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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の奥義は成就する / 福井 誠

2014年08月28日 | Weblog
2014/8/28放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神の奥義は成就する」です。それでは黙示録10章7節から読んでみましょう。

 「 神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する。

 黙示録は4章、5章で、天で繰り広げられる壮大な礼拝を描いて、6章からは地上に起こる悲惨な災いが描かれていますね。皆さんは6章からの七つの封印の災いと8章からの七つのラッパの災いは同じ事を繰り返している、そして別の角度から描いていることに気づかれましたか? そして七つのラッパの災いの方がより詳しく描かれていますねえ。言ってみれば、七つの封印のお話は映画の予告編、七つのラッパの状景は映画の本篇のようなものです。

 で、この10章は災いのクライマックスに向かって緊張感をいよいよ高めている箇所です。一人の強い御使いが登場してきますね。この御使い、一方は海に、他方は地に足を下ろしています。それは全世界を足の下に従えている、つまり地と海のすべてに関わるメッセージを持っていることを意味しています。どんなメッセージなのか。もはや時が伸ばされることはない。

 この「時」と訳されたもともとのことばは、ギリシャ語でクロノスです。刻々と経過していく時を意味しています。その刻まれる時が残っていない、つまり終わりが来たということですねえ。先の9章で神がクリスチャンたちを苦しめる者たちに対してさばきを開始することを語っていました。ですからこの10章はそれを確認する幻なんですね。もはや時は伸ばされない。あなたがたは解放され、更に奥義が成就する時が来たのだ、と言うわけです。

 「奥義」・・・また分りにくいことばです。使徒パウロはそれを、異邦人とユダヤ人が一つにされること、あらゆる民族がキリストにあって一つにされることだ、と説明しています。苦しみから解放され、天にある祝福の時に招かれる時、その時には苦しみに耐えたあらゆる国民民族が天に集められます。そのような素晴らしい時が近づいていると言うのです。聖書が語る終末は、この世の矛盾にあっても神の御前に誠実に生き抜いた者に祝福があることを告げています。あなたにも目を注いでおられる神を知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2014.8.28放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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