♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■救い主誕生の預言

2010年12月17日 | Weblog
2010/12/17放送

 世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。 

 今日は、神のことばを預かるという意味の「預言」--その成就--という視点から聖書の信頼性を考えましょう。 

 まず救い主誕生の預言が記された旧約聖書をお読みします。 
 「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」 旧約聖書ミカ書5章2節

 ここには救い主がどこで産まれるかということが紀元前8世紀に活躍した預言者ミカによって記されています。 ベツレヘムは本当に小さな村でした。 しかしそこから真の王である救い主が誕生するというのです。 そしてその通りに救い主キリストはベツレヘムの家畜小屋で誕生しました。 それはこの預言から約700年後の小さな出来事でしたが、世界を変える出来事でした。

 救い主に関する聖書の預言はおよそ300。 主なものでも48あります。 救い主がどのように産まれ、どのような人生を送り、どのように殺されよみがえるか、驚くほど詳細な預言があり、そのすべてがキリストの生涯に成就しました。 それはあとからキリストの生涯に合わせて記述を変えたのではないか、と学者たちに思わせるほどです。 しかし旧約聖書の写本の歴史性は明確であり信頼できるのです。 

 ある学者が救い主の預言が成就する確立を計算しました。 主な48の預言が歴史上の一人にすべて成就する確立は10の157乗分の1なのだそうです。 1の後ろに0が157個も続く莫大な数字分の1というのですから、偶然では不可能で、救い主の誕生と生涯は始めから神の計画通りであったとしか考えられません。

 歴史上の人物で誕生から死に至るまで預言され、すべてが成就したものが他にいたでしょうか。 歴史を貫いて神があなたを愛している証しを明確に示してくださっています。 神はあなたを愛し、あなたに生きる力と希望を与えるためにこの救い主を送ってくださいました。 あなたも聖書の語る愛なる救い主を心から信じ、本物の喜びと平安、そして希望を御自分のものとなさいませんか?
 
   (PBA制作「世の光」2010.12.17放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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