今朝の東京新聞社説から抜粋します。
はい、アタクシしつこいです。東京新聞さんもずうっと原発のことを追っかけてくれて嬉しいですゼ。
●廃炉費用 いつの間にか高くつく
福島第一原発の天文学的事故処理費用、「過去に原発の恩恵を受けてきたから」と、結局は国民に広くツケ回し。過去に支払い済みの料金を値上げして、差額を徴収するなんて。そんなの、ありか。
東京電力福島第一原発の事故処理費。二十一兆五千億円。二〇一三年の暮れまでは十一兆円と見積もられていたが、二倍近くに増えた。
この先いくらかかるか分からない、天井知らずということだ。
その費用は、誰が払うのか。
東電が賄うならば、電気代、政府が肩代わりするなら税金-。結局は、消費者、国民に、ツケが回るということだ。
賠償費用も約八兆円。経済産業省の考えるツケ回しの手法は、あまりにも理不尽だ。
託送料金。すなわち、電力自由化後も既存大手の独占状態にある送電線の利用料を引き上げて、原発の電気を買わない新電力の利用者からも、「過去分」として、広く、浅く、取り立てようというのである。「新電力の利用者も、過去に原発の恩恵にあずかったから-」と、よく分からない理由をつけて、東電救済にひた走る。
もちろん、被害者の補償を含め、事故の後始末には十分な予算をつぎ込むべきである。しかし、だからこそ、「原発の電気は安い」などとは言わせない。
国民は政権を持つ者たちの奴隷じゃないのよさ。バカだから適当なこと言っとけばいくらでも搾り取れると思うなよ。
あたしら国民もちゃんと知って考えて声をあげなきゃね。
社説の中で、「政府は避難指示を徐々に解除し、賠償を順次打ち切る方針だ。被害者の救済には原因企業の存続が不可欠と言いながら、事故原因の究明、被害の実態把握はそこそこに、補償費の抑制をひたすら急ぐ-。水俣事件とそっくりだ。」とも言ってる。
これが自民党政府のやり方なのね。うーむ、伝統芸かや。
この政党じゃダメじゃん。かえなきゃいくらでも国民を犠牲にするってことだよ。かえよう。
原発いらない。戦争いらない。
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