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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■罪人を招くために

2010年12月10日 | Weblog
2010/12/10 放送

 世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 私たちは時々、自分にどのような益を与えてくれるかで友を判断してしまうことがありますねえ。 また逆に自分がそのように判断され、友が去っていく悲しみを経験することもあります。 あなたはいかがでしょうか。 

 主イエスは当時の社会の中で人々から顧みられない人々、貧しさや悲しみを背負っている人々と一緒に歩まれました。 人々が友とはしない人々の友として歩まれたのです。 それどころか、旧約聖書の専門家で人々に決まりを守らせようとする律法学者たちから「罪人」と呼ばれていた人たちと主イエスは一緒に歩まれ、彼らの友として一緒に食事もされました。 聖書はこう記しています。 

 パリサイ派の律法学者たちは、イエスが罪人や取税人たちといっしょに食事をしておられるのを見て、イエスの弟子たちにこう言った。
 「なぜ、あの人は取税人や罪人たちといっしょに食事をするのですか。」
 イエスはこれを聞いて、彼らにこう言われた。
 「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」
 新約聖書 マルコの福音書 2章16節、17節 
 
 主イエスが貧しい人々・弱い人々と共に歩まれ、彼らを友とされたのは彼らが自分の弱さ愚かさを知っていたからでした。

 彼らを裁いていたパリサイ派の律法学者たちも罪人です。 すべての人間に自己中心の愚かな罪があるのですが、この律法学者たちは自らを義とし、自分の罪や弱さを認めようとしませんでした。 自分を誇り、他の人を見下げ、つぶやいていたのです。 あなたはいかがでしょうか。 

 主イエスはあなたにもこう語り、そして招いています。 
 「わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」 

 主イエスは、自分の心のきたなさを認めへりくだり罪を心から認める人を救うために来られました。 主イエス・キリストはあなたの心の中にあるものをすべて御存知です。 あなたの自己中心な罪深さや弱さを御存知で、あなたを愛し、あなたの友として歩んでくださるために来てくださったのです。 あなたにもこの方を自分の罪の救い主として心から受け入れ、一緒に歩んでいただきたいと願っています。
 
   (PBA制作「世の光」2010.12.10放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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