♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■刑罰と福音 / 板倉邦雄

2011年08月17日 | Weblog
2011/8/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は「刑罰と福音」という題でお話ししましょう。旧約聖書の創世記の続きです。今日は人間を騙して罪を犯させた蛇・悪魔に対する刑罰とイエス・キリストの元福音と言われる素晴らしい約束を見ることにしましょう。

 前にも言いましたように、蛇とは動物の蛇ではないようです。聖書では堕落した天使・悪魔であり、サタンである竜すなわち「年を経た蛇」のことですね。ですから女性を誘惑し、騙した悪魔・サタンは光の天使に偽装していたようです。明けの明星のように光り輝く変装した天使を目の前にして、女性はころりと騙されてしまいました。そして悪魔は呪われ、主なる神様のお大型の杭を打ち込まれることになります。それが創世記の3章15節の神のことばです。

 「私は恨みを置く。おまえとサタン・お前と女との間に。サタン・お前と女とは仇同士になる。お前の子孫たちと女の子孫 --この子孫は単数です-- も同じだ。彼はお前の頭を踏み砕く。お前は彼のかかとに噛みついて傷を負わせるだけだ。」 

 女の子孫から生まれてくる彼とは一体誰でしょう。それは処女マリヤから生まれる生ける神の子・救い主イエス・キリストです。罪のない神の独り子イエス・キリストが私たちの罪の身代わりとして十字架の刑罰を受ける。このことをやめさせようと悪魔は必死になり、そのかかとに噛みつき傷付けて十字架への道を歩かせないようにしました。天使である自分が人間に仕えるなんて耐えられません。罪を犯した人間が再び神様のものになるなんて嫌です。人間を死の恐怖の奴隷で一生涯過ごしてもらいたいのです。しかし神の子が十字架にかかってしまうことは悪魔にとっては致命的なことでした。自分の頭に十字架の杭が突き刺さることになるのです。

 聖書のことばです。

 「神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである。
            第二コリント人への手紙 5章21節 (口語訳聖書)
 
  ( PBA制作「世の光」2011.8.17放送でのお話より )


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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

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