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2015 12/27の拝観報告(知恩院 除夜の鐘 試し撞き)


写真は、試し撞き

第4日曜日です。
長男は塾の冬期講習の最終日。
次男は僕と論語塾へ。
論語塾では素読の後に、お餅つき大会がありました。

13:00頃、次男と僕は帰宅。
長男はその少し前に妻と帰宅。
急いで昼食を食べて、13:20に自宅を出ます。
バスで知恩院へ。

13:45頃に到着。
14:00~の除夜の鐘の試し撞きを観に参りました。
除夜の鐘の本番は夜だし、何よりメチャ人が多いので勘弁(笑)。
それに今年は12/27が日曜日。
行くしかないでしょう(笑)。

予想通り、見物の方が多かったです。
鐘の奥側は15分前の到着では入り込めない程。
何とか写真の場所なら先頭を確保出来ました。

当日の詳細は、本編に加筆しておきました。

毎年夕方のニュースで報道されるので、この日も柵内には多数の報道陣が。
しかし20分ぐらいで画を押さえると、ササッと帰って行かれます。
見物人も同様で、20分ぐらいで帰る人が出始めます。
最初から見ることにこだわりがなければ、14:30頃に行かれるといいでしょう。

そしてあの巨大な鐘の音は迫力があります。
それにやはりあの撞き方でしょうね。
ダイナミックです。
長男もTVでみたことがあったようで、チョー喰いついていました(笑)。

あと鐘を突く前に、ストーブで鐘の内部の空気を直前まで暖めておられました。
これを科学的に考察します。
・暖めた空気は軽くなるので上昇し、鐘の内部に滞留します。
・そして音速は温度が上がるほど速くなります。
・片や、V(音速)=f(振動数)×λ(波長)で、fは鐘固有の振動数なので一定。
 上記のように温度が上がるとVが大きくなるので、結果λが大きくなる。
・よって「高い音が出る」ということになります。

高音の方が鐘の聞こえ方がきれいなんでしょうか。
そんなことを考えながら見ていました(笑)。

そして我々も14:40頃には満足して、家路に着きました。

2015年の拝観活動は、これで終わりです。

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満福寺


写真は、境内

満福寺は四条大宮付近にある、浄土宗寺院です。

アクセス
阪急の大宮駅で下車し、1番出口から地上へ出ます。
細い大宮通を北上します。
約380m進み、3つ目の交差点(大宮六角郵便局の先)を左折します。
そこからさらに約100m先、善想寺の隣に満福寺の表門があります。

拝観などはしておられませんが、予約しておくと本堂内をお参りさせて頂けました。
御朱印はなし、由緒書きはカラーのものがあります。

1618年にこの地に前田利家の舎弟である利信により創建されました。
当初は慶立山松樹院と号し、利家の正室松の菩提を弔っていたのではないかと推測されています。
江戸時代の天明の大火でほぼすべてを焼失したものの、7年後には再建されたそうです。
昭和24年に現在の加賀山六度満行院満福寺と改称されました。

平成12年から改修をされており、境内はかなりきれいです。
表門の右手に観音堂があります。
小窓から中央に十一面観音像、左手に毘沙門天像、右手に地蔵菩薩像がお祀りされているのが見えます。
表門をくぐると、右手前から、庫裏そして本堂、左手奥には宝篋印塔、その手前には池のある庭園があります。

本堂には正面から入ります。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像と観音、勢至菩薩像が両脇にお祀りされています。
内陣背後の壁にはきれいな二十五菩薩来迎図(江戸時代)が、中陣の欄間には琵琶や笙を演奏する天女が描かれていました。

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