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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■わたしがあなたとともにいる / 山中直義

2011年08月09日 | Weblog
2011/8/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。山中直義です。

 人生の中にはもうだめだと思わざるを得ない時もあることと思います。絶体絶命のピンチ、旧約聖書創世記に登場するイサクはその時まさにそんな状況にありました。飢饉が続く中、彼は身を寄せていたゲラル地方の王アビメレクから死刑宣告とも言えることばを突きつけられます。
あなたは、われわれよりはるかに強くなったから、われわれのところから出て行ってくれ。」(創世記 26章16節) 

 イサクは確かにその時、多くの家畜としもべを持つようになっていました。ですが皮肉にもその財産が人々の妬みを招いたのです。アビメレクをはじめとする人々はまずイサクの所有していたすべての井戸を土で埋めて水を奪いました。そうして彼をその土地から追放したのです。どれほどの家畜としもべを持っていたとしても水というライフ・ラインを断たれては生きてはいけません。イサクは何とかしようと旅をしながら必死に井戸を堀り当てます。ですが掘り当てるたびに土地の人々にそれを横取りされ、苦しむのでした。そんなことが何度か繰り返される中、彼は人や物により頼むことの危うさということを学ばされていきます。

 では一体何に依り頼んで生きるべきなのか。思い悩んでいたイサクにある夜神様のことばがありました。創世記26章24節のことば 

 主はその夜、彼に現われて仰せられた。「わたしはあなたの父アブラハムの神である。恐れてはならない。わたしがあなたとともにいる。わたしはあなたを祝福し、あなたの子孫を増し加えよう。」

 人や物に見捨てられ生きる術や希望を失って絶望の闇に嘆くときにも、そんなときにも神は共にてくださる。困難を味わったからこそイサクは本当に大切なこと、本当に信頼できる「神」という存在に気づかされていったのでした。

 神があなたと共におられる。それこそがどんな人や物、どんなライフ・ラインにも優る確かな希望なのだということをあなたにもぜひ知っていただきたいのです。

    (PBA制作「世の光」2011.8.9放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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