武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
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昨日(2011年5月31日)の朝日新聞朝刊記事『原発防災は「プランB」が必要 ソニーコンピュータサイエンス研究所長 北野宏明』の冒頭を読んであぜんとしてしまった。
内容は、今の原子力防災計画では全く不十分なので、財源の確保やペット・家畜の避難も含めたいくつもの現実味のある緊急避難案をつくって公表すべきだというもので、それには異議はありません。
だけどさ、
工学を知る人間なら「原発が絶対安全」という主張はウソだと理解できる。自己の確率を非常に小さくするように努力はできるが、事故を起こらなくすることはできない。
って、これ、あとだしじゃんけんみたいじゃないの。尻馬に乗るってこういうこと?
そういう知識を広めたり、安全に貢献するのって科学者の義務でもあると思うんだけど、事故が起きる前に何らかの啓蒙などをしたんだろうか。無知な私が北野さんの原発に関する活動を知らないだけなんでしょうね。
東電や政府機関などの原子力発電にかかわっている関係者のなかには“工学を知る人間”が当然いるよね。なのに絶対安全と言い切ってたよね。北野さんはそういう人たちについてはどう考えてるんだろう。
などなどいろんな思いや疑問が頭を駆けめぐったのでした。
高木仁三郎さんの著書を読んでいるときなので、それと比べてがっかり感がより深まっちゃったんだろうなあとは思うけど。
科学者への不信感を北野さんに八つ当たりしてしまったようで申しわけないけど、なんかねー、とかとかですわ。
いつもありがとう!
そして、正義の鉄拳をありがと!!!