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泉涌寺5 特別拝観2 霊明殿(東山南部散策32)

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写真は、霊明殿の前庭(背後の左が仏殿、右が舎利殿)

霊明殿は御座所の南側、御座所庭園の正面にある大きな建物で、天皇家の御位牌が安置してあります。
この背後に宮内庁が管理する“後月輪陵”という天皇陵があります。
普段は非公開で、定期的な公開もありません。
今回は、2012/4/25の京都検定現地講習会で拝観した時の報告です。

まず御座所の廊下をまっすぐに進みます。
やがて扉に突き当り、順路は左に折れて御座所庭園が現れます。
この扉の奥に黒い廊下があります。
廊下の途中に階段があり、昔は従五位以上(殿上人)でないとこの上には上がれなかったそうです。
霊明殿の向かって左側に廊下があり、この外周の廊下を歩き正面まわります。
石庭のような前庭と正面に唐破風の門があります。
霊明殿の内部は外陣、中陣、内陣に分かれています。
我々はもちろん外陣まで。

中陣にある仏具などのすべてに”菊花紋章”が刻まれています。
内陣は3部屋で、正面の部屋に孝明天皇、明治天皇、大正天皇、昭和天皇とその皇后の御位牌があり、右手の部屋に第87代四条天皇、左手の部屋には第108代後水尾天皇以下第120代仁孝天皇の御位牌があります。
中陣の天井が、二重折上小組格天井でしたので(最も格の高い方の天井)、内陣の天井はどんなことになっているのかと思いました。

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