♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■罪を赦す権威のあるお方 / 羽鳥頼和

2015年04月25日 | Weblog
2015/4/25放送
 

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。新約聖書ルカの福音書5章12節から26節に、二人の病人を治されたイエスのことが教えられています。 

 一人めは、全身ツァラアトという病気にかかった人でした。その人はイエスを見るとひれ伏してお願いしました。 「主よ。お心一つで、私をきよくしていただけます。」 (12節)

 ツァラアトとという病気にかかった人は汚れたものとされ、人々から離れて町の外に住まなければなりませんでした。ですから、 病気が治ると共に祭司によって「きよい」と宣言されなければなりませんでした。そうしないと社会復帰できなかったのです。そこでこの人は「きよくしてください」と言ったのです。イエスは手を伸ばして彼に触り、言いました。「わたしの心だ。きよくなれ。」(13節) するとすぐにその病気は治りました。イエスは続けて彼に言いました。「祭司に自分を見せなさい。そして律法に定められている捧げものを神に捧げなさい。」 (14節参照) 

 二人めは足が麻痺して動けない人でした。彼は寝たきりでしたので自分ではイエスの所に来ることができません。彼の友人が彼を運んでイエスの所に連れてきたのです。イエスは彼らの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦されました。」と言われました。

 周りにいた律法学者たちは眉を潜めて、「これは神への冒涜だ。神のほかに罪を赦すことができる者はない。」と心の中でつぶやきました。その事に気付いたイエスは彼らに言いました。「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたに悟らせるために。」 (24節)そして病気の人に、「起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい。」(25節)と言われました。するとその人たちはたちどころに立ち上がって神を賛美しながら帰って行ったのでした。

 この二つの癒しの奇跡は、イエスが病気を治すだけでなく、人をきよめ、社会復帰という人間関係の回復を与えることができ、また罪の赦しを与える権威をもっているお方であることを教えています。イエスこそ本当の救い主です。あなたを愛し、あなたをより良く知っておられ、あなたに本当に必要な大切な物を与えることのできるお方です。

 明日は日曜日です。救い主イエス・キリストに出会うために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.4.25放送でのお話より )
 
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