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泉涌寺7 今熊野観音寺(東山南部散策34)
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写真は、紅葉の本堂前
西国観音霊場の三十三所巡礼の第15番札所、泉涌寺七福神めぐりの恵比寿神です(簡易地図)。
ここに来る途中に朱塗りの橋がありますが、ここも紅葉がとてもきれいです。
拝観は無料です。
まず参道の途中に建つ、子護大師の像にお参りします。
続いて左手の階段を登ると正面に本堂があります。
本尊は弘法大師作と云われる十一面観世音菩薩ですが秘仏ですので、通常はお厨子が閉まっておりお前立ちがお祀りされており“ぼけ封じ観音”だそうです。
ここは門もなく拝観料も不要ですので、早朝でも拝観が可能です。
また本堂の右手に隣接して地蔵堂が、左手奥に大師堂があり、大師堂の後の竹林を登ると朱塗りの多宝塔の医聖堂があります。
地蔵堂と大師堂は通常非公開ですが、2023/6/24 そうだ 京都、行こうツアー「弘法大師生誕1250年 名水×名所探訪」で内部に入れました。
地蔵堂の内陣中央には地蔵菩薩像が、左右には弘法大師像がお祀りされており、右手は本堂につながっています。
大師堂は内陣中央に弘法大師像がお祀りされており、毎年6/15の青菜まつりの際はこちらで法要が行われ、その際は内部でお参りが出来るそうです。
四国八十八ヶ所お砂踏法要
毎年9/21〜9/23の9:00〜17:00まで四国八十八ヶ所お砂踏法要が行われ、本尊の十一面観世音菩薩像が御開帳されます。
本堂左手のテントで1300円を納めて、本堂左の書院に入ります。
その際に90枚ぐらいの御札を頂きます。
入って正面の授戒所では、定時で授戒(お話とお参り)があります。
左手の廊下を進むと、途中の右手にお茶室があります。
さらに先に進んだホールが、四国八十八ヶ所お砂踏の会場です。
ホールの入口で”おいずる”という羽織を頂き、羽織ります。
そして88か所それぞれの現地の砂が入った袋の上に乗り、頂いた御札を入れて順にお参りしていきます。
お参りの際、各所に5円程度のお賽銭を入れていかれる場合には、ホール入口で5円玉×90枚程度の両替も用意されています。
お参りが終わると、書院右手の本堂へ。
本堂内陣の中央奥に本尊の十一面観世音菩薩像が御開帳されています。
しかし外陣からの拝観なので左右からの角度があまりなく、さらに正面にはお前立ちがあるので非常に見にくいです。
脇仏は不動明王像と毘沙門天像です。
内陣の左手には薬師如来像と十一面観音像、右手には准胝観音、三面大黒天、恵比須神などがお祀りされていました。
2016年10/29~11/13の9:00~16:00まで、西国33か所霊場草創1300年記念で内陣の特別公開がありました。
本堂の右手から入り、中で受付をします。
拝観料は200円でした。
外陣の左手から内陣に入ります。
本尊のお厨子の近くでお参り出来ました。
右手から外陣に戻ります。
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