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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■光は闇の中に輝いている / 板倉邦雄

2016年12月21日 | Weblog
2016/12/21放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「光は闇の中に輝いている」という題でお話ししましょう。

 「この世は何から何まで真っ暗闇だ」と言った人がいます。なぜなら、正義が通らず悪がまかり通っているからです。すなわちこの世は暗闇の世界だからと言うのです。停電になって真っ暗闇になりますと小さな子どもたちは泣き出します。大人である私たちも不安になったり怖くなったりしますね。昔は停電になりますと蝋燭を灯します。家族はホッとして蝋燭の周りに集まりました。ですから暗闇が怖いのではなくて光が無いために怖くなると言うことが分りますね。

 ヨハネの福音書1章4節から5節にはこう書いてあります。
 「この方 --イエス・キリスト-- にいのちがあった。このいのちは人の光であった。 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。

 イエス・キリストは私たちにとっていのちの光と言われています。しかもこの暗闇の世に輝く光と言われているのです。イエス様ご自身、人々に向かってこう言われました。
 「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう。」(ヨハネ福音書8章12節 口語訳聖書)

 光と闇でどっちが強いでしょうか。もちろん光ですね。光によって暗闇は消えてゆくのです。イエス・キリストは私たちの光としてこの世に誕生してくださいました。私たちがこの光としてこの世に来てくださったイエス・キリストを心に受け入れ信じるとき、私たちは光の子どもとなって、決して闇の中を歩むことが無いのです。そして光の子らしく歩くことができるのです。

 時々こんな相談を受けます。「心が不安で心配で一杯です。どうしたらいいでしょうか。」 私は逆に質問します。「暗い部屋を明るくするためにはどうしたらいいですか? 電灯を点けたりカーテンをあけたりします。」 そうですねえ、暗闇をほうきで掃き出す人はいませんね。心が暗くなったり沈んだりする時には光を取り入れればいいのです。苦しみや困難というこの世の闇が私たちを覆い尽くしても、私たちの光としてこの世に来てくださったイエス・キリストとこの年のクリスマスにあなたが出会っていただきたいのです。生きる力となるでしょう。

  (PBA制作「世の光」2016.12.21放送でのお話より )

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