♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■恵みの人生 / 岩井基雄

2018年01月29日 | Weblog
2017/12/04放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です
 第一週の月曜日は詩篇から学んでいますが、今日は詩篇105篇の後半から「恵みの人生」と題し、詩篇で歌われる旧約聖書のヨセフの人生からご一緒に考えてみましょう。さっそく詩篇をお読みします。
 「主はひとりの人を彼らにさきがけて送られた。ヨセフが奴隷に売られたのだ。彼らは足かせで、ヨセフの足を悩まし、ヨセフは鉄のかせの中にはいった。彼のことばがそのとおりになる時まで、主のことばは彼をためした。王は人をやってヨセフを解放し、国々の民の支配者が、彼を自由にした。王はヨセフを自分の家のかしらとし、自分の全財産の支配者とした。
 旧約聖書 詩篇105篇17節から21節

 第二週の月曜日にこのヨセフの人生を学んでいますが、彼の人生は波乱万丈でした。エジプトの奴隷として売られ、足には鉄の枷がはめられ、試練の中で試されたのです。しかしこの詩篇は、「彼のことばがそのとおりになる時まで、主のことばは彼をためした。」とうたっていました。苦難と試練の中でヨセフは神様から与えられたことばを通して練られ、整えられていきました。そして時が来た時に、エジプトの王が彼を用い、家の頭とし、全財産を任せるようになります。さにヨセフの知恵がエジプトに恵みを与え、神の民イスラエルをエジプトに招き、そのエジプトで神の民は人口も増え強くされていったのです。「主のことばは彼をためした。」とあるように、ヨセフのように私たちも神様のことばに日々生かされ信頼し整えられていくとき、私たちの人生は恵みに満ちた者とされ、周りの方々にも恵みと祝福を届けるものとされます。苦難や葛藤の中でも、全てを創造し主権を持つ神様に信頼し歩み続けましょう。神様の恵みに生かされ、そのことばによって整えられ続ける人生は、主の慈しみと恵みに満ち溢れ、周りをも潤すものとなるからです。

 聖書のことば
 「 まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。
            旧約聖書 詩篇23篇6節

 PBA制作「世の光」2017.12.04放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする