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千本釈迦堂(北野散策18 最終)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e3/43f56384c3a7803f55b6153e8a908833.jpg)
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写真は、満開の阿亀桜と国宝の本堂
正式名称は“大報恩寺”で、見事な枝垂桜があることと、12/7、8の“大根焚き”で有名です。
「北野天満宮」からの場合は東門を出て、左前方の五辻通を進みます(簡易地図)。
すぐの左手にやきもちの “天神堂”があります。
さらに大きめの七本松通を過ぎた左手に「千本釈迦堂」が現れます。
市バス利用の場合は、上七軒のバス停下車で七本松通を北に曲がります。
本道の右横に細い道があり、この突当りが“正門”です。
正門を入り参道を進むと、左手から稲荷社、北野経王堂願成就寺と並びます。
さらに正面には国宝の本堂、右手には不動明王堂とその先におかめ物語の“おかめ塚”があります。
おかめ塚と本堂の間に立派なさくらがあり、“阿亀桜(おかめざくら)”といわれています。
お寺自体はそんなに大きくはないです。
500円で本堂と霊宝殿に拝観できます。
本堂左手の寺務所で受け付けをして、奥に進みます。
右手が本堂で、左手が霊宝殿です。
本堂は応仁の乱の際に、西軍の陣にもなっていました。
その時の名残で、本堂の右手の柱には、試し切りした刀傷跡が残っています。
1227年の建立以来焼失を免れており、京都市街地では最古の木造建築です。
内陣には行快作 本尊の釈迦如来像(重文)がお祀りされていますが、通常は非公開です。
しかし2/3の節分、8/8~8/12、8/16の六道参りと12/7~12/8の大根焚きの際は、御開帳されます。
ただし外陣からですので、結構遠いです。
お堂の奥には、おかめの面や人形が無数並べてあります。
千本釈迦念仏
3/22は14:00から本堂で法要があります。
13:00頃から準備が始まります。
涅槃図はこの日だけ公開されます(自由に撮影できます)。
本堂左手に13:20頃には掛かります。
この時間からは本堂は正面から無料で入れます。
法要は1時間程度で終わります。
霊宝殿には、
・十弟子像(快慶作 重文)
・六観音像(定慶作 重文)
・傳太子並びに二童子像(重文)
などがズラリと並んでいます。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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秘仏本尊の釈迦如来坐像はじめ、十代弟子像・六観音像などが揃って東下りされるようです。
マスコットキャラの埴輪の名前がトーハクくん。本館前の巨木のキャラがユリノキちゃん。
とらリンとはお友だちだそうです。
脱線しました・・。
台風24号の影響で海外旅行が中止になったので、初日の今日行ってきました。
釈迦如来・十大弟子・六観音は一体づつ離して展示され、それぞれ後ろまで回って見ることが出来ました。
六観音像は10月30日から光背を取り外した状態で展示されます。
4月23日~6月16日です。
東京で撮影できたのは「聖観音菩薩立像」だけでしたが、九州では六観音すべてが撮影OKです。
諸仏像がお帰りになっていないという事は、宝物館ではまだ“いつもと違う”寺宝が展示されているという事でしょうか。
もう何年も行ってないのですが、気になりました。
参考までに、東寺の宝物館は現在ほぼ文書類になっています。年4回行ってるので今期も行ってみましたが、一番おすすめできない感じ。トーハク行きましょう。(笑)
たぶんその時と同じ展示だと予想して、来週に行く予定でいます。
真言八祖画や十二天画などのようですね。絵だともう展示替になってるかもしれないので悩みます。
もし来週行くようでしたら、どんな感じだったか教えて頂けると助かります。
全く関係ないですが、清水寺本堂内の仏像展示が今年入ってから一時的に若干変わってる模様。厨子の漆塗り直しとかで、二十八部衆のうち12躯と御前立の計13躯が最前列に出てきてて良く見えます。但しそれ以外はシートで覆われて見えなくなりました。