23日(月)秋分の日。午前3時過ぎに目が覚めた時には強風が音を立てて吹いていたが、夜が明ける頃には風も弱まっていた。暴風警報は発令中だったが、玄関に国旗を掲げることでできるほど治まっていた。朝のうちに彼岸の墓参りを済ませた。だが、予定されていた山田錦探訪ウォークは中止との連絡が入った。残念だが仕方がない。
11時頃、山田錦乾杯まつり会場の社中央公園ステラパークへ。会場はすでに多くの人出で賑わっていた。全国から加東市産山田錦を使って日本酒を造っている19の蔵元が参加し、各ブースでは大吟醸や純米酒などのおいしい酒を楽しむことができる。また、地元山国地区の肉めしをはじめグルメも人気で、友人グループや家族連れなど各テーブルで「乾杯!」の声が上がっていた。
12時30分には鏡割りが行われ、ゲストの吉田類氏も参加。さらに盛り上がった。7回目を迎える乾杯まつり。回を重ねる毎に人気が高まり、酒米の王様山田錦の主産地に不可欠のイベントになってきたことを実感した。
会場では、地元加東市唯一の酒蔵の神結酒造から順にブースを回って日本酒を楽しんだ。赤穂市から奥藤商事さんも初参加。「忠臣蔵」繋がりで縁の深い赤穂と加東に新たな日本酒の縁ができた。毎年顔なじみの蔵元を回りながら笑顔で挨拶と一杯ができる、そこが乾杯まつりの魅力でもある。