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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■私を贖う方キリスト / 羽鳥頼和

2016年12月17日 | Weblog
2016/12/17放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は旧約聖書のヨブ記にあるキリストの預言についてお話しします。

 ヨブ記の主人公であるヨブは大きな苦難に遭いました。そんなヨブの所に3人の友人がやってきました。ところが友人たちとの語らいは議論になってしまいました。そして解決のないまま、とうとうヨブと友人の議論は終わってしまいました。するとやっと神がヨブに語りかけられたのです。

 ヨブ記の41章で、神は恐ろしい怪獣のことを話されました。
 「そのくしゃみはいなずまを放ち、その目は暁のまぶたのようだ。その口からは、たいまつが燃え出し、火花を散らす。その鼻からは煙が出て、煮え立つかまや、燃える葦のようだ。」(18節~20節)
 まるでゴジラのようですね。

 神はヨブに、このゴジラのような怪獣を自分の力で御することができるか、と詰問します。
 「ヨブよ。おまえは自分が正しいと言って、それなのにこんな苦しみに遭うのはおかしい、と言う。そして神が間違っていると言っている。それは自分を神と同じ偉大なものとしているようなものだ。それなら神が作ったこの怪獣を御してみなさい。」

 そのことを聞いたヨブは恐れて神に言いました。
 「私が間違っていました。わたしは傲慢になっていました。私は塵と灰の中で悔い改めます。」(ヨブ記 42章6節参照)
 自分自身の愚かさを知ったヨブは悔い改めました。

 そんなヨブは以前から神の救いを待ち望んでいました。そして神と自分との間に仲介者としての救い主が与えられることを確信していました。ヨブは言っています。
 「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。」(ヨブ記 19章25節)

 この「私を贖う方」こそイエス・キリストです。ヨブは苦しみの暗闇の中で一筋の光である救い主を見たのです。そして救い主を通して与えられる神の救いを期待しながら苦しみを耐え忍んだのです。それだけではありません。苦しみの中でもヨブは救いを与えてくださる神を誉めたたえたのです。

 明日は日曜日です。救いを与えてくださる神を誉めたたえるために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.12.17放送でのお話より )
 
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が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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