♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■祝福を受け、栄光と賛美を神に / 岩井基雄

2013年08月02日 | Weblog
2013/8/2放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日もご一緒に旧約聖書の詩篇を味わいましょう。今日は詩篇72篇17節から19節です。

 「彼の名はとこしえに続き、その名は日の照るかぎり、いや増し、人々は彼によって祝福され、すべての国々は彼をほめたたえますように。ほむべきかな。神、主、イスラエルの神。ただ、主ひとり、奇しいわざを行なう。とこしえに、ほむべきかな。その栄光の御名。その栄光は地に満ちわたれ。アーメン。アーメン。

 この詩篇72篇は旧約聖書の中に数多く登場する救い主の預言の一つです。イスラエルの三番目の王ソロモンによる神の公義と正義の実現を願う祈り、そしてソロモンのために祈るダビデの祈りの中に救い主の預言が織りなされているのです。

 王の子どもによる神の義の実現を願う祈りはソロモン王だけではなく後にダビデ王の子孫として誕生するイエス・キリストによって完全に成就します。イエスによる神の義の実現を預言する詩篇は、まるでその成就を目の当たりにしているかのように、神をほめたたえ、栄光を神に帰するのです。この詩篇は、彼すなわち救い主が神の民イスラエルをその義によって正しく治めますように、ということばから始まり、救い主の豊かな祝福を願い、神への賛美と栄光をささげながら閉じられています。

 この預言と祈りはすべての国々が救い主をほめたたえ祝福されることを願っています。真の王である救い主によってどんな国の人も例外なく神の豊かな祝福を受け、賛美と讃詠がすべての人によってなされるように、と続いているのです。

 私たちの人生の目標の一つには、神の祝福を受け、神を心から賛美するということがあるではないでしょうか。私たちは人々からの賞賛や評価を求めますが、それは常に人との比較や競争を産み、称賛の次の瞬間には敗北や挫折を味わうこともあります。神の素晴らしさをいつも心に留め賛美する歩みは、私たちの側の問題に左右されることはありません。どんな困難な状況や苦難の中でも神を賛美するならば、私たちはいつも喜び、絶えず感謝をささげることができるのです。

 神様の愛と祝福を受け、恵みと賛美と感謝に満ちた人生をあなたも歩みませんか? 

(PBA制作「世の光」2013.8.2放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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