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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■自分の宝を天にたくわえなさい / 福井 誠

2011年08月18日 | Weblog
2011/8/18放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「自分の宝を天にたくわえなさい」です。それではマタイの福音書6章19節、20節から読んでみましょう。

 「自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。

 私は本が大好きで、毎年沢山の本を買いますので今や小さな2DKのマンションでは収まりきらず、山形の実家に持ち帰ってごっそり収納している始末です。で、ある時ふと思いました。自分が死んだらこの本はどうなるんだろう? 考えさせられました。私にとっては捨てがたい本であっても残された家族に、日焼けしボロボロになった本など何の意味もないですね。丹念に読み返されることもなく処分されてしまうだけでしょう。

 ものというのはまさにこの世にいるときだけ自分を満足させるものなんだなあと思いました。そのように今の自分だけを満足させて、あの世では何も持っていけない、そういうものに熱中するというのはとても寂しい生き方なんだなと思わされました。

 あなたにも宝と思うものがあるかもしれませんねえ。しかしその宝はどのようなものでしょうか。あなたが死んでしまったならそれは天国に持っていけないし、この世で誰かの手に渡るかあるいは処分されてしまうようなものでしょうか。

 聖書は「そのようなものを地上に蓄えのはやめなさい。虫と錆で傷ものになって盗まれてしまうようなものに熱心になってはいけません。」と言います。で、「自分の宝は天に蓄えなさい。」と言います。でも、天に宝を蓄えるというのはどういうことでしょうか、皆さんはどのように考えますか?

 天国にものは何も持っていくことはできません。けれどもそのものを生かして天国でそのもののために祝福を味わうということはあるでしょう。神様のために、あるいは人のために持っているものを豊かに用いていく。地上でそれを例えすっかり使い果たすということがあったとしても、で、それによって恵みを受けた人々があなたに感謝と喜びと栄誉を分かち合ってくださるということはあるものですね。私たちが地上のものをどう使うかで、まさに天で私たちを待っている祝福というものがあります。後に天国で大きな喜びとして返ってくるようなものの用い方をしていきたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2011.8.18放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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