018.11.8放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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