▲加古川と油谷川の合流点(加東市河高)上の写真は午後5時前一面冠水。下は正午頃。
▲闘龍灘のようす(加東市上滝野) 午後5時10分頃 公園のすぐ下まで水位が上昇
▲河高排水樋門での排水作業のようす
▲国道372号で、山からの水が道路に溢れ、水しぶきをあげて通過するトラック
17日(金)、夜半から雨が降り続いている。台風情報を見ながら、家の中から時々外のようすをうかがう。風は大したことはないが、強い雨が降り続いている。
10時前、加東市内の国道372号で、道路が一部冠水しているので見に来てほしいという連絡が入り、早速現場へ。三草山と三草川にはさまれた箇所で、山からの水が側溝から溢れ道路に流れ出ていた。通行する自動車は手前で速度を落とし、それでも大きな水しぶきを上げて通過している。深いところは10センチほどだが、スピードが出ていればハンドルを取られることもあるのではないかと心配になる。大雨になると出現するという三草山からの「滝」の存在も確認した。
現場から東条川へ。加東市松沢の無堤地区の状況を見に行った。小田井堰の下流側は川の水位が上がると、下流の方から浸水してくる。上流の鴨川ダムの放流も行われており、大雨の時には心配な箇所である。
次に三草川と千鳥川の合流地点へ。水位が上がり、濁流が流れている。
さらに加古川へ。加東市の最上流の多井田地区、闘龍橋の東詰の畳屋さんに寄ってみた。いつも階下から浸水する。昼の段階ではまだそこまで水位は上がって橋を渡り対岸の上滝野地区の闘龍スクエアへ。すでに闘龍灘の奇岩は濁流にのまれ、波しぶきを上げて逆巻いていた。地元の方と少し話して、次は下滝野地区と河高地区の境辺りへ。加古川に流れ込む油谷川との合流点でもあり、増水の時には一面浸水状態になる。加古川の河床掘削工事が行われ、その効果もどうなのか、という関心もあった。油谷川のようすを見に出ておられた地元の方と少し話をすることができた。
さらに下流へ向かい、福田橋を渡って家に戻った。
午後2時過ぎ、事務所に出て事務。ケーブルテレビで河川監視カメラのライブを視ながら仕事をする。来客と一緒にライブを視ていると、どうも水位が下がらない。雨の降り方も強くなってきた。台風は日本海に出たというのに、太平洋から吹き込む湿った空気の影響で雨が降り続いているわけだ。
午後4時頃、もう一度加古川の状況を見に行く。河高の安取排水樋門へ。すでに加東市の排水機が稼働中だった。ここは内水が溢れる。ゲートの管理小屋では地元の方や加東市の担当職員が水位を心配そうに見守っていた。
次に河高の油谷川の合流点が見える地点へ。すでに道路は冠水して通行止めになっており、消防団が警戒に当たっていた。さらに闘龍灘へ。水位がだいぶ上がり、スクエアのすぐ下まで水が来ている。河畔の宿泊施設の客も心配そうに見入っていた。
台風11号による雨は夜になっても強く降り続け、県内各地で避難指示が出され、鉄道や高速道路も止まっている。これだけ長時間降り続けると、土中の水分も飽和状態になっている。テレビの気象予報でも土砂崩れ等の災害の危険があると指摘していた。
四国や紀伊半島では河川の氾濫や土砂崩れなどの災害が発生している。短時間の豪雨も危険だが、今回のように長時間にわたる大雨でも、加古川や東条川などの無堤地区では増水による洪水の危険にいつも大きな不安を抱えている。河川改修工事のさらなる促進を実感した。
▲闘龍灘のようす(加東市上滝野) 午後5時10分頃 公園のすぐ下まで水位が上昇
▲河高排水樋門での排水作業のようす
▲国道372号で、山からの水が道路に溢れ、水しぶきをあげて通過するトラック
17日(金)、夜半から雨が降り続いている。台風情報を見ながら、家の中から時々外のようすをうかがう。風は大したことはないが、強い雨が降り続いている。
10時前、加東市内の国道372号で、道路が一部冠水しているので見に来てほしいという連絡が入り、早速現場へ。三草山と三草川にはさまれた箇所で、山からの水が側溝から溢れ道路に流れ出ていた。通行する自動車は手前で速度を落とし、それでも大きな水しぶきを上げて通過している。深いところは10センチほどだが、スピードが出ていればハンドルを取られることもあるのではないかと心配になる。大雨になると出現するという三草山からの「滝」の存在も確認した。
現場から東条川へ。加東市松沢の無堤地区の状況を見に行った。小田井堰の下流側は川の水位が上がると、下流の方から浸水してくる。上流の鴨川ダムの放流も行われており、大雨の時には心配な箇所である。
次に三草川と千鳥川の合流地点へ。水位が上がり、濁流が流れている。
さらに加古川へ。加東市の最上流の多井田地区、闘龍橋の東詰の畳屋さんに寄ってみた。いつも階下から浸水する。昼の段階ではまだそこまで水位は上がって橋を渡り対岸の上滝野地区の闘龍スクエアへ。すでに闘龍灘の奇岩は濁流にのまれ、波しぶきを上げて逆巻いていた。地元の方と少し話して、次は下滝野地区と河高地区の境辺りへ。加古川に流れ込む油谷川との合流点でもあり、増水の時には一面浸水状態になる。加古川の河床掘削工事が行われ、その効果もどうなのか、という関心もあった。油谷川のようすを見に出ておられた地元の方と少し話をすることができた。
さらに下流へ向かい、福田橋を渡って家に戻った。
午後2時過ぎ、事務所に出て事務。ケーブルテレビで河川監視カメラのライブを視ながら仕事をする。来客と一緒にライブを視ていると、どうも水位が下がらない。雨の降り方も強くなってきた。台風は日本海に出たというのに、太平洋から吹き込む湿った空気の影響で雨が降り続いているわけだ。
午後4時頃、もう一度加古川の状況を見に行く。河高の安取排水樋門へ。すでに加東市の排水機が稼働中だった。ここは内水が溢れる。ゲートの管理小屋では地元の方や加東市の担当職員が水位を心配そうに見守っていた。
次に河高の油谷川の合流点が見える地点へ。すでに道路は冠水して通行止めになっており、消防団が警戒に当たっていた。さらに闘龍灘へ。水位がだいぶ上がり、スクエアのすぐ下まで水が来ている。河畔の宿泊施設の客も心配そうに見入っていた。
台風11号による雨は夜になっても強く降り続け、県内各地で避難指示が出され、鉄道や高速道路も止まっている。これだけ長時間降り続けると、土中の水分も飽和状態になっている。テレビの気象予報でも土砂崩れ等の災害の危険があると指摘していた。
四国や紀伊半島では河川の氾濫や土砂崩れなどの災害が発生している。短時間の豪雨も危険だが、今回のように長時間にわたる大雨でも、加古川や東条川などの無堤地区では増水による洪水の危険にいつも大きな不安を抱えている。河川改修工事のさらなる促進を実感した。