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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主に望みを置く群れ / 福井 誠

2013年08月29日 | Weblog
2013/8/29放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主に望みを置く群れ」です。それでは第一サムエル記22章2節から読んでみましょう。

 「困窮している者、負債のある者、不満のある者たちもみな、彼のところに集まって来たので、ダビデは彼らの長となった。こうして、約四百人の者が彼とともにいるようになった。

 ダビデはひたすら逃亡するだけの人生を送っていました。ダビデに味方する人は殆どなく、孤独な戦いを強いられていたのです。ところが、そんなダビデの人生に転機が訪れました。彼を頼る者たちが集まってきたのです。困窮している者、抑圧されている者、負債のある者、不満のある者、つまり変革を求める者たちが集まり始めました。そしてダビデは彼らを一つにまとめていくのです。

 しかし皆さんの中には「何だ。ごろつきどもをまとめたのか。」 そう思う方もいるかもしれませんね。この時ダビデは詩篇142篇を歌ったとされています。それにはこうあります。

私を顧みる者もなく、私の逃げる所もなくなり、私のたましいに気を配る者もいません。主よ。私はあなたに叫んで、言いました。『あなたは私の避け所、生ける者の地で、私の分の土地です。』」詩篇 142篇 4節、5節
 
 ダビデはただ一人であるときに、ただひたすら神に自分の望みをおいたのです。そして困窮している者というのはサウル王の統治下にあって、これではやっていけないという者たちでしたが、考えてみればダビデ自身も困窮していたのです。ダビデ自身も抑圧されていました。ですから彼らはお金を求めてダビデのもとに集まってきた訳ではありません。ダビデに解放する力があると思って集まってきた訳でもないのでしょう。むしろ彼らは同じように困窮する中で神に依り頼んでいるダビデの姿勢に共感したのではないでしょうか。困窮や負債から逃れるにはダビデと同じように神様に依り頼むことが一番だと納得して集まってきたということでしょう。ダビデは信仰を持って神様の解決を求める人々を受け入れ、まとめたという訳です。教会も同じです。一人で問題を抱えずに、神に解決があるという信仰を持つ人々と共に集まり合って祈ってみませんか? 

(PBA制作「世の光」2013.8.29放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 
 

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