goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のものは神に返しなさい / 羽鳥頼和

2014年08月02日 | Weblog
2014/8/2放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日はパリサイ人たちとイエス様との議論の一つからお話しします。

 パリサイ人たちはヘロデ党の人々と手を組んでイエス様に議論をしかけました。彼らはイエス様に尋ねました。
「税金をローマに納めることは律法にかなっているでしょうか。」

 この質問には巧妙な罠が仕掛けられていました。パリサイ人たちは日頃からローマの支配に抵抗していましたから、税金を納めることに反対していました。ですからイエス様が「税金を治めなさい」と言えば、パリサイ人たちが黙っていません。そして逆に、もしイエス様が「税金を納めなくて良い」と言えば、ローマの支配に賛成していたヘロデ党の人々が黙っていません。イエス様はどちらに応えても責められてしまうのです。

 さあイエス様はどう答えたでしょうか。イエス様は彼らの悪意を知って、「お金を私に見せなさい」と言われました。そこで彼らはでデナリコインを1枚、イエス様に持って行きました。そこでイエス様は彼らに言われました。「コインに刻まれているのは誰の肖像ですか?」 彼らは「ローマ皇帝カイザルです」と答えました。そこでイエス様は言われました。「それなら、カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」 彼らはイエス様の答えに驚き、何も言えずに立ち去ったのでした。お金はローマのものだからローマに返しなさい、というのです。そして神様からもらったものは神様に返しなさい、それが律法にかなったことです、というのです。

 さてここで、イエス様が言われた「神様のものは神様に返しなさい」ということに注目したいと思います。神様のものは神様に返すというのはどういうことなのでしょう。神様のものを神様に返すとは、礼拝を捧げるということだと思います。礼拝のプログラムにある献金はまさに神様から与えられたものをお返しすることですが、賛美も祈りも神様に捧げるものです。そして礼拝そのものが神様に捧げるものなのです。神様から与えられた自分の身体を使って神様に賛美を捧げ祈りを捧げるのです。

 新約聖書ローマ人への手紙12章1節にこのようにあります。
 「あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。

 明日は日曜日です。神様に礼拝を捧げるために、お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2014.8.2放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする