♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■キリストの再臨 / 羽鳥頼和

2014年08月09日 | Weblog
2014/8/9放送

 世の光時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日はイエス様の再臨についてお話しします。

 イエス様と弟子たちがエルサレムの神殿を見ていました。その神殿は46年の歳月をかけて建てられた壮大なものでした。弟子たちは神殿の見事さをイエス様に話しました。するとイエス様は、その神殿は完全に破壊されて廃墟になる、とおっしゃいました。そしてエルサレムの町が滅亡すると言われたのです。

 びっくりした弟子たちは心配になってイエス様に尋ねました。「いつそのようなことが起こるのでしょう? あなたの来られる時や世の終わりにはどんな前兆があるのでしょう?」 弟子たちはいつエルサレムが滅亡するのか、そしてこの世の終わりとイエス様が再びこの世に来られる時にはどんなことが起こるか聞いたのです。

 イエス様は答えられました。「エルサレムの神殿に侵略者が現れます。その時はとにかくすぐにエルサレムから逃げなさい。それから世の終わりが近づくと、『ほら、キリストがここにいるぞ。』という人が現れます。それを信じてはいけません。それからキリストの偽者や偽預言者が現れて奇跡を行います。しかし騙されてはいけません。彼らは偽物なのですから。わたしが再び来るときは誰にでも分るように来ます。」

 イエス様はもう一度来られます。イエス様は私たちを救うために十字架にかかって死なれましたが、3日後によみがえられました。そして40日間弟子たちなど多くの人々に教えられた後、天に帰られました。そしてイエス様は世の終わりにもう一度この地上に来られるのです。その時イエス様はすべての者をさばくために来られます。

 このさばきから逃れられる者は誰もいません。しかし、私たちがイエス様を信じているならイエス様が再びこられる時は恐ろしいさばきの時ではなく素晴らしい救いの恵みを味わう時となるのです。新約聖書ヨハネの手紙第一3章2節にこのようにあるからです。

 「愛する者たち。私たちは、今すでに神の子どもです。後の状態はまだ明らかにされていません。しかし、キリストが現われたなら、私たちはキリストに似た者となることがわかっています。

 イエス様を信じれば私たちはキリストのようになれるのです。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2014.8.9放送でのお話より )
 
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