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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■モーセの召命 / 板倉邦雄

2014年11月19日 | Weblog
2014/11/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「モーセの召命」という題でお話ししましょう。

 召命とは天の神様からのお召し、すなわちお招きですから、天の神様からお召しを受けた人は命を懸けてそのお召しに応えてゆくのです。

 羊飼いだったモーセは神様からの召命を受けました。まずモーセを召命した主なる神様はどのようなお方だったでしょうか。

 「わたしはエジプトにいるわたしの民の悩みを見た。またこき使う者の虐げに叫ぶ声を聞いた。わたしは彼らの苦しみを知っている。」(出エジプト記 3章7節参照)

 モーセを召命した主なる神様は、私たちの悩みをつぶさに見て、私たちの叫びを聞いて、私たちの苦悩のすべてを知っていてくださるお方なのです。

 次に、私たちの神は、わたしは天からくだって行ってわたしの民をエジプト人の手の中から救出し、わたしの民を導き上らせて、わたしの約束の地に至らせたい、と実行に移してくださる神様なのです。

 このことば通り、今から2000年前、主なる神様は人となってこの世に下ってきてくださいました。「キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、・・・おのれをむなしうして・・・人間の姿になられた。」(ピリピ 2:6節、7節 口語訳聖書)と聖書に書いてありますね。

 さて、この人となられた救い主イエス・キリストの影としてモーセが神のお召しを受けたのです。「さあ、わたしはあなたをエジプトの王様パロに遣わして、わたしの民イスラエルの人々をエジプトから導き出させよう。」(出エジプト記 3章10参照)

 私たちはなぜモーセが40年間エジプトの王宮で王子として過ごしたのか、その目的を知ることができます。モーセだからこそ、エジプト王宮に自由に出入りすることができ、パロ王様と面談できたということです。ですから私たちの人生の歩みの中で、その歴史の中で、一切無駄はない、ということですね。

 しかしモーセは神様からの召命を固辞しました。「私には無理です。」 (出エジプト記 3章11参照)

 主なる神様はそれでも言われました。「わたしは必ずあなたと共にいる。あなたがするのではなく、あなたと共にいるこのわたしが実行する。」(出エジプト記 3章12参照) 全知全能の神様がついているのです。この神様からの招きに私たち応えて参りましょう。

(PBA制作「世の光」2014.11.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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