goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■本当の友であるキリスト / 羽鳥頼和

2016年12月03日 | Weblog
2016/12/3放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は旧約聖書のヨブ記33章からお話しします。

 ヨブ記の主人公であるヨブは大きな苦難に遭いました。そんなヨブの所に、友人たちがやってきました。友人たちはヨブを慰め励ますためにやってきたのです。ところが友人たちとの語らいは議論になってしまいました。友人たちはヨブに、自分の罪を認めろと強く言いました。しかしヨブは最後まで、自分は潔白だと主張します。そして解決のないままとうとうヨブと3人の友人の長い議論は終わってしまいました。

 そこに新しい人物が登場します。その人の名はエリフと言います。彼はそれまでの議論を聞いていて、ヨブが神よりも自分を正しいとしてることに腹を立てていました。ヨブに対してエリフが怒って言いました。
 「ヨブよ、どうか私の言い分を聞いて欲しい。私はあなたの話す声を聞いた。あなたはこう言っている。『私はきよく背きの罪を犯さなかった。私は純血で横しまなことが無い。それなのに神は私を責める口実を見つけ、私を敵のようにみなされる。神は私の足に枷をはめ、私の歩みをことごとく見張る。』 ヨブよ、あなたは神よりも自分を正しいとしている。神が悪いと言っている。それは間違っている。」

 エリフは正しいことを言っています。しかし彼のことばによってヨブは救われませんでした。

 旧約聖書の伝道者の章7章16節はこう言います。
 「あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。
 正しさだけでは人は救われないのでしょう。

 旧約聖書の箴言17章17節はこう言っています。
 「友はどんなときにも愛するものだ。兄弟は苦しみを分け合うために生まれる。

 エリフたちヨブの友人は正しさがあったかもしれませんが、愛が足りなかったのではないでしょうか。

 キリストは私たちの友そして兄弟となってくださったのです。キリストは私たちを愛して苦しみを担ってくださいました。キリストは十字架によって私たちを救ってくださったのです。

 明日は日曜日です。私たちの救い主イエス・キリストを礼拝するために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

  (PBA制作「世の光」 2016.12.3放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする