2015/4/21放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。聖書にはイエス・キリストが私たちに教えてくださった「主の祈り」という祈りがあります。この主の祈りは、「天にまします我らの父よ。」と始まります。この祈りは「小さなキリスト教の学校」とも言われ、この祈りを学ぶときに、クリスチャンたちが何を信じているのか、とてもよく分るのです。
主の祈りは「父よ」と祈ります。この祈りを祈っているうちに、私たちは父と呼ぶ神様の前で子どもとされたのだということを知っていきます。そしてこの「神の子となる」というのは私ひとりだけのことではありません。主の祈りは「我らの父よ」と祈ります。つまり、このお祈りは祈りながら、私たちは父なる神様の前に何人かの兄弟や姉妹と一緒に立ってお祈りをしていることを意味しているのです。自分にとっては他人に過ぎない人であったにもかかわらず、主の祈りを祈ると、あなたも私の家族なんですね、と呼ぶ新しい人間関係の中に生きていることが起こってきます。
キリスト教会では教会にある人間関係を、○○兄弟、○○姉妹、と呼び合うことがあります。つまり「父よ」とお祈りする中で家族というコンセプトの中を生きていることを意味しているのです。そして、この主の祈りを祈っている人は自分の身近にいる人だけではありません。世界中の人が主の祈りを祈るのです。その時、自分には新しい家族が世界中にできるのです。そして日本だけではなく、あらゆる国境、言語、肌の色を超えて、貧しい人も富んでいる人も、病んでいる人も健康の人の区別なく一緒に神の家族になるのです。
「父よ」と祈り、父なる神の子とされる、ということはこの新しい神の家族との新しい時間を過ごす事となります。家族は同じ時間を過ごし、同じ食事を一緒にします。キリスト教会で礼拝で過ごす時間が何よりも家族の時間です。父なる神様のことばである聖書のことばを聞き、聖餐というパンとぶどう酒を分け合うということをすることで、新しくできた家庭の食卓を共にするのです。同じものを食べて同じ会話をして、家族はそうやって少しずつ少しずつあの父なる神に似ていく神の家族となっていくのです。
ぜひお近くの教会に行ってください。この神の家族に加わっていただけたらと願います。
( PBA制作「世の光」2015.4.21放送でのお話しより )
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。聖書にはイエス・キリストが私たちに教えてくださった「主の祈り」という祈りがあります。この主の祈りは、「天にまします我らの父よ。」と始まります。この祈りは「小さなキリスト教の学校」とも言われ、この祈りを学ぶときに、クリスチャンたちが何を信じているのか、とてもよく分るのです。
主の祈りは「父よ」と祈ります。この祈りを祈っているうちに、私たちは父と呼ぶ神様の前で子どもとされたのだということを知っていきます。そしてこの「神の子となる」というのは私ひとりだけのことではありません。主の祈りは「我らの父よ」と祈ります。つまり、このお祈りは祈りながら、私たちは父なる神様の前に何人かの兄弟や姉妹と一緒に立ってお祈りをしていることを意味しているのです。自分にとっては他人に過ぎない人であったにもかかわらず、主の祈りを祈ると、あなたも私の家族なんですね、と呼ぶ新しい人間関係の中に生きていることが起こってきます。
キリスト教会では教会にある人間関係を、○○兄弟、○○姉妹、と呼び合うことがあります。つまり「父よ」とお祈りする中で家族というコンセプトの中を生きていることを意味しているのです。そして、この主の祈りを祈っている人は自分の身近にいる人だけではありません。世界中の人が主の祈りを祈るのです。その時、自分には新しい家族が世界中にできるのです。そして日本だけではなく、あらゆる国境、言語、肌の色を超えて、貧しい人も富んでいる人も、病んでいる人も健康の人の区別なく一緒に神の家族になるのです。
「父よ」と祈り、父なる神の子とされる、ということはこの新しい神の家族との新しい時間を過ごす事となります。家族は同じ時間を過ごし、同じ食事を一緒にします。キリスト教会で礼拝で過ごす時間が何よりも家族の時間です。父なる神様のことばである聖書のことばを聞き、聖餐というパンとぶどう酒を分け合うということをすることで、新しくできた家庭の食卓を共にするのです。同じものを食べて同じ会話をして、家族はそうやって少しずつ少しずつあの父なる神に似ていく神の家族となっていくのです。
ぜひお近くの教会に行ってください。この神の家族に加わっていただけたらと願います。
( PBA制作「世の光」2015.4.21放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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