3日(水)は憲法記念日。地元紙の神戸新朝刊の一面大見出しは「改憲『気運高まらず』71%」と大きく打ち出し、「世論調査改正「必要」は72%」と小見出し。記事を読んでみると、共同通信社の郵送方式での調査結果であるとし、各質問項目の結果が出ている。一番高い数字は小見出しの「憲法改正の必要性」の「ある」と答えた人が72%あり、「ない」とした人が27%だった。その差は大きく開いており、7割以上の人が憲法改正の必要性を認めている(どちらかといえばを含む)。で、「国民の間で憲法改正の気運は高まっているか(どちらかといえばを含む)の質問では、「高まっている」が28%、「高まっていない」が71%と出た。この2つの結果を神戸新聞は、「改憲『気運高まらず』71%」と大見出しにした。どういう意味だろう、と首をかしげてしまう。調査結果を素直に見れば、国民の間では憲法改正を必要だとする人が72%もあるのに、「気運が高まっていない」と思う人が71%もあるというのは、今はそれどころではない、他に重要なことがある、といった意味だろうか。あるいは、国会での憲法論議が国民の間に十分伝わっていない、という意味だろうか。国会での憲法論議を急ぐ必要があるとする人が49%、急ぐ必要はないが48%でほぼ同じとなっている。いずれにしても、憲法改正が必要だと思っている人が72%もある、という調査結果にもっと注目すべきだ。私なら、大見出し「改憲必要72%」、小見出し「国会での『改憲論議』急げ49%」と打ち出すが。
今日は8時には五峰山光明寺へ。山頂には4つの塔頭寺院があり、お釈迦様の誕生日を祝う花まつりが行われ、本堂や大慈院では花はじめの法要が、また、遍照院では写経体験や重文の仏像の拝観などが催されている。多くの人がお参りや見学に急坂を歩いて登っておられた。
午後3時からは、闘龍灘で、鮎まつりの行事、小学生による稚アユの放流が行われた。コロナ禍で実施できなかった3年分も含めて行われ、例年より多くの小学生、親子が参加し、久し振りの賑わいだった。加古川内水面漁協によれば、2000匹の稚鮎を用意した、とのことだった。
夜は、これも久し振りの花火大会が行われた。春のこの時期の大きな花火大会は珍しく、コロナ禍で行われなかった分も楽しもうと、例年以上の多くの見物客が訪れ、夜空に開く大輪の花、加古川の流れに映る光、そして光る度に照らし出される闘龍灘の奇岩の景色を満喫した。
今日行われた、高校野球の春季県大会準々決勝で、社高校が市西宮高校を2-0で破り、4強へとこまを進めた。行事に一緒に出席していた岩根市長、藤井商工会長らとその朗報に喜んだ。