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清水寺2 三重塔、隋求堂、本堂(東山中央散策3)

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写真は、奥の院から見た桜の頃の本堂

参道を上がっていくと、朱塗りの大きな門が見えます。
これが仁王門です。
三重塔
仁王門をくぐると、まず左手に鐘楼、さらに右手に三重塔があります。
通常三重塔の扉は閉まっていますが、2016年11/1~11/5までは、西国33か所霊場草創1300年記念で開扉されました。
通路側が正面となり、内部の中央には金剛界の大日如来像がお祀りされています。
またそれを囲うように4本の柱があり、それぞれに如来像が描かれていました。
梁の部分には迦陵頻伽も描かれていました。

随求堂
道の突き当りが隋求堂(ずいぐどう)で、“胎内めぐり”ができます。
胎内めぐりとは母のお腹へ戻って、心身を見つめ直せという意味だそうで、真っ暗な地下の廊下を1周して戻ってきます。
拝観料は100円です。
一筋の光もなく全く真っ暗で、何かにぶつかりそうな気がして非常にコワいです。
2018年3/2~3/18と10/5~10/15に、隋求菩薩坐像の御開帳がありました。
お堂の右手から入り、100円を納めます。
奥に進んだ内陣中央に隋求菩薩坐像が、右脇壇に千手観音像、左脇壇に十一面観音像がお祀りされていました。
右から左に内陣前を通過し、そのまま胎内めぐりの階段へ降りるルートになっていました。

経堂
隋求堂の前を通過して、さらに先に進むと経堂があります。
通常は非公開ですが、例年2/15~2/23まで涅槃図がここで公開されます。
涅槃図は、京狩野派の山口雪渓の筆です。
正面中央には釈迦三尊像がお祀りされており、天井には岡村信基の筆の円龍が描かれています。

経堂の横を道なりに階段を上がると、正面に轟門が見えてきます。
ここまでは無料です。

本堂
轟門の前で、本堂の拝観料400円を納めます。
門を入って廻廊を抜けると本堂で、ここが有名な“清水の舞台”です。
舞台に手すりは付いていますが、外に向かって下にたわんでいるので、結構コワいです。
この下は錦雲渓(きんうんけい)といわれる谷で、舞台から見る錦雲渓の景色はさくら、紅葉も含めて圧巻です。
通常本堂は内陣まで上がってお参り出来ますが、奥の内々陣にある本尊 十一面千手観音像のお厨子は閉まっており、お前立がお祀りされています。

毎年8/9~8/16の9:00~17:00(8/14~8/16は18:30~21:00も)は、千日詣りで内々陣に入ってお参り出来ます。
轟門を入ると左側が内々陣へ、右手が舞台直行のルートになります。
下足して内々陣に入り、内々陣の左手側から時計回りで1周します。
お厨子の真裏と正面に清水式の十一面千手観音像(お前立)がお祀りされています。



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