♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■罪人を招くため / 関根弘興

2011年08月15日 | Weblog
2011/8/15放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。

 イエス・キリストはこうおっしゃいました。
「医者を必要としているのは健康な人ではなく病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」(マルコ 2章17節参照) こうおっしゃったんですねえ。

 えー、あなたが病院に行きまして、お医者さんからその検査の結果の説明を受けた時、あなたがこう言ったらどうでしょう。「先生、あなたは私のお腹を胃カメラで見て病気があると言いましたねえ。私はどうもあなたを信用できませんね。第一そのカメラ、どこの製品ですか? 私はそのカメラを信用しません。それに先生、あなたの視力はいくつですか? 本当に大丈夫ですか? 私は今まで自分は病気がないって自分で言い聞かせて来たんですよ。私は病気ではないと思っているんですよ。私はね自分のことばしか信用しないですよ。だから私は病気じゃないですよ。」 もしこんなことをお医者さんに言ったらお医者さんはきっと言うでしょうね。「そうですか。じゃあ私は必要ありませんね。どうぞお帰りください。」と。

 聖書は神様の前に皆罪人だ、と教えるんです。もちろんこれは何か犯罪を犯しているという意味ではなくて神様に背を向けている、本来あるべき神様との関係がずれているということなんです。ちょうど電気が断線しているようなものですね。どんなに立派な大画面の液晶テレビも断線していたらすてきな映像を映し出すことができません。それと同じであなたが神様に背を向け、自分の力だけ自分のことばだけ自分の思いの中だけで生きている、そして生きて行こうと考えなら、それは無理があるよと聖書は教えるんです。それは断線しているような状態と同じですよと言うんですねえ。でも人は結構独りよがりで、いや自分は今までこう考えて来たんだから大丈夫、大丈夫、大丈夫って考えてしまうことがあるんですよね。

 先程も言いましたようにイエス・キリストは「医者を必要としているのは健康な人ではなく病人です。私は正しい人を招くために来たのではなく罪人を招くために来た。」とおっしゃいました。自分は正しい、自分には罪がないと考えている人はイエス・キリストを必要とはしないでしょう。でも、もしあなたが自分の心の弱さを正直に見つめ、あっ!自分の心の中には罪がある、神様の前に正しい存在ではない、自分は自分で救うことのできない弱い存在だと認めるときに、初めてイエス・キリストの招きの声に応えていく人生となっていくでしょう。そしてイエス・キリストはそんなあなたに対して「安心しなさい、わたしはあなたに決して失われない平安を与えよう。」と語ってくださいます。 

 (PBA制作「世の光」2011.8.15放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 




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