2011/8/12放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
もう3ヶ月前になりますが、東京上野で開かれたレンブラント展に行ってきました。17世紀を代表するオランダの画家レンブラント・ファン・レインは名声を手に入れ、かつ様々な苦しみを経験した画家でしたが、今回の展覧会は光と闇が見事に表現された版画がとても印象的でした。和紙も用いて何度も版を重ねて版画を作成し原版となる銅板を幾度も削り直しながら作品を仕上げ、完成させていくプロセスは本当に興味深いものでした。
その作品の一つに『三本の十字架』という作品があります。最初の版から原版を何度か作り直し第四段階まであるその作品の最後、第四ステートの『三本の十字架』は、真っ暗な闇の中で中央にあるイエス・キリストの十字架と左側の犯罪人の十字架に注がれる光が強調され、右側の犯罪人の十字架は暗い闇で覆われているのです。
聖書の中には確かにキリストと共に十字架につけられた二人の犯罪人のことが記されています。最初、二人とも「あなたはキリストではないか、自分と私たちを救え。」と嘲っていました。しかしその内の一人が十字架の上で自分の罪を認め、悔い改めたことが記されています。もう一人の犯罪人にこう言ったのです。
「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」 新約聖書ルカの福音書23章40節から43節
十字架の上で自分の罪を認め、「私を思い出してください」とあわれみを求めた犯罪人にイエスは罪の赦しを宣言され、真の平和であるパラダイス・天国にいると約束してくださいました。この罪人にとって自分の人生の最後の最後で救い主イエスに出会い、罪を赦され、闇から光へと移されたことは何と幸いだったことでしょうか。
あなたも自分の心の闇を認め、光の中を歩む人生を歩み出しませんか? 本当の平和はそこから始まるのです。それではまた来てください。
(PBA制作「世の光」2011.8.12放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
もう3ヶ月前になりますが、東京上野で開かれたレンブラント展に行ってきました。17世紀を代表するオランダの画家レンブラント・ファン・レインは名声を手に入れ、かつ様々な苦しみを経験した画家でしたが、今回の展覧会は光と闇が見事に表現された版画がとても印象的でした。和紙も用いて何度も版を重ねて版画を作成し原版となる銅板を幾度も削り直しながら作品を仕上げ、完成させていくプロセスは本当に興味深いものでした。
その作品の一つに『三本の十字架』という作品があります。最初の版から原版を何度か作り直し第四段階まであるその作品の最後、第四ステートの『三本の十字架』は、真っ暗な闇の中で中央にあるイエス・キリストの十字架と左側の犯罪人の十字架に注がれる光が強調され、右側の犯罪人の十字架は暗い闇で覆われているのです。
聖書の中には確かにキリストと共に十字架につけられた二人の犯罪人のことが記されています。最初、二人とも「あなたはキリストではないか、自分と私たちを救え。」と嘲っていました。しかしその内の一人が十字架の上で自分の罪を認め、悔い改めたことが記されています。もう一人の犯罪人にこう言ったのです。
「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」 新約聖書ルカの福音書23章40節から43節
十字架の上で自分の罪を認め、「私を思い出してください」とあわれみを求めた犯罪人にイエスは罪の赦しを宣言され、真の平和であるパラダイス・天国にいると約束してくださいました。この罪人にとって自分の人生の最後の最後で救い主イエスに出会い、罪を赦され、闇から光へと移されたことは何と幸いだったことでしょうか。
あなたも自分の心の闇を認め、光の中を歩む人生を歩み出しませんか? 本当の平和はそこから始まるのです。それではまた来てください。
(PBA制作「世の光」2011.8.12放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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